いももすのブログ

高校三年生が日記を書きながら書くブログ。

あこがれるよね〜!♯8 都々逸

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 あこがれるものを紹介する「あこがれるよね〜!」第八回です。

 

 第一回アメリカンジョーク」

 

imomosu.hatenablog.com

 毎週土曜日午後10時更新、全12回を予定しています。

 

 第八回は「都々逸」です。

 

 皆さんは、「都々逸(どどいつ)」を知っていますか?

 

 7・7・7・5のリズムの詩で、江戸時代の末期に確立されたものらしいです。また、この世の全てが載っていることでお馴染みのwikipediaには、主に男女の恋愛を題材にしたものが多かったので「情歌」と呼ばれていたことが書かれています。

 

 僕は、今敏監督の「パプリカ」という映画を大変好いておるのですが、劇中のとあるシーンで、というかまぁまぁ多くのシーンで、都々逸を用いた・・・なんというのでしょう、まぁ、「狂気」が繰り広げられます。有名なシーンでもあるんですが、僕はそのシーンが大好きで、それが都々逸を知るきっかけになりました。

 

 俳句の正統派なリズムに慣れすぎて、最初はその変則的なリズムに戸惑いますが、いくつか読んでいるとだんだんとそのリズムがクセになってきます。

 

 例えば、カードゲーム化(!?)もされたあの句

 「三千世界の烏(からす)を殺し ぬしと朝寝がしてみたい」

 

 ちゃんと7775になってますね。

 これは(多分)高杉晋作遊郭の遊女に向けて詠んだものだそうです。

 「烏が鳴いたら家に帰らなくちゃいけない→あなたから去らないといけないから、世界中の烏を殺してでもずっとあなたのもとにいたい」という、熱い恋心を描いた詩だそうです。

 

 というわけで、かっこいいから僕も詠んでみましょう。そういう記事です。

 

 

 

 「文字をタイプする暗い部屋の中 ブルーライトに照らされて」

 ブログを書いている今の状況を詠んでみました。とりあえず電気つけてきます。

 

 「電気つけるには早すぎる時間 カーテン開ければ済んだこと」

 電気をつけてみて気づきました。今まだ5時半だよ。

 

 「かいけつゾロリは心のふるさと 遊び心を忘れない」

 かいけつゾロリのことをふいに思い出したので。僕は恐怖の超特急が好きです。

 

 「飛べよロケット月まで飛んで 兎を捕まえ戻ってこい」

 月を見ていたらそういう気持ちになったことがあります。

 

 「権利幸福嫌いな人に 自由党おば飲ませたい」

 オッペケペッポーペッポッポー

 

  

 いい感じにいろいろ作れました。めっちゃ楽しかったです。

 みなさんもやってみてはいかがでしょうか。

 あと、7775に乗せたままで怪談話を作ってみたんですが、結構長かったし、怪談そのものも、見せられるものじゃないので切っちゃいました。

 でも作る段階はめちゃくちゃ楽しかったので、こちらもやってみるといいかもしれません。

 

 

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春休みが終わるけど、何も無かったから記憶を捏造する。

<注意>

 この記事にはなぜか、ペルソナ3のエンディング曲「キミの記憶」に関する記述が含まれています。ペルソナ3をプレイ中の方がもしいたら、読むのを控えたほうがいいと思います。

 

 

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 いや〜春休みが、あと大体90分くらいで終わってしまいますね!(投稿時)

 

 二週間くらいあった春休み。明日からまた学校に自転車を走らせなければいけないと考えると、気が重くなりますね。

 

 で、今日は、僕の春休みがどんなものであったかを皆さんに紹介したいと思います!

 まずは、あったことを箇条書きにしていって一つずつ紹介していこうかな!

 

春休みあったこと!

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 ・・・何もねぇ〜〜〜〜〜・・・。

 マジで一切記憶に引っかからない。この春休み、別の人格の僕が過ごしていたのかというくらい記憶がない。

 強いていうなら、「冷凍ブルーベリーを食った」という報告のしょーもねー記事と、「お嬢様になりたいんですわよのさ!アッチョンブリケ」という頭おかしい記事を書いたという思い出があります。泣くかも

 

 春だし散歩したかったな、友達とどっか行きたかったな、買ってまだ読んでない本とか読みたかったな、冷凍ブルーベリーじゃない何かを食べたかったな、という気持ちが次々と頭の中を疾走し、同時になぜかペルソナ3のエンディング曲「キミの記憶」が脳内再生されて、涙が流れそうになりました。

 

キミの記憶

キミの記憶

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 こうなったら記憶を改竄して、嘘の記憶であるそれを「ぼくのはるやすみ」ということにして春休みを楽しみ直しましょう!「キミの記憶」が流れた意味よ。

 

 

 

 で、今日は、僕の春休みがどんなものであったかを皆さんに紹介したいと思います!

 まずは、あったことを箇条書きにしていって一つずつ紹介していこうかな!

 

春休みあったこと!

  • 公園にお散歩に行きました!
  • 友達とディズニーランドに行ってきました!
  • ドグラ・マグラ1984を読みました!
  • 普通のブルーベリーを食べました!

 

 はいっ!以上が僕の春休みにあった主な出来事なんですが!一つずつ紹介して言いたいと思います!

 

公園にお散歩に行きました!

 春ということで外はぽかぽか暖かい!陽の光も浴びずに「アッチョンブリケ」とタイプしているなんて健康に悪い!ってことで、近所の公園に行ってきました!

 やっぱり、この時期は桜が満開!すごく綺麗でした!あったかぽかぽかな陽の光を浴びながらベンチでお弁当を食べていると、モズクの上に桜の花びらが落ちてきて、平和な気持ちになりました!

 

友達とディズニーランドに行ってきました!

 せっかくの春休みなのに、友達と会わずに1時間近くの長電話で「お前の結婚式の余興ではセーラーマーキュリーのコスプレをして落語の時そばを演ってやる」とか話していたら、せっかくの関係も廃れちゃう!ということで、小学校の時からの友達二人と東京ディズニーランドに行ってきました!

 やっぱり、この時期は春のイベントで大盛り上がり!ミッキー達が桜の色を基調とした服を着て「さくらさくら」を琴で弾くというショーで、ミッキーが「すいません、お客様の中で琴の経験者の方はいらっしゃいますか?」って言って教えを乞うたりするのが楽しかったです!

 盛り上がりすぎて、友達が帰りの新幹線で超大声で「さくらさくら(vo.ミッキーマウス)」を歌ってしまって、全然まだ駅あるのに途中下車させられて、金もないので徒歩で帰ることになったのも、いい思い出です!

 

ドグラ・マグラ1984を読みました!

 前勢いで買って、いつか読もういつか読もうと思っていたドグラ・マグラ1984をこの機会に完読しました!

 ドグラ・マグラは、記憶を失った主人公が、精神病院で記憶を取り戻すためにいろいろするというストーリーで、日本の文学史に残る奇書(頭おかしい本)と呼ばれていますね。

 主人公が実はタニシの生まれ変わりだったというラストには、驚愕しました!

 1984は、「ビッグブラザー(らしき男)」の統治する1984年(らしき時代)のオセアニア完全管理社会を描いたディストピア小説ということで有名ですね!

 ラスト、ダイナマイトを全身に巻きつけた主人公のウィンストンが、ビッグブラザー決死の突撃をするシーンには、目頭が思わず熱くなってしまいました!

 どちらもとても面白い小説だったので、みなさん読んでみることをおすすめします!

 

普通のブルーベリーを食べました!

 脳が甘いものを欲していたので、普通のブルーベリーを食べました!

 普通以外のブルーベリーがあるはずないのに、いったい僕は何を言っているんでしょうね。

 やっぱりブルーベリーって美味しいですね!ぷちっとした食感が大好きです!あとヨーグルトにかけるやつもブルーベリー味が一番好きです!

 

 

 どうでしたか!?今年はとても充実した春休みを送れたのではないでしょうか!もう中学3年生になるということで、いろんなことをなんかいい感じに頑張っていきたいと思います!

 

 

 

 

「キミの記憶(1番)」

 作詞 小森成雄

 作曲 目黒将司

 

 風の声 光の粒

 まどろむキミにそそぐ

 

 忘れない 優しい微笑み

 哀しさ隠した瞳を

 願うこと(辛くても)

 

 立ち向かう勇気

 キミにもらった

 だから行くね

 

 夢の中(目覚めたら)

 また逢えるよ

 

 遠い記憶 胸に秘め

 うたう

 

 はかなく たゆたう

 世界を

 キミの手で 守ったから

 

 今はただ 翼を

 たたんで

 ゆっくり 眠りなさい

 

 永遠の 安らぎに

 包まれて

 

 love through all eternity

 

 優しく 見守る わたしの

 この手で 眠りなさい

 

 笑ってた(泣いていた)

 怒ってた キミのこと

 覚えている

 

 忘れない いつまでも

 決して

 until my life is exhausted

 

 

 

 

 内省します。皆さんもどうか元気に過ごしてください。

 

 

 

ドグラ・マグラ(上) (角川文庫)

ドグラ・マグラ(上) (角川文庫)

 

 毎回思うけど、この表紙どうにかならなかったのか。

 

 

big brother is watching you

冷凍ブルーベリーを食べたらバカの悪魔になった

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 僕の脳は糖分を欲していた。

 脳からの要求に応えてお菓子棚を漁るが、何もない。あいにく今はお菓子を切らした状態。僕はいてもたってもいられなくなった。

 冷蔵庫の中に何かないか。何もない。牛乳で糖分とりたい欲を満たせるなら別だけども。

 

 困り果てた僕は夏でもないのに冷凍庫を開け、アイス的なものがないか探してみた。

 あった。

 いや、これを「アイス的なもの」と形容すべきか。

 これはなんだ。

 

 そう、これは「冷凍ブルーベリー」だ。

 

 

 冷凍されたブルーベリーの袋が、冷凍庫に横たわっていた。

 ずっと前からある風な佇まい。

 うちのような庶民の家の料理に、冷凍のブルーベリーを使うと言う話も聞いたことがない。

 つまり僕は、この冷え切ったブルーベリーを糖分として摂取することを運命から許可されたのだ。

 

 ソファに持っていって、スマホを見ながら食べる。袋からひと粒ずつ取り出して、口に運ぶ。

 

 ・・・今更だが、僕は小学校の時に給食とかで出た冷凍みかんや冷凍ピーチを「食べにくい」と感じる人間である。みかんや桃の味は好きだが、わざわざ冷たくして食べにくくする意味がわからないと思っていた人間なのである。

 

 そして冷凍ブルーベリーも例外では無かった。

 

 まず、冷たい。粒は小さいので、口の中でどうしようもなくなるということはない。だが噛んだ時には、ガリガリ君を噛み砕いたときと同じ類の歯の痛みを感じた。

 

 

 そしてこれは普通のブルーベリーにも言えることだが、甘い果実がマイノリティ。

 多くの粒は酸っぱい。だいたい酸っぱい。ほんのりと甘い粒はほんのひと握りの少数派だけである。甘いのを楽しみたいのに。

 でもまぁそれは、甘い粒を食べた時には幸せ感がアップするということであるし、実際そうだったから、一概に短所とは言えない。

 

 どうでもいいが、「甘い果実がマイノリティ」という論説の本がありそうである。

 

 そして食べ終わり、袋を片付けようとスマホから目を離して手を出した時、僕は自分の目を疑った。

 指の先がブルーベリー色に染まっていたのである。

 嘘じゃない。マジである。というかこの記事はそもそも実話である。

 どうやら、ブルーベリーの色素的なものがこっちに写ったらしい。手を洗ってもなかなか取れない。その日は用事がなかったので良かったが、もしデートとかだったら最悪である。ブルーベリー色の指で相手を抱かないといけない。相手なんかいないが。

 

 さらに嫌な予感がした僕は、洗面所にかけこんで鏡を見てみた。予想通り、唇もブルーベリー色に染まっていた。そこにブルーベリーが当たっていたからである。小学校のころの、曇りの日のプールの授業で体調崩した人みたいになってしまった。

 

 そしてもう一つ、指や唇以上にブルーベリーに触れている部分に気がついた。

 恐ろしい気持ちになりながらも、好奇心に負けた僕は、口を開け、鏡の中の自分の口の中を見た。

 舌が一面ブルーベリー色に染まっていた・・・!!

 かき氷のシロップのしぶといバージョンである。

 さっきから「ブルーベリー色に染まっている」という説明しかできないが、本当にそれ以外の形容の仕方が思い付かないほど、ブルーベリーブルーベリーなのである。

 あ。

 ベリベリブルーベリー

 なのである。

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・

 とにかく、うがいじゃまず取れない。歯ブラシで擦ったら歯ブラシがベリベリブルーベリーになった。全然取れない。しばらく放置するしかない。

 母に見せてみたら、「悪魔」と言われた。コンゴトモヨロシク・・・

 

 さらに、袋の裏を見てみたら「解凍後お食べください」と・・・。

 バカか。僕はバカか。解凍後食べる用の食べ物を食べて「ガリガリ君と同じ痛み〜!」とか「ベリベリブルーベリ〜!」とか。

 

 

 というわけで、バカの悪魔になってしまいました。バカはもとからか。 

 さようなら。おやすみの間悪魔に肉体を乗っ取られぬようお気をつけて・・・。

 

 

 どんっ!

「”色写し”冷凍ブルーベリー」

  (明らかにでかいのしか見つからなかった)

あこがれるよね〜!♯7 お嬢様

 どうも、こんにちは。いももすですわ。

 

 投稿が1日遅れましたわ。本当にごめんあそばせ。

 

 私(わたくし)のあこがれを紹介!「あこがれるよね〜!」第七回は「お嬢様」ですわ。

 毎週土曜日午後10時更新、全十二回を予定していますわ。

 

 ちなみに第一回「アメリカンジョーク」はこちらですわ。

imomosu.hatenablog.com

 毎回貼り付けるのお排泄物(クッソ)めんどくさいですわ。 

 

 

 皆様、「お嬢様」なる生き物の存在はご存知でして?

 はるか東方、mangaの国、ニッポンの文献にのみ存在する、幻の生物ですわ。

 裕福な暮らしをしているがために庶民の生活に関する知識に乏しく、同時にその庶民の生活に憧れを抱くという性質を持ち(仲間意識が芽生えますわね)、主人公(主人公って誰ですの?)はその憧れに振り回されることになる・・・という旨の記述がされていますわ。

 他にも、「ですわ」「でして?」「ですの?」などの言葉を巧みに使いこなし、独特のアイデンティティを持っている、という話もございますの。

 

 イマイチリアリティーに欠けますわね。もし日本にそこまでの金持ちがいたとしたら、両親が庶民の暮らしを教えないわけがないですわ!情操教育というやつですわ。やっぱりお嬢様も実際は庶民の文化に溶け込んでいると思いますの。

 現に、リアリティーを追求して、eスポーツをやるオジョウサマァァァァァの漫画も今はありますわ。天才かよ。

 

 でも私(わたくし)が憧れるお嬢様は、庶民の生活が分からなくて、チョコバナナ食っただけで目をときめかせるバーチャルのお嬢様なのですわ。多分ああいうキャラになったら日常生活全部楽しみきれると思うんですの。

 

 だから今日は思い切って、「お嬢様になった」と仮定していろんな日常的な行事を楽しんでいきたいと思うのですわ。

 

 

・漫画

 主人公(主人公って誰ですの?)「どうだ!これが俺の本棚だ!」

 私(わたくし)「うわ、漫画本だらけですわ!すごいですわ!」

 主人公「何読む?」

 私「漫画は初めてだからわかんないですわ。」

 主人公「じゃあこれは?『onepiece』海賊たちの壮大な宝探しの話。」

 私「面白そうですわ!」

 私「すごいですわ!ページをいくつかのコマに切り分けることで独特のテンポを持っているのですわね!文献通りですわ!」

 主人公「文献って何」

 〜10分後〜

 私「うおっ!シャンクスの腕が取れましたわですわ!アッチョンブリケですわよのさ!」

 主人公「ほんとに漫画初めて?」

 

 

・お弁当

 主人公「うわ、弁当すご」

 私「シェフが作ってくれましたのよ。」

 主人公「シェ、シェフ・・・?やっぱりいももす家はすごいんだな」

 私「でも、私そっちのお弁当のモズクも食べてみたいですわ。こ、交換してくださる?」

 主人公「よりによってモズク?」

 どうやったら弁当箱の中でモズクを固定できるんだ。

 

 

・クレーンゲーム

 私「・・・」

 主人公「ん?どうした?・・・あ、あそこのクレーンゲームか!やってみる?」

 私「良いんですの!?」

 主人公「うん、やってみようよ。」

 私「やったー!!ですわ!!」

 〜3回目〜

 私「お排泄物取れませんわッッッ!!(バンッ!)」

 主人公「ま、まぁ三回程度じゃ取れないよ。」

 私「そうですの!?ならここは耐久戦ですわッ!爺や、私のお小遣い口座の全額を100円玉に両替してここに持ってきなさい!取れるまでここを離れませんわッ!」

 爺や「かしこまりました。(シュバッ)」

 主人公「いつの間に!?」

 

 

・お祭り

 わたあめを食べる私「これが・・・お祭り・・・」

 主人公「楽しいだろ!」

 私「・・・楽しいですわっ!」

 主人公「花火が上がるぞ!」

 私「は、花火!すごいですわ!文献によると、多くの男性は意中の女性にこのとき告白して、音にかき消されて告白が無かったことになるんですわよね!」

 主人公「知識が偏ってるぞ・・・」

 

 

 ・・・で、主人公って誰ですの?

 お嬢様キャラが告白の対象になるのはあんまり見たことがありませんわね。

 

 とにかく、こういうお嬢様にあこがれるんですわ!

 

 

 もう第七回で折り返しに来たというのに、こんな記事ばっか書いてるとか頭おかしいんですの?おハーブ疑われても仕方ないですわよのさ。アッチョンブリケ

 

 

 

エイプリルフールなので嘘探しゲームをしましょう。

 どうも、こんにちは。ヒカキンです。

 

 今日は4月1日でエイプリルフールなので、「嘘をついてもいい日」です。

 要するに「普段当たり前に意識せず嘘をつく我々人間が、意識して嘘をつける日」です。楽しいですね。

 

 せっかくのエイプリルフールなので嘘をついた記事を書きたいと思い、「春休みの宿題の9割に手をつけてない」という記事を書こうとしたのですが、これは嘘ではないので書けませんでした。嘘であれ。

 そこで、僕が今日あったことを虚実入り混じった形で書き起こし、読んでいる皆さんにその中の嘘の部分を当ててもらうというゲームをしましょう。題して「嘘探しゲーム」です。

  まず嘘混じりの日記を書き、そのあと解答編です。

 

 それでははじめます。

 

 4月1日

 8時に目覚まし時計で起き、ベッドで十分ほどウダウダしたのち、リビングで食パンとヨーグルトとリンゴと、あと蜂の子を食べました。

 40分ほどシャワーを浴びた後女子用のスクール水着に着替えて「浴びる前に着ときゃよかった〜〜!!」と叫びました。安心してください。その上からちゃんとコートを着ときました。

 11時になり、弟のド・クシャ・ダマスキー三世とブックオフに行きました。ブックオフ寄生獣の単行本を買ってレジに向かったところ、レジではダマスキー三世が一番くじ「鉈を持った竜宮レナ等身大フィギュアを当てていました。ケンタくん人形と一緒に捨てるわ。

 そのあとダマスキー三世とすき家に行き、僕は普通の牛丼を、ダマスキー三世はおこちゃまcurryの好きすぎセットを注文しました。エヴァとのコラボメニューもあったんですけど、牛丼食べたすぎの気分だったのでこれにしました。

 ところで、「好きすぎ説法」って題名のネット音楽、どっかにありそうですよね。

 すき家から帰ってきてから、僕とダマスキー三世は1時間ほど庭で撃ち合いをして楽しみました。手榴弾なども用いられた激しい攻防戦で、結果はダマスキーの勝ちでした。悔しい!

 買ってきた寄生獣を読み終わった僕は、パソコンの自作の3Dモデルのソフトを開き、その3Dモデルを使って動画を撮り、YouTubeにアップしました。自分で言うのもなんですが、その3Dモデルはあまりにもリアルすぎて、僕の動画を見ている全ての人間は動画の中の僕が3Dモデルであることに気づいていません。

 それがバレないことを祈りながら、僕は今日もパソコンのカメラの前で・・・。

 「ブンブン、ハローYouTube。」

 

 

 解答編

 「8時に目覚まし時計で起き、」

 嘘です。7時に目覚まし時計で起き、二度寝した後に8時起床です。

 

 「あと蜂の子を食べました。」

 嘘です。子じゃなくて成虫です。

 

 「40分ほどシャワーを浴び」

 嘘です。シャワーではなく牛のおしっこです。あと、50分です。

 

 「女子用のスクール水着

 嘘です。実際はマイクロビキニです。

 

 「弟のド・クシャ・ダマスキー三世」

 嘘です。本当の名前は「ウェ・スク・ミズスキー45世」です。

 

 「寄生獣の単行本」

 ホントはブラックジャックの単行本です。

 

 「普通の牛丼」

 まぐろたたき丼でした。

 

 「ダマスキー(ミズスキー)の勝ち」

 ホントは鉈を持った竜宮レナの一人勝ちでした。

 

 「買ってきた寄生獣

 ブラックジャックでしたね。

 

 「パソコンのカメラの前」

 最近はスマホで撮ってます。

 

                                  終わり

 

 どうでしたか?当たりましたか?

 

 読んでくれた皆さんが、この記事を通して少しでもエイプリルフールを楽しんでいただけたら嬉しいです。

 

 もう夜の10時半だけどな!!残念ながらこれは嘘じゃないんだよな!!

月刊少年いももす 第2号 21.03.29

 どうも、こんにちは。いももすです。春ですね〜。

 日記「月刊少年いももす」第2号です。

 はい。投稿日時が1日遅れました。すいませんでした。

 

 第1号はこちら。

imomosu.hatenablog.com

 

 

 

多くの人類に一切必要がないお知らせ

 月一で更新していく予定だった「月間少年いももす」ですが、ひと月経っていざ書こうとしてみて、「書くことが多すぎる」という問題が発生しました。

 そこで、次回第三号から月に二回更新という形でお送りすることを検討するため、4月14日に「半月間少年いももす」として第2.5号を投稿します。

 それでもし第3号が書きやすくなれば、月に二回更新にします。

 

 今のところ、毎月28日に更新です。よろしくお願いします。

 

 最近あったこと

卒業式〜!!

 全国の学校がそうであるように、我が校でも卒業式が執り行われました。我が校は中学と高校が合体した学校なので、高校3年生(我が校6年生)の卒業を見ることになりました。

 meetを使って、全校生徒が教室から体育館の式典の様子を見ていました。

 ていうか、我が校の卒業式を見るのって、今回が初めてだったんですよね。去年のはザ・休校期間中だったから・・・

 小学校の時と何が違うかというと、卒業生の言葉が一人の生徒によるスピーチだったこと。小学校のときは、「楽しかった!」「うんどーかい!」「今年から正式競技となったディベートでは、反駁の三分間沈黙が続きました!」みたいな感じで、「掛け合い」でしたけど、今回は「スピーチ」でした。

 で、このスピーチがめちゃくちゃうまい。ほぼカンペを読む様子なく5分以上(10分近くあった?)喋り続けて。話の運び方もわかりやすくて頭に入ってくるし、やっぱ先輩だな、と思いました。

 目指すべきはあそこ!いや、あの先!です。

 

シンエヴァ公開!

 一世を風靡した大ヒットアニメ新世紀エヴァンゲリオン」シリーズの最終作「シンエヴァンゲリオン劇場版」が、3月8日に公開されましたね。僕は小学4年生くらいの時からエヴァを観ていて、まぁ4,5年くらい?エヴァコンテンツを摂取していたと思うのですが、この完結作は素晴らしかったと思います。詳しくはこっちの記事に書いてあるので、時間とか心の余裕とかがあればそれを読んでください。

 

imomosu.hatenablog.com

 

 

修了式

 修了式です。ついに中学2年生が終わってしまいました。どうしよう。マジで今年何もやってない気がする。

 ほんとに自動的に青春みたいなものがスタートする・・・とまでは思ってなかったけど、急に父親に呼ばれたらでっかい変なのに襲撃されて、葛城ミサトに助けられてネルフ本部に行って、急にでかいのが目の前に出てきて、父親に「乗るなら早くしろ。でなければ帰れ」って言われて、揺れた結果この「汎用ヒト型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン試験初号機」に乗って人類のために戦うことになる・・・くらいのハプニングはあると思ってた。

 あっけなく終わってしまった中学2年生。3年生は自主的になんかやっていきたいな(一切ビジョンなし)。

 

男子中学生の呼び名

 皆さんは、女子高生のことを「JK」と呼んだことはありますか?

 女子中学生のことを「JC」と呼んだことはありますか?

 女子小学生のことを「JS」と呼んだことはありますか?

 女子大生のことを「JD」と呼んだことはありますか?

 

 女学生には何らかの呼び名がつきます。一番有名なのは「JK」ですが、基本的にその名前の略称だったりします。

 JKはJoshi Kose、

 JCはJoshi Chugakuse、

 JSはJoshi Syogakuse

 JDはJoshi Daise

 です

 これらの名前って、結構アイデンティティになったりして、呼ばれたら気持ちいいだろうな〜って思う時があります。「花のJK」とかね。男子高校生にはDKという呼び名がありますが、ゴリラじゃねーか。樽転がしてそう。

 僕は男子中学生ですが、そういう呼ばれ方をしたことがありません。 というか男子中学生って呼び名使われないですよね。女子中学生と違って男子中学生には需要がないから?

 

 多分そうだな。

 まぁ、ですので、僕はこれから男子中学生のことをDCと呼ぶことにします。サイコセラピーマシンじゃん。盗まれたら夢が現実に氾濫してきそう。

 

春休み〜〜!とハリーポッターとカレーのちライス

 春休み〜〜!ですが、特に予定はありません。

 ただ、何も予定もなく、家でぼーっとしているだけです。

 

 あ、弟の誕生日にハリーポッターの映画TSUTAYAで借りてきたので、一緒に見ています。

 初めてハリーポッターを読んだのは小学2年生の時で、親戚にクリスマスにもらった賢者の石(単行本)を食い入るように読み、読み終わっては本屋に行って次を買い、読み終わっては本屋に行って次を買い、を繰り返して全部読みました。映画も観て完全に虜になりました。

 僕の小学校時代の本好きの始まりは、ハリーポッターでしたね。

 児童文学だからといって侮ってはいけません。心躍る設定や練りに練られた伏線は、全人類必読の粋です。最高です。

 

 

 

 あと、ハリーポッターを借りてくるついでに、ハマっているアニメのけいおん!」のCDを借りてきました。放課後ティータイムという、劇中の架空のバンドの曲が入ったものなのですが、これがとてもよかった。

 最初はライブ回定番の「ふでぺんボールペン」と「ふわふわ時間」目当てで借りたのですが、一曲目の「カレーのちライス」が結構良くて、ずっと聴いてます。

 ハイテンポ・ハイテンションな曲で、「一曲目から飛ばしてくるなぁ」と思ったのですが、だんだんとそれが病みつきになって、いつしか「これだよなぁ」と思うようになりました。

 

 

学校のノートを見返したら落書きだらけだった

 特にそんなにいい思い出があったという印象もない中学2年生も、終わってみれば感慨深い。ということで数学のノートを見返してみると、落書きだらけだった・・・という記事をこないだ書きました。自分の影を映さずに写真を撮るのが難しいということがわかりました。

 

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 僕のお気に入りの落書きは「アルファベット萌え」の落書きです。

 

弟がなんかすぐ怒るようになった

 こないだ9歳になった弟がいるのですが、最近何故かすぐに怒るようになって困ってます。

 大体何しても怒る。か、不機嫌そうな顔でどっか行く。

 今日は、ご飯を食べてる時に眼をかいていたので、「目薬させば?」と言ったら無視されたので、「目が痒いのを理由にご飯を残されると困るから(そういう理由でご飯を残した前例がいくつもある)、目薬さして」と目薬を取り出したら、「どうせ〇〇(弟の名前)のせいじゃろ!!」と言って泣き出してしまいました。

 目薬の話は僕がちょっと皮肉っぽく言ったのにも問題があったかもしれないけど、漫画を読んでてご飯に来ないので読んだら「〇〇が悪いんじゃろ!!」って怒ったりもするんですよ。

 何?そういう時期なの?僕そんなんあったっけ?

 

 あと、何にもお礼を言うこととか謝ることをしなくなった。目薬の話もそうだし、あれは弟を心配しての行動なのに「〇〇のせいじゃろ!!」って・・・。ちょっとくらい感謝してから「でもいらない」くらいの言葉は欲しかった。

 明らかに自分が悪いこともまずは言い訳から入るし、それは仕方ないにしてもその後「ごめんなさい」を言うのも渋るし。

 

 前まではこんなことなかったんですけどね。クレヨンしんちゃんの無断転載の動画見るし。叱ったら「絶対観ちゃいけんのん?」とか言うし。いけんわ。

 

よかった曲

 宇多田ヒカル「one last kiss」

One Last Kiss

One Last Kiss

  • provided courtesy of iTunes


宇多田ヒカル『One Last Kiss』

 

 エヴァンゲリオンシリーズ完結作、シンエヴァンゲリオン劇場版の主題歌として、宇多田ヒカルさんが書き下ろした楽曲「one last kiss」です。

 2021年3月29日現在、itunes storeにおいて、アルバムも曲もトップから2位(基準はわかんないけど)の上、こないだまでは発表からずーーーーーっと一位をキープしていたというとんでもない曲です。

 それだけ売れるということは、一つの基準として、ただ「流行っていた」という理由ではなくて、お金を払いたくなるくらいの音楽的魅力があるということ。

 

 映画を見てから何度この曲を聴いているかわかりません。

 映画を見てからの観客の余韻と同調するように、エコーし、音の数が増えていく、基本のメロディーラインがまず。その後静かな歌唱パート・・・かと思いきや、強いドラムの音が鼓動のように聞こえてき、音が増え、その数が最高潮に達した時、高いリズムの音とともにドラムの間隔が短くなり、「can you give me one last kiss?」 サビ。

 これらの展開は、映画を見た後の観客の脱力感、余韻と同調していながらも、そのテンションをさらなる高みへと持っていく過程のようにも感じます。曲の最終段階では音の数は増え、重いベースと鼓動のようなドラムが聞き手の脳を揺さぶり、曲のテンションは上がっていき、最高潮に達したところで一気に脱力・・・「吹いていった風の後を追いかけた眩しい午後」と静かに歌い、曲はフェードアウト。

 長い間望まれてきたエヴァンゲリオンシリーズの完結作に、とても合う楽曲だと思います。完結作の、3時間近くある映画だからこその感動があります。

 

 あと、この曲のリズム隊が個人的にものすごく好きです。ン゛ーン゛ー言ってるベースと、ドッ・ドッ・ドッ・ドッ・っていうドラムとの、ほんとに揺さぶってくるようなリズム隊が、お気に入りです。

 

 で、歌詞も素晴らしいですよね。映画の内容ととてもマッチしていて。今回の映画を観てみて考えると、新劇場版序・破の主題歌「beautiful world」も、今まではその詳細を考えなかったある人物の心情を表しているように聴こえてきます。ホント、詳しいことは言いませんが。

 

 ちなみに僕は、お小遣いを全て映画本編を観るのに使ってしまったため、曲が買えない状態です。お金のやりくり、難しい。

 

今月見てよかった夢

 アニメーションの世界観で、超短編アニメ。晴天の中、魔女の宅急便の田舎の方みたいな街並みの中で、色の薄い「不思議の国のアリス」みたいな服を着た金髪か茶髪のセミロングの少女が、地元の少年たちと塀の上を歩いてる映像がまず。

 少年は五人組くらいで、個性豊かな感じ。まぁ、20世紀少年の少年時代のケンヂたちみたいな感じを思い浮かべればいいかな?

 で、少女は明るめの性格な印象。そのシーンではずっと笑顔。

 シーン変わって教会みたいな場所の中。少女が何かを伝えられ、深刻な顔。それで少女は目をつぶり、両手を胸に当てると、緑の葉っぱや桜の花びらが少女の周りを舞い、カメラが引いていく。教会の窓を出て、もっと引いていく。

 教会の後ろには石造りの巨大な壁があり、開いていた巨大な扉も勢いよく閉まり、向こう側の自然いっぱいの景色が見えなくなる。さらに引いていき、桜の舞う街並みが映る。教会はもうほとんど見えなくなっていて、壁の外の空が景色の上半分を占める。空にはでっかい雲入道雲っぽい)があって、それが桜の枝に変わっていって、終わり。

 

 映像が美しかったのが選考理由。

 綺麗すぎて、その日はずっとその映像が頭の中で回っていました。

 春の夢は穏やかなものが多くて好きです。

 

3月のエピローグ

 春が到来しまして、のんびりした気候の中お送りしました。いももすの1ヶ月のダイジェスト。エヴァがあったり、卒業式、修了式、春休み・・・と、平和な日々を過ごしています。平和な夢も見るし、平和にノート見返して写真撮るし・・・。

 平和すぎると逆に不安要素が浮き上がってくるもので、春休みの宿題がまじでほとんど手がついていない状態なのでさっさと終わらせたい。のですが、今のうちから徹夜をしておかないと普通の学生なら確実に死ぬ量が、僕の机の上に溜まっています。おえっ。

 

 みんなに平和がありますように。

 僕の手元から宿題が音もなく消え去り、学校の校舎ごと行方不明になりますように。

あこがれるよね〜!♯6 自分探しの旅

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 「多感な時期の小さなやつ代表」として僕が個人的にあこがれるものを紹介します。「あこがれるよね〜!」第六回です。テンプレを書くのに完全に疲れたので、もう次からここら辺のくだりを無くします。

 

 第一回「アメリカンジョーク」

 

imomosu.hatenablog.com

 

 前回、第五回「バンド」(番外編の5.5を出しましたがカウントしておりません。)

 

imomosu.hatenablog.com

 

 毎週土曜日午後10時更新、全十二回を予定しております。よろしくお願いします。

 

 全十二回で今回六回ということは、もう折り返し地点です。今のところ感慨とかそういった類のものは生まれていません。

 

 で、第六回は「自分探しの旅」です。

 

 皆さんは、「自分探しの旅」をしたことがありますか?

 僕はありません。

 

 あまり詳しくないのですが、学生とかが自分を探しに(?)あてのない旅に出るそうですね。電車とかに乗って?それともバイクとかかな?

 

 旅をしたら自分が見つかるのかどうかはわからないですけど、あてのない旅というのはロマンがあっていいですよね。部屋の中に閉じこもりきりは心の健康に良くないらしいですし。

 

 なので、少し頭の中で今思い浮かべた「自分探しの旅」の紀行文を書いてみますね。

 

 1日目

 海に行く。砂浜にはたくさんのゴミが落ちていて、あまり綺麗ではなかった。夕方の海は赤色に染まっていた。砂浜で寝るわけにはいかないので、ホテルの跡地で寝た。

 

 2日目

 道なりに歩く。長い間手入れがされておらず、ここら一帯の廃れようがわかる。木の影で眠りに着いた。

 

 5日目

 森に入った。舗装されていない森の道の方が、手入れのないアスファルトよりも歩きやすかった。数時間歩き、なんとか森を抜けた。

 

 10日目

 ようやく集落のような場所に行き着いた。家屋はすでにボロボロで、人の気配は全くなかった。ベッドはかろうじて使えるので、数日ぶりにまともな場所で寝た。

 

 17日目

 巨大な建物。昔はそこで大量の製品を生産していたであろうということは、大量に置いてある機械でわかる。といっても、大半はすでに呑み込まれている。文字も解読できるものではない。すぐにその場を去った。

 

 24日目

 かつて街の中心部だったであろう廃墟にたどり着いた。廃墟のあちこちにはもう光らない三色のランプが倒れており、文明の象徴であったであろう巨大な塔は、私の目の前にその頂上を横たえている。代わりに、廃墟の中心部には、巨大な肉のようなものの塊が空の彼方までそびえ立っていた。

 

 57日目

 また、海についてしまった。もうここの海もマトリクスの汚染により赤く染まっていて、砂浜のあちこちには原型の無い何かのかけらが落ちている。母なる海からは、しきりに何かが産み出されている。手元には、ただこの紙切れだけ。これだけが、真実への希望だ。

 

 389日目

 いつまでこの旅が続くのか。今まで一度も生きた人間には会っていない。いまじぶんが正気を保てているのかもわからない。そもそもなぜ私だけがこの地に生きているのか。きっと手がかりは、最初から私の手に握られていた、この謎の紙切れにあるのだろう。

 

 ???日目

 誰もいない。何もない。ただ壊れた街だけ。私だけが、私だけが、ここに生きている理由は、いまだにわかっていない。この紙切れに描かれてある男が、何か私に関係のある人物に違いない。ここに書いてある「10000」という数字や、「日本銀行」という言葉は、必ず何かの暗号のはずだ。私はその答えを求め、旅を続けなければいけない。

 

 というわけで、自分探しの旅って、あこがれますよね〜!!