月刊少年いももす 第7号 21.9.14
どうも、こんにちは。いももすです。
日記「月刊少年いももす」の8月号で、2021年8月〜9月前半にあったことについて書きます。
<更新日についての話>
あまりにも更新日を守れず、むしろ更新日を設けることで、世界のどこにいるかもしれない誰かの期待を裏切ることになるかもしれないということで、更新予定日をぼかします。
従来の更新予定日は「毎月28日」、これからは「月に一度、下旬に更新」とします。これでもし更新できないなら、もう僕を阿呆と罵ってくれても構いません。
- 最近あったこと
- 8月〜9月前半のエピローグ
最近あったこと
部活の全国大会がありました
部活(ナニ部かは秘密)の全国大会があり、それに出場することができました。でも、結局予選敗退してしまいました。勝ちたかったです・・・。
で、困るのがその後で、何もすることが無いんです。
全国大会が終わったのでもうしばらく何もすることが無いんですが、それが他の学校よりも早く、全国大会中にきてしまったんです。ぼーっとしながらネットサーフィンしたり、微妙な味のおかきをもらったりと、なんかそういう感じの青春の一ページを過ごしました。どうなんだこれは・・・?
シンエヴァがアマプラで見放題に!
20世紀の終わり頃に大ヒットしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の、新劇場版の完結篇にしてシリーズ完結篇「シンエヴァンゲリオン劇場版(通称シンエヴァ)」が、8月13日からアマゾンプライムで見放題になりました。ので、テンションが上がって書いた記事があります。
親知らず抜いた
8月10日に、大学病院にて「めちゃくちゃ抑えた不死鳥マルコ」みたいな髪型のお兄さんに親知らずを抜かれました。
この後、糸を抜くまでの一週間は地獄でした。いつも微妙にズキズキしていて、口の中の右側だけを使って食事するのもめちゃくちゃ難しいし、左側の歯磨きが難しいからすごい気持ち悪いし・・・。
ただ、これは一週間後に糸を抜きに行ってからわかったんですが、「親知らず抜きました」で述べた、「糸抜くの痛い」の情報は嘘です。「ぐぅっ」という軽い痛みが一瞬襲った後、もう終わりだと言われ、あっけなく試練は幕を閉じたのでした。一瞬注射器のような形状のモノが見えて「フゥーーーーーーーーーーーッ」となったのですが、ただの消毒液を噴射するやつでした。
上の二つの記事とこのこれを全部ひっくるめて「親知らず三部作」と呼びましょう。ドラクエを少なからず意識しました。
<後日談>
糸を抜いてからほぼ一月経ちましたが、まだ口の右側で食べる癖が抜けません。やばい。
上キーぶっ壊れた、その苦労を描いた・・・
キーボードの上キーがぶっ壊れて大変なんですよ。ほんと。
具体的な苦労を知りたいなら、上の記事を読んでみてください。矢印キーを大切にしようと、多分思えますよ。
wiiUの充電ケーブルが断線した・splatoonの話
多分言ってませんでしたけど、今年の一月に弟がwiiUを買いました。「最新機種が我が家に!」と一瞬思いましたが、そういえばswitchがあるんですよね。任天堂ってもうちょいswitchでゴリ押しするのかな。
で、wiiUっていうのは本体の箱みたいなやつと、コントローラーになるゲームパッドっていうのがあって、ゲームパッドの方は充電して使うんです。「コントローラーに充電がいるのか」とは思いましたけど、タッチパネルがついててワイヤレスなので、まぁ仕方ないんだなぁ。
それで、つまり、一旦充電が切れると、再度充電が復活するまでゲームがプレイできなくなるのです。
さて、その充電ケーブルが先日、断線しました。
今月の僕、物壊しすぎ。
結構つらいですね。今月の僕「splatoonやりたすぎモード」で、「フゥー!敵を殺してイェーイ!」みたいなところあったんで、禁断症状が出ています。
ちなみに僕は説明しないと安心して先に進めない病なので説明しますが、「splatoon」はwiiUで遊べるゲームで、享楽的なイカたちがインクの出る得物を使ってフィールドのぬり合いをし、塗った面積が多い方が勝ちというゲームをするという世界観のアクションゲームで、2022年にはswitchで3作目が発売される予定です。
それを僕は今年の一月に初めてやったんですが、これの中毒性がやばい。享楽的なイカがインクを塗ってナワバリ争いのゲームをするなんて発想、天才的すぎる。当然武器を使って攻撃をすれば相手は倒されるんですが、「みんな楽しんでやっているゲーム」という発想が、「敵を倒すこと」の少しの後ろめたさを拭ってくれます。まぁプレイヤーは場合によってはブチギレるんですけどね。
武器(ゲーム中の表記は「ブキ」)は色々あって、単純に連写が効く銃もあれば、遠くからスナイプするタイプの狙撃銃や、インクを塗るということでローラーやバケツや筆が武器になっていたりもします。
僕の使う武器は「シャープマーカー」というめちゃくちゃ連写の効くシューター(スタンダードな銃)で、サブウェポン(サブで使える技)は「キューバンボム」という、床とか壁に張り付くボム(爆発してインクをぶちまける)で、スペシャルウェポン(塗りゲージが溜まれば使える大技)はそのキューバンボムを投げまくれる「ボムラッシュ」です。
シャープマーカーの連写で先陣を切り、敵と味方がぶつかり合う激戦区もボムラッシュでこじ開けて敵陣に滑り込み、そこから塗り替えていくのが好きです。冷静にやっていけば割と成功します。好きなステージはヒラメヶ丘団地です。その戦法のためにあるかのような地形だからです。もしかしたらその戦法のためにあるのかもしれない。
あと、音楽もいいですよね。設定として、ハイカラシティの若者は音楽を聴きながらバトルをしているらしく、バトル中に流れるイカ語の曲は、あの世界のアーティストによって作曲されたものらしいです。これがすごいんですよ。いろんな作風があって、それぞれ別のアーティストが作ったことになってて。さらにすごいのが、イカと(一応)対立構造にあるタコの音楽性は、イカと全然違うものになってるんですよ。こういう作り込みに惚れるなぁ〜。splatoonの音楽好きすぎてオリジナルサウンドトラック買っちゃった。
さて、そういった風にsplatoonを楽しんでいた僕なんですが、充電ケーブルに繋ぎながら遊んでいた時に不意にゲームパッドの電源が切れました。ケーブルに繋いでたのに。充電ケーブルを見ると、断線していました。「うわ、めんどくせ」と思いながら、「これ系の付属品は大体なんでも売ってる」でお馴染みのハードオフに出向きました。でも、なかったんですよ。
ハードオフに無いって相当ですよ。多分ゲームパッドとセットになってんだろうな。だからあれ単体で売られてることは店舗では珍しいんです。多分。
それじゃあネットで探してみようと、するとありました。それはとりあえずよかった。よかったけど、そのときの僕の財布の中身の値では、買うことは叶いませんでした。
で、昨日お小遣いがおりたので、早速買おうと思います。塗り合いの日々が再び僕を待っている。
映画を結構観ました。
この夏、アマプラやTSUTAYAを多く利用し、映画を結構観ました。一つずつ感想の記事を書いて行きたかったのですが、手間がかかるのでこの場でまとめて紹介したいと思います。
セッション
前々から観てみたかったのですが、アマゾンプライムで7月末に配信が終了するということで急いで観ました。
偉大なジャズドラマーになる野心を抱え、名門音楽校の最高の指導者フレッチャーが指揮を務めるバンドに入った主人公アンドリューが、その狂気あふれる過激なレッスンを受けていく・・・、という映画です。
スキンヘッドのおじさんがフレッチャーです。ご覧の通り、フレッチャーの指導は行きすぎています。椅子を投げつけ、テンポに合わせてビンタをし、人格を否定するような言葉を浴びせ・・・。
この「怖い先生が来た時特有の緊張感」が最初の方にヒリヒリするほどあって、めちゃくちゃ嫌です。
で、この映画の見どころとして演奏シーンがあります。演奏シーンは迫力があってめちゃくちゃすごいです。フレッチャーの指導に、その野心から喰らい付くアンドリューが見せる、凄まじいプレイのシーン。比喩などではなく本当に血と汗の滲むシンバル、凄まじい表情でドラムスティックを振るアンドリュー、怒号を浴びせるフレッチャー、目まぐるしく切り替わるカメラ。観てるこっちまで息切れしてきました。マジです。
こんなふうに、フレッチャーの指導の中でアンドリューはドラムに対する異常なまでの執着心を見せるようになり、恋人や家族、人生をも投げ打ったその先には・・・。
で、CMにもあった「ラスト9分19秒、映画史が塗り替わる」。
映画史が塗り替わるかどうかはわかりませんけど、確かにラスト9分19秒のあのシーンは・・・観る価値が大いにある。あまりに映画への没入が凄すぎて考えるのを忘れてましたけど、アンドリューとフレッチャー役の人の熱演がすごい。
観たことない人にはぜひ観て欲しいです。
でも一応言っておくと、この映画にはめちゃくちゃ体罰とか精神攻撃とかの過激な指導シーンがあって、人によっては心がえぐられるかもしれないです。僕もちょっと「おぅ・・・」ってなりました。気をつけてくださいね。
STAND BY ME ドラえもん 2
言わずと知れためちゃおもろ漫画「ドラえもん」のCG映画「STAND BY ME ドラえもん」の続編、「STAND BY ME ドラえもん 2」をTSUTAYAで借りてきて観ました。
一作目が結構面白くてDVDがうちにあるくらいなので、僕はまぁまぁ期待していました。
・・・ちなみに、僕はネットとかのこの映画に対する世論を全く耳にしていません。だから、もしかしたら一般に言われてる意見と合致しない可能性があります。まぁ完全に合致しちゃってたら面白くないんだけど。
さて、感想なんですが・・・
う〜ん、これ、あ〜・・・えーっとなぁ・・・んふぅ〜〜〜・・・
って感じですね・・・。
そうですね、それじゃあまず、あらすじを説明したいと思います。
・・・。
えーっと、おばあちゃんに会いに行ったのび太が、おばあちゃんの「のびちゃんの結婚式を見たい」という思いを叶えるために未来に出向くが、大人ののび太はなんと結婚式場には来ていなかった。これではしずかちゃんが不幸になってしまう。というか大人ののび太は何をやっているんだ。というわけでドラえもんと子供ののび太は大人ののび太をさがすことになるが、なんとタイムマシンが何者かに使われていて、・・・・
あのですね。すごいね、あのぉ、あらすじがまどろっこしいんですよね。前作は、原作の有名なエピソードをいくつかいい感じに繋ぎ合わせて一つの映画にしていました。しかし、今回がどうなったかっていうと、原作の有名なエピソード(おばあちゃんの話とのび太誕生の話)を、オリジナルストーリーで繋ぎ合わせたっていう物なんですよ。
このオリジナルエピソードの繋ぎ方があんまりうまくいってない感じで、無理矢理感が漂っていました。その無理矢理感があらすじにまで移ってしまいました。
あと、これもそれの延長にあるようなことなのですが、「ここの話、こんなに時間かける?」ってところでグダグダした話が続き、ちょっとテンポが悪いです。テンポが悪いので、ストーリーのわかりにくさがより際立つようでした。
あともう一つ言っちゃうと、漫画の方でわざわざ「結婚前夜」っつって描かなかったのび太の結婚式を、やっちゃうのかよ・・・。と思ってしまいました。
そこはあくまで秘密、で隠さなきゃいけないラインなんじゃないですか?だってさぁ、だってさぁ・・・のび太の結婚式は大人ののび太たちのものですよ?そう簡単に踏み入ったらいけないところだってことで漫画ではやらなかったんじゃないかなぁ。
そして1番の問題が、その結婚式のほとんどの空間にいるのび太が、大人ではなく子供ののび太であること。本当にそれはダメだろ・・・。大人ののび太が式場にいないので、ドラえもんが「オマエが行け」っつってタイム風呂敷でのび太を大人に変え、着せ替えカメラでスーツを着せ、式に出させたのです。マジで何考えてるんだドラえもん・・・。
まぁここで取り上げたのは「ダメだろっていうストーリーの流れ」で、他にも劇中では「これってこうした方がいいんじゃないの」「なんでここでこんなことになってるの」みたいな、単純に破綻した部分もありました。特にタイムマシン関係で。
脚本的にみれば、まぁ、うーん・・・とは思ってしまいますが、映像面とかでみればやっぱりすごいなぁ、と思います。
相変わらず秘密道具のビジュアルもCGを活かした物でかっこいいし、ウェディングケーキが自動で作られるときの映像とか僕はすごい好きです。未来の世界の生活感がいろんなところに見えるのは楽しくていいですね。映画のスポンサーがデカデカと広告になってたりしてね・・・。
あと、音楽も相変わらず雰囲気を掻き立てる感じでいいですよね。タイムマシンで急いで時代を遡るシーンとかの曲は、めちゃくちゃ焦る「急がなきゃ!」みたいな曲ですよね。1でも使われてた、タイムテレビを使うとき(とか)の曲が僕は好きです。
えー・・・まぁ、ストーリーはアレではありますが、観てみるのも悪くはないと思いますよ。
ジャンパー
「神をも恐れぬ超能力!」とTSUTAYAのポップにあったので興味を惹かれ、アマゾンプライムで観てみました。
どういう設定かというと、「高校生の時に瞬間移動を身につけたので家出して数年間好き勝手しまくった主人公に、突如謎の組織が襲いかかる」というものです。
瞬間移動のことを劇中では「ジャンプ」、ジャンプの能力を持つものを「ジャンパー」と言います。ジャンパーである主人公は、いつでもどこからでも世界中のあらゆる場所へ行くことができます。銀行の金庫の中にも。まさに神をも恐れぬ超能力。しかし、あるとき見知らぬ男に「ジャンパーである」と殺されかけ、逃亡を始めます。
この映画、正直ストーリーはどうでもいいんです。結局腑に落ちないし、かなりビミョーだから。でも、ジャンプという設定を活かした各種ロケーションがめっちゃいいです。スフィンクスの上でピクニック、東京で無駄に日本車を乗り回す、ビッグベントレーの時計の針につかまってロンドンを一望など。「瞬間移動したらこんなことしてみたいな」という妄想を、そのまま映像にして見せてくれてる感じです。
アクションシーンもスピード感あっていいです。砂漠にロンドンバスを出現させたりします。
みなさん一回は瞬間移動に憧れたことあると思うんです。見て損はないと思います。ストーリーには本当全然納得いかないんですけどね。
そういえば主演の男性、どっかで絶対見た顔だと思ったら、スターウォーズのアナキン・スカイウォーカーでした。
カーズ/クロスロード
「カーズ」シリーズ第3作目!これで終わったらすごく綺麗!別に4とかいらないと思います!!
ストーリー。ベテランレーシングカー・ライトニングマックィーンは、新しい世代の圧倒的な速さを前に自分たちの時代の終わりを感じ、焦りを覚えていた。そんな中、新世代のレーサーに必死に追いつこうとしたマックィーンはついにクラッシュ事故を起こしてしまう。
レーサー生命も尽きたかと思われたマックィーン。時代の荒波に揉まれ、人生の別れ道に立たされた彼は、一体どの道を選ぶのか・・・。
僕、本当にカーズシリーズが好きで、子供の頃から「1」見まくってたんですよ。そういう意味で、この「クロスロード」は「1」の正当な続編と言えるのだと思います。マックィーンの、人生における決断の物語。「2」もめちゃ面白いし大好きだけど、1らしい要素は少ないですしね。主人公メーターだし。
嬉しかったのは「1」のキャラクターたちの再登場ですよね。キングはレーサー引退後にダイナコのクルーチーフになってたし、チックはしっかりイヤなやつのままテレビ番組の司会になってましたね(ピストンカップ優勝を未だに振りかざしてる)。再登場と「そいつららしさ」に胸が震えました。
で、この映画に欠かせないのはなんといってもドック・ハドソンこと「ハドソン・フォーネット」。1で登場し、2で死亡が語られた、マックィーンの師匠です。彼も元はプロのレーサーでしたが、クラッシュしたことをきっかけに引退し、ラジエータースプリングスで隠遁生活を送っていたのです。今作「クロスロード」では、マックィーンの人生とドックの人生が重ねられ、マックィーンの導きとなっていきます。
ラストは割と賛否ありがちですが、やはりそのマックィーンの姿にも、ドックと重なる部分があって僕はものすごく感動しました。
X-MEN
マーベルコミックスの漫画「X-MEN」シリーズ(僕は知らない)を実写化した映画、「X-MEN」です。すいません、僕はアメコミを読んだことがないので、漫画の方に関しては全然話せません。
「実写化」と聞くと「ウェッ」となってしまう日本人ですが、海の向こうでは基本的に文句無しの実写映画が撮れてしまうので安心してください。なんで日本ではこんなにこけまくるんでしょうね。不思議ですねぇ~。
さて、どういう話か。
人類の進化によって、超能力を使える人間が徐々に現れるようになった。人類は彼らを「ミュータント」と呼び、恐れ、忌み嫌った。激しい差別の対象となった彼らは、人類に復讐を果たそうとする者と、それでも人類と共生の道を歩もうとする者に分かれた。共生の道を歩もうとするミュータントたちが集まった、人類を守るためのチームを「X-MEN」という。
壁を通り抜けられる少女が、人の心を操れる男が、近所にいたらどう思いますか?能力を行使される怯えで夜も眠れないと思います。だから、彼らは人間社会において差別される。超能力を持ったからと言って、彼らは社会において無敵になるわけではない。X-MENの真の敵とは、永遠の問題「偏見と差別」であり、そのために苦悩しながらも人間を守っていく。そんなミュータントたちを描いた物語です。
ストーリーもすごく良かったんですが、とりあえずアクションだけでもめちゃくちゃ楽しめる映画です。当時最高基準のVFXによる能力バトルのシーンは、今見てもかっこいいですね。例えばどんな能力があるかというと、「めっちゃ治癒能力あるから全身金属骨格で、手から刃を出せる」「触れた人間の力を奪う」「嵐を呼んで操れる」「目からビームが出る(サングラスで抑えないとずっと出る)」「軽い念能力」「PK全般」「金属を自由に操れる」などなど。マジで多種多様で見てて飽きないです。
で、僕がかなり気に入ったのは、X-MEN側のリーダー「プロフェッサーX」ことチャールズと敵側(人間と敵対するミュータント側)のボス「マグニートー」ことの関係性。
普通ならば、敵同士なので火花バッチバチかと思われるんですが、彼らは元は同じミュータント同士として親友だったんです。別勢力となった今でもその友情は変わらず、「俺とお前の目指す方向は違うんだな。まぁそれなら全力で行かせてもらうよ」みたいな感じの気持ちをお互いに持ってるんですよ。かっこいいなぁ〜。
このX-MENがかなり面白かったので、僕は即2作目を観ることにしました。
X-MEN2
X-MENの2作目。
一旦落ち着いたミュータント・人間のいざこざ。しかしミュータントによる大統領襲撃事件に端を発し、行き場のないミュータントたちの家であり学び舎「恵まれし子らの学園」の襲撃、目からビームを出す「サイクロプス」ことスコットとプロフェッサーXの失踪など、不穏な事件が立て続きに起き出し・・・。そしてついに明かされる、記憶喪失の主人公ウルヴァリンの正体!
という話。
前作以上にパワーアップしたVFXで、超迫力のある映像を見せてくれます。
さて、ストーリーについてなんですが、プロフェッサーの能力って利用されると怖いですね。プロフェッサーは「セレブロ」と呼ばれる部屋?大きな機械?を用いて、自身のテレパシー能力を増大させることができます。今作ではそれをミュータントを憎む人間に利用され、全ミュータントが危機に晒されてしまいます。プロフェッサーの強いテレパシー能力で、全ミュータントを殺してしまうことだってできるのです。
よって、今作ではX-MENとマグニートーたちが協力してプロフェッサーを救い出すことになります。これだけでも胸熱なんですが、やっぱマグニートーの能力って、仲間になるとめっちゃくちゃ心強くてかっこいいです。金属を自由に操る能力なんで、敵アジトの金属扉もガバァと開けます。老人だし、先頭に加わった時の安心感も絶大ですよね。最初の方の亀仙人のようなものを感じる。
ウルヴァリンの正体って言ってもあんまり細部までは説明してくれないし、ラストはスッキリではなくて不満はあるんですが、それでも一応全体的には面白いので、良いです。
1,2両方面白かったので、僕は即3作目を観ることにしました。
X-MEN ファイナルディシジョン(2のラスト含めたネタバレあり)
息子がミュータントとなってしまった大富豪が財産を注ぎ込んでついに作り上げた「キュア(治療薬)」という薬品は、ミュータントから能力を奪って人間にする薬だった。ミュータントたちは、「ミュータントは病気ではない。」とキュアに反対を唱えるミュータントと、自身の能力や差別に苦しんできた、キュアを摂取したいミュータントに分かれる。キュアは任意で摂取するものだが、マグニートーは「人間たちはそのうち摂取を強制するはず」と考え、大量のミュータントを引き連れてキュア研究所の襲撃をもくろむ。一方、仲間を助けてアルカリ湖に沈んだはずのX-MENのメンバー、ジーングレイが、生きている状態で発見される。しかし彼女は「フェニックス」という第2人格に支配されていた。
映画版X-MENシリーズの、一応最終作とされていた作品です。その後新シリーズが始まるんですが、その時の制作スタッフの人たちはそんなこと知るわけないので、バンバン最終作ムーブをかましていきます。具体的に言うと、レギュラーの敵キャラや仲間が再起不能になりまくります。最初はサイクロプスことスコット、次はプロフェッサーXことチャールズが、それぞれ仲間だった(スコットに関しては恋人だった)ジーングレイによって殺害されます。また、マグニートーの右腕的存在だった、変身能力を持つミスティークが、キュアの武器への転用によって人間になってリタイアしました。マグニートーも、ウルヴァリンたちの策でキュアを摂取させられ、人間になりました。最後には、ジーングレイもウルヴァリンの手によって殺されます。
・・・それは良くねぇだろ・・・。
敵味方問わず死亡もしくはリタイアのオンパレード。役者のスケジュールが合わなかったことが原因らしく、スコットに至っては、ほぼオープニングで始末された扱いです。アルカリ湖で生き返ったジーングレイと歓喜のキスを交わした瞬間殺害さる。その後は一度も画面に登場することなし。目からビーム出すんだぞ?そんなイカした奴があっけなくフェードアウト。プロフェッサーも、ジーン in フェニックスの説得に失敗して粉々になりました(ここで、一緒にいたマグニートーが「チャールズ!」と叫んだのは心にくるなぁ)。後に残したこと何もなし。
結局、1作目からいたX-MENは、嵐を呼ぶストームと金属骨格のウルヴァリンだけになりました。3人新しく加わったんですけどね。壁を通り抜けるキティ、手から冷気を放つボビー、獣の身体能力を持っているが知的で穏和なハンク、体を金属にするピーター。個性的な仲間たちが各々の能力で戦闘するシーンは、やはり前作前前作と同様に、いや、それ以上に迫力があってかっこいいです。
元々そういうアクションを重視する作品なのかもしれないですけど、最終作っていうラベルがついてるんだからストーリーに注目してしまうのも仕方ないと思いませんか?
ストーリーは、まぁ、ちょっとなぁ・・・。後味良くないし・・・。微妙としかいえません。でも、テーマはすごいいいと思います。「キュア」というアイテムが登場することで、自らのアイデンティティである能力に誇りを持つミュータントたちと、それを含めても自分のアイデンティティに苦しんできたミュータントたちが浮き彫りになりました。このテーマにおいて重要なキャラクターは、やはりローグではないでしょうか。
ローグは、肌に触れた人間の力、生命力を奪うミュータントです。彼女の能力が目覚めたのは、よりによってファーストキスの瞬間。ボーイフレンドは三週間昏睡状態に陥り、ローグは家を出ていきました。紆余曲折あって恵まれし子らの学園に住むことになりますが、ローグにとってその出来事はずっとトラウマになり、彼女を苦しませ続けます。恵まれし子らの学園でボビーと交際を始めても、ファーストキスでの出来事が根底にあり、ずっと触れ合うことを恐れていました。
そんな彼女にとってキュアは希望でした。忌まわしいこの能力を消し去ってくれる、希望。反対ムードも多い中、彼女の決断は・・・。
という感じなんですが、まぁ、ストーリーは割と残念というか、期待外れな感じの出来になってると思います。
アクションシーンはやっぱりめちゃくちゃ最高なので、ストーリー気にせずに観れる人には超おすすめできる作品ではあります。
新シリーズも観ていく予定です。楽しみです。
バットマン
MARVELコミックスの実写映画の後には、DCコミックスの実写映画の紹介をしていきたいと思います。観たのはこっちが先なんですけど。
名前は有名ですよね。バットマンです。コウモリ男です。
僕は今まで観たことがなかったので、まぁこの機会(アマプラで無料配信していた機会)に観てみるか、と、観てみました。
市政200年記念を迎える犯罪都市ゴッサムシティには、一つの噂が流れつつあった。「巨大なコウモリが人を襲う」という噂が。新聞記者ノックスは、カメラマンのビッキーと協力してその秘密を追う。その中で出会った大富豪ブルースウェイン。彼とビッキーは次第に惹かれあっていき、そのうちにビッキーは、ブルースの内面に隠された孤独に気づいていく・・・。
あの、ヒーロー映画のあらすじには感じないですけど、ちゃんとヒーロー映画です。巨大なコウモリとは、犯罪者を日夜退治するヒーロー「バットマン」。彼は全身を黒の鎧で覆い、ワイヤーフックのようなものを発射する銃を持ち、ジェットエンジンのバットモービルで移動。めちゃくちゃかっこいい。ヒーローなのにダークな雰囲気を持ってるのもかっこいい。
それに対峙するヴィラン「ジョーカー」。これがねぇ、クレイジーな感じですごいいいんですよ。
元はマフィアの幹部で、本名はジャック。ボスの愛人に手を出したことをきっかけにハメられ、化学工場にて警官に追われているところでバットマンに遭遇。戦いの末に、化学薬品の入った槽に転落する。なんとか一命を取り留めたものの、肌は漂白され、顔面はひきつった笑顔に固定されてしまい、それにショックを受けたことで精神が崩壊し、元あった残虐性を残したまま道化師のように犯罪を続ける悪党「ジョーカー」となる。
んですよ。
こいつのクレイジーな悪行と、それを嬉々とした態度と笑顔(固定されてるけど)で行ってることが、もはやバットマンと同じくらいの魅力があって、最高ですね。
例えば、肌や口から体内に取り入れることで引きつった笑顔になって死ぬ薬品を、ゴッサムシティ中の製品の中に入れ、そのことをニュース番組をジャックして知らせます。その時の映像、マジでやばいですよ。最初の犠牲者の二人の遺体写真を加工して喋らせたりして「こんなハッピーな笑顔に!」って言って、「『その気になる製品、どこで買えるの?』お前らは、もう、買ってんだよ!」で高笑い。実際にこんなん流れたら怖すぎ。
ちなみに、ジョーカーを演じているのは、「シャイニング」でジャック(ドアの割れ目から狂気的な笑みを浮かべている人)を演じた、ジャックニコルソンです。ジャックダニエルをジャックニコルソンが演じ、ジャックネーピアをジャックニコルソンが演じています。
バットマンかっこいい、ジョーカーやばい。ふたつの魅力がぶつかり合う映画です。めっちゃ面白かった。
でも、ちょっと主役が誰かわかりづらいところがありますね。ブルース、ジャック、ビッキー、いろんな目線で物語が進行していくので、最初のうちは焦点が絞りにくかったです。
まぁでも、さした問題ではないので、みなさん是非観て欲しいです。僕も続編の「リターンズ」観ようと思います。
12人の怒れる男
ある少年が父親を殺した。証拠は十分。ほとんどの人間が、少年の有罪を確信していた。裁判ののち、一般人から選ばれた12人の陪審員が多数決で判決を決めることになる。全員一致で有罪ならば少年は死刑。12人のうち11人は「有罪」に投票するが、1人、8番陪審員だけが「無罪」に投票した・・・。
陪審員制度をテーマにした小説を原作とした映画「12人の怒れる男」です。ほとんどのシーンを一つの部屋で撮影していますが、脚本が面白いので全然退屈はしません。
さて、ストーリーについてなんですが、8番陪審員が「無罪」に投票した理由は、少年の無罪を確信していたからではありません。「有罪が確信に至らなかったから」なのです。つまり、8番陪審員自身、「無罪」に投票した時点でも本当は有罪無罪どちらかはわからなかった。でも、「ここであっさり全員一致で有罪ならば、あの少年が死ぬ。もう少し議論してから決めてもいいのではないか」ということで、結局その場では全員一致には至らずに議論を始めていくことになります。
8番陪審員は、裁判にて出されたさまざまな証拠を挙げ、シミュレーションなどによってその証拠の不確かさを指摘していきます。最初は「やぁやぁ、さっさと投票して帰ろうじゃないか」という雰囲気だった男たちも、次第に苛立ちを見せるようになり、やがて自分なりに議論に参加していきます。主張に耳を傾け、その心を汲み取って判決を覆す者、証拠を理論的に吟味して結論を出した者、早く終わるならそれでいい者、ただ自身の偏見のみで投票していた者、知らぬ間に私事と事件を重ね合わせていた者。こんなふうに、12人それぞれに人間としての性質があり、そのぶつかり合いの映画でもあります。面白いです。
僕は最初観た時「あっ、そういうカンジ」と思ったのですが、結局この映画の中で事件の真相はわかりません。ただ「有罪であると言い切れない」「無罪かもしれない」そういうことです。この映画で重要なのは議論の過程であって、その先にある真相ではないのです。だと思います。議論することが重要。不確かな確信を捨て、少しでも真相に近づこうとすることが重要。そういうことと読み取りました。
法廷を舞台にした人間ドラマ(になるのかな?)。面白いので是非観てください。
その他:ラバーガールsolo live+「GAME」
ラバーガールのソロライブ「GAME」の映像を、Amazonプライムでレンタルしました。100円。安い。
ラバーガールは、大水洋介さんと飛永翼さんの二人で構成された、コントを主としたネタを披露するお笑い芸人です。微妙にリアルな空気感が前から好きで、今回ついに単独公演を通して観ました。
背が高いのが大水さん、メガネの方が飛永さんです。
「リアルパックマン(テレビゲームを遊べる店に入った飛永さんが、リアルパックマンやピクミンのモノマネを披露されるコント)」から始まり、「恋愛シュミレーションゲーム ラブリアル(めちゃくちゃ現実に即した恋愛シュミレーションゲームの試作品を遊ぶ)」、「サッカーと二万(サッカーの試合を観ている途中に借金の話をする)」→「ゲーム(サッカーと二万を序章とした表題作)」・・・と続いていきます。全体に統一感があり、一部コントはストーリーが地続きになっていたりして面白いです。
僕が特に爆笑したのは「ゲーム」。「サッカーと二万」の最後に、日本優勝の勢いで大水さんの保証人になって5000万の借金を負わされた飛永さんが、財閥の息子に借金返済のチャンスとなるゲームを持ちかけられるのですが、そのゲームには全くリスクがないのです。どころか、むしろ飛永さんに圧倒的有利。例えば、
「もしゲームに君が勝つことができたら、5000万の借金は帳消しにしてやろう。だが、もし君が負けた場合は・・・」
「負けた、場合は・・・?」
「帳消しの話はナシだ。」
「・・・すげぇ、リスクが全くないぜ!」
ゲームの内容は「スリーカードじゃんけん」。カイジの「限定じゃんけん」のクソ雑魚バージョンと思ってください。
「よし、早くやろうぜ、なんたってこっちにはリスクがないんだ!」
「まぁそう早まるな。少しここで駆け引きをしよう。最初の勝負、私はグーを出す。つまり君は、パーを出せば勝てるわけだ。」
「そんなこと言って、どうせ別のカードを出すつもりなんだろ?」
「ではもし私がグー以外のカードを出したら、5000万の借金は帳消しにしてやろう。」
「・・・すげぇ、俄然有利になってきたぜ!」
「お前が出したカードは何かな?」
「お前がグーを出すんだから、俺はもちろんパーだ!」
「ふふふふ、はっはっはっはっは!世の中にこんな正直者のバカがいるとはな!」
「なんだって!」
「私が選んだのはチョキだ!」
「騙したな!じゃあ、グー以外のものを出したら5000万をくれるっていうあの約束も・・・!」
「はっはっはっはっは、バカめ!あの約束通り、借金は帳消しにしてやろう。」
「よっしゃぁー!」
爆笑。ノーリスクでハイリターン。財閥の息子がそれに気づいてないアホさもめちゃくちゃ面白い。この後も、「ゲームを続けるならさらに5000万あげる」「次私はグーを出す。もし騙してパーを出したら5000万あげる」など、徹底的にリスクがない駆け引きが繰り広げられます。
「・・・・このゲーム、楽しすぎる!」
このコント、表題作(この呼び方で合ってるのか)なだけあってかなり長尺で、中盤は、お金を失ったゲームの主催者が、ドミノのように次々とゲームに参加していくという展開、終盤は、謎の人物からの命令を実行する謎のゲームという展開になります。ピンポン玉を二人の口で挟んで鉄骨を渡ったり、キットカットを二人の口で挟んで折って食べたり。完全に「馬鹿騒ぎするタイプの集まりでやるゲーム」のノリになってて、それはそれで笑えます。
もう一つ特に好きなのは「ギャル男たちの発想が世界を救う」。ギャル男たちが地球や日本の諸問題を見つめ、彼らなりの解決策を考え実行していくというもので、文字に起こすとかっこいいですが発想はギャル男のそれで、例えば、「うなぎが絶滅するかもしれないから、鰻屋の前にエロい女を立たせといて、鰻屋に訪れる人を減らす」とか、「過疎化が進んでるから、エロい女を商店街に立たせといて客寄せにする」とか、「富士山のゴミが増えてるから、山頂にエロい女がゴミ袋を持って立ってるといい」とか。「エロい女」は、大水さん演じる「先輩」の彼女の「サリナ」。電話で一声かければ、鰻屋の前でも商店街でも富士山の山頂でも、どこでも立っているサリナの行動力に脱帽です。
好きなオチは「妖精のいる部屋」のオチ。たとえ妖精であっても、キモいもんはキモい。
めちゃくちゃ面白くて笑ったんで、みなさん興味があれば観てみてください。
これも「GAME」にて演じられたもの。この中で触れられている「イカが歯に挟まった」ことについても、ちゃんとその後話がされます。
スマホのフィルムバッキバキ
水筒などと一緒にスマホをカバンに入れていたので、フィルムがバッキバキになりました。液晶でないのはまだ救いなんですが、人前で出すときにめちゃくちゃ恥ずかしいし、破片がたまにチクッとなって痛いので、なんとかしたいです。でも別にこのままでも良いとも思います。重要度が低いから。
ちなみに、損傷度合いは19%くらいかな・・・。
スマホのカメラのガラス部分バッキバキ
スマホのカメラの、レンズを覆っている四角いガラス的な部分も、バッキバキになっています。正直、こっちはそのうち機能に支障が出そうで怖いです。レンズ剥き出しだし、破片はフィルムより尖ってて刺さるし。
僕、物の扱い方が悪いかもしれないという疑惑が、最近確信に変わりつつあります。
マイ・ブラザー・ゴット・インフェクティッド・コロナヴィールス
オー・シット。
弟のクラスメイトが、ここ数年巷を騒がせている新型コロナウイルスに感染したということで、弟の学級は一時閉鎖。弟は発熱。PCR検査を受けると、見事陽性ということで、はい。
弟がコロナにかかりました。
オー・シット。
というわけで、連絡を僕は文化祭を早退けし、出席停止になりました。幸いにも劇は終えた直後だったので、劇ができてよかったぁ。今年のクラス発表は劇。先生の要望で「悪魔を出したい。悪魔は女子がいい。」ということで(どゆこと?)「両親を意識不明の重体に追い込んだ犯人を殺してほしいと悪魔に頼む少年」の劇をすることに。僕の係は照明で、劇を終えた直後に連絡を受けて家に帰りました。
劇ができてよかったぁ。
・・・じゃねぇーよ。劇以外何もできてないし、二週間謹慎だよ。
弟は全く軽症であり、僕が家に帰る頃には普通にガキの使い大晦日スペシャルの録画(トレジャーハンター)を観ていました。
数日後、母・父・僕でPCR検査を受けると、なんと父が陽性でした。というわけで、さらにお休みの日は延びました。ワクチン受けてたんですけど彼。無症状なのはよかったですけどね。これが今話題のブレイクスルーかー、なるほどー。クソが。
このコロナ禍って、いつになったら終わるんですかね?マジでもう本当に我慢の限界って感じなんですけど。最初のうちは夏くらいになったら終わるっつって、今度はワクチンができたら大丈夫っつって、でワクチンはできたけど新しい型のウイルスが出たからあんま意味ない。どうすればいいんですか一体。ずっとマスクつけてるし、今年の文化祭もめちゃくちゃ規模縮小して開催だったし。
はぁ・・・。ちょっとずつ溜まってた鬱憤がこれをきっかけに小爆発した感があります。休みがあるから今このブログを書けてるのもあるんですけど・・・。あーあ。
前聴いてた曲をめっちゃ聴きたくなる病 第二波
僕は、昔聴いてた曲をめっちゃ聴きたくなる「昔聴いてた曲をめっちゃ聴きたくなる病」を患ってるんですが、その第二波が来ました。発作が出ると、「歌いたいよぉ!」と初音ミクの消失のモノマネをします。
主に次の曲を激しく聴きたくなります。
「ECHO」
英語を用いたボカロ曲の金字塔的存在。メロディもビートも歌詞も絵もおしゃれ。
「ヒビカセ」
機械的でもあり、うねるようでもあるビートがかっこいい。この生々しさを感じる歌詞もいいですよね。
「炉心融解」
曲に漂う静寂と寂しさが好きです。(Shout!!)
「右肩の蝶」
クラクラするような歌詞と歌い方(歌わせ方?)がクセになります。多分めちゃくちゃ快楽物質が脳から分泌されてると思う。
「パラジクロロベンゼン」
中毒性が異常に高い曲です。歌詞は人間的な弱さを曝け出すもので、悲観的。そこにも、この曲がニコニコ動画とかで流行った一因なのかなと思います。別に侮蔑的な意味じゃないです。
冷たい系の曲で統一されてるのかな。まぁそういう傾向はあるなぁ。
皆さんも、まぁ、あんまり昔に浸りすぎると危ないので、気をつけてください。前の締めもこんなだった気がします。
放課後ティータイムの学祭と、いももすの虚しさ
軽音部に入った女子高生たちがわちゃわちゃするアニメの第二期「けいおん!!」を観ていました。第17話以降、夏が終わり、マラソン大会も終え、物語は主人公唯たちにとって最後の学園祭に向けて動き出します。部室が使えねぇーだの、唯の妹の憂(世話焼き)が風邪で寝こんだぁーだの、クラス発表の劇の「ロミオとジュリエット」に、澪と律が選ばれたぁーだの、色々とわちゃわちゃしていて、こちらまで桜高校の学園祭に向けて気持ちが昂っていきました。
そして、第19話で学園祭のドタバタした雰囲気やお泊まりのワクワク感を満喫し、第20話。
学園祭の2日目、軽音部のバンド、放課後ティータイムのステージ演奏。
クラスメイトたちがステージ上にいる唯の名前を大きな声で呼んだり、めちゃくちゃ内輪の話をMCでしたり。文化祭のステージで見るこういうのって、本人たちはこんなに楽しく純粋な気持ちでやってたんだ、と思いました。性格のねじ曲がり方から、純粋に彼女たちと同じ気持ちでステージを楽しめないのが少し悔しかったです。
セトリは、唯作詞のノリ系ソング「ごはんはおかず」から、定番の良曲「ふわふわ時間」、そして、唯が部室騒ぎや憂の風邪などの経験をもとにして作詞した「U&I」。
全力を出し切り、MCはグダグダになりながらもステージは大成功。西日が差し込む、静かな部室に疲れて座り込む一同は、これからのことを話し合います。クリスマス会、お正月は初詣、そして新歓、夏の合宿・・・。次第に声を震わせながら話し、ついに涙を流してしまう彼女たち。もう、来年は、ない。今が最高だからこそ流れる涙がそこにありました。
・・・さぁ、僕はどうだ!?どうですか!!?涙流れました!!!?中学と高校が合体してるので最後感はないんですが、僕も一応義務教育最後の学祭だったんですよ・・・?
コロナのこともあったものの、準備にも力を出せたはずだし、そもそも本番は出たし。放課後ティータイムの彼女たちのような、最後を惜しむ涙は僕の目からは流れませんでした・・・。
それを思い出しながら見ていると、もう心の中に虚しい穴が空いてしまって・・・。唯たちの涙を見るたびに「虚無」が僕を飲み込みました・・・。
「けいおん!!」では、学園祭が終わっていよいよ卒業へと動き出します。唯たちが、この後どのような思いを抱えて日々を送っていくのか。先輩たちが涙を流した時、一人慰める側に回っていた、残される後輩のあずにゃん(中野梓の愛称)の思いにも注目したいです。また、いももすはどのような思いで義務教育を終えるのか。みなさんご注目ください。
8月〜9月前半のエピローグ
いももすの日常、急展開!
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のための出席停止を受け、全くもって暇な日々を送っています。弟はもう全然普通の生活だし、母はめちゃくちゃ暇そうにしてるし、父は悠々自適な無症状隔離ライフを送ってるし。僕はというと、アマプラでアニメや映画を観るか、書くペースが阿呆になっているブログを書いていました。あと、えっちな絵をネット上から探してスマホのchromeにタブとして残しといたりしてました。完全にchromeが「俺のエロ本」になってるんですけどね。てんで自堕落。
そして、刻一刻と近づいてくる義務教育の修了。習ってること自体はもうとっくの前に義務教育を終えちゃってるんですけど(僕が追いつけてるかどうかは別)。卒業の自覚がないのは、中高一貫に入ったデメリットとも言えるかもしれないですね。なんかちょっと損した気分なんですよ。登校手段変わらん、メンバー変わらん、制服、校歌、校舎、全部変わらん。これで「中学卒業感」出るわけないです。実際卒業はしてないんですけどね。
卒業という人生の転機を、一つ失ってるんですよ僕は。入学するときにもうちょいそこらへん考えときゃよかったなぁー、なんて思うんですけど。
さて、中学課程修了に向けてどのような心持ちでやっていきましょうか・・・というところで締めさせていただきます。ありがとうございました。