一年以上ノートに日記を書いていて、日記に記録媒体としての有用性は見込めないということがわかった。
例えば、「そういや僕『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』の初見のときどんなこと書いてたっけ」みたいなことを不意に思ったとき、
「いつくらいに観たかなー、あんま思い出せないな」
「暑くも寒くもなかった気がするな」
「秋頃かな」
「いや春かも」
「絶対『エンドゲーム』の後だよな、それは間違いない」
「確か『エンドゲーム』と『ノーウェイホーム』を観るためにマーベル映画を連続で観た期間があったんだ」
「ってことはテキトーにめくっていってマーベル映画のタイトルを見つければ、そこからのウェイを辿ってノーウェイホームにカミングできるってことか」
みたいな感じでいちいち推理しなきゃいけない。
もっと細かくて探しにくいのもある。「『ももち』について何か書いた記憶があるけど、あれはいつだったかな」とか。なんとなくちょっと頭をよぎって書いただけなので、他の日との間に一切の文脈がない。ので、5冊あるノートの全ページをめくり、全文の中から「ももち」という3文字を血眼で探すことになる。
たまに思うのが、「日記とは別でルーズリーフのファイルみたいなものを作って、日記に書いた単語と書かれた日を50音順に並べて記録しておいたら、索引みたいに後からすぐ調べられるのになぁ」っていうことだけど、完全にめんどくさいと思うのでやらない。
新学期早々来週に「1日かけて約40キロ歩く」という地獄のような学校行事がある。実は中2のときにもこの行事があって、そのときは25キロくらい歩いたんだけど、もうなんか、最後の方ずっと頭の中で踏切が鳴ってた。カンカンカンカンカンカンカンカン・・・。そっから40キロにまで増えた今回、身が持つのかわからないので、気休めとして、下校の時に自転車から降りて歩いたり走ったりしながら帰るというトレーニングを行うことにした。全部足で行くと言うと心が折れるから、家まで残り半分くらいの場所で降りて、まー30分くらい走って歩いて歩いて歩いて走ってを繰り返して家に着く。足痛い。汗だく。でも、これでいくらかは足を慣らしておけるんじゃないか。
今日シャトルランがあった。僕って自分を60回くらいで限界の人間だと思っていたんだけど、意外にも今日の記録は91回。え？こんなだっけ？僕？去年の記録は？って思って去年の体力テストの日の日記を読み返してみたけど、コイツ筋肉痛のことしか書いてねぇ。
いや、たった3日間走っただけでシャトルランの記録が伸びるわけないから、まぁなんか多分僕が1年間フォートナイトやったりグレイテスト・ショーマン観たりしてるうちに、僕の体の中ではそれなりの肉体的成長があったんだろう。けっこう感動。
ずっとやってるスマホゲーム「メメントモリ」で行われた半年おめでとうパーティーでは、合計で100連分にも及ぶガチャチケットが配布された。ダイヤとかフレンドポイントもたくさん稼いで貯めてたので、今日、汗だくで帰ってきて、シャワー浴びて、さっぱりした体に炭酸が抜けたコーラを流し込みながら、まだ電気つけることを意識しない薄暗さのリビングで、1人、ソファーにもたれて、150回、キャラガチャを回した。あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。きもち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
至福だった。
あと「がんばれ同期ちゃん」の最新話、タイトル回収されててよかった。今までのどのシーンよりも興奮した。最終回近いのかなー。
