出世
中間考査終わって、一旦一段落ついた(ついてない)ので、久しぶりにブログを書く金曜の午後。今回今までにないくらい定期の勉強頑張ったし、このくらいの休息はあっていいかも。…こんな余裕こいてられるのも今のうちかもしれない。受験で忙しくて数ヶ月更新しないうちにブログのことなんかどうでも良くなって、受験が終わってもそのまま、このブログは打ち止めになってしまうかもしれない。そんな覚悟も、いる。
新しいクラスにもずいぶんずいぶんずいぶん馴染めた。てか馴染めすぎ。土曜にクラスの男子で公園行って、校内球技大会の練習したあとマーダーミステリーやるらしいんだけど、それに誘われた。なんで??まぁ、あれだ、文系クラスだから男子の人数一桁だし…去年の文系クラスからの引き継ぎメンバーもいるし…その…当然の帰結?でもすごいな。出世ぶりがすごい。
嬉しいには嬉しいけど、自分が助長するのが怖いよ。
同じクラスになった好きな子と最近結構喋る。なんで??うれっっっっっっっっっしすぎるんだけど。助長しまくるよ。まぁまぁまぁ、休み時間のちょっとしたときに、僕の近くにその子がいて、暇そうだったら勇気出して話しかけるって程度だけど。でもそういう場面が意外と多くて、結局ほぼ毎日話せてる!話しかけるのに必要な勇気の量って、話しかけるたびに少しずつ減っていく。これは目から鱗だった。毎日話せば話すほど、毎日話してもいい関係になっていくんだ。6年目の付き合いでやっとそこまで進めたよ。学校終わったあと途中まで一緒に帰ることもある。うれっっっっっっっし〜〜〜〜〜〜〜。てかなんで??僕デート誘ってしっかり断られたよね?どうしてこんな普通に接してくれるの。
一昨日、考査終わって一緒に帰ってるとき、やたらめったら単語を反射で書かせる世界史のテストについて話してた。
僕「世界史どうだった?」
その子「世界史?問題集とかノートになかった細かい内容問われて嫌だった」
「えぇ…思い当たらないなぁ…あれかな、王様で…やたら名前長い…あのー、カヴール任用した人」
「あー…なんとかマヌエーレ2世?」
「そうそうなんちゃらかんちゃら2世みたいな、めっちゃ名前長い人、それ?」
「いや、それは問題集にあったかなー。私が言ってるのは、対仏大同盟のときのさ、イギリスの首相の名前…」
「あー、ピットだっけ?」
「そうそう小ピット、あれ問題集にもノートにもなくてさ、これ聞くかねって思って…」
こんな感じの内容。僕は嬉しかった。問題集にもノートにもなくて、その子が「こんなの聞く?」としてる問題に、僕が「あー、ピットだっけ?」ってカンタンに即答できたことが。ピットをわざわざ「小ピット」まで記憶してるあたり彼女の実力が知れるけど、とにかく僕は、自分が世界史に払った努力と、Try ITの世界史の先生に心から感謝した。
「僕今回結構世界史手応えあるんだよね、思ってたより太刀打ちできたなってカンジ。頑張ったからね…」
「へぇ、すごいね」
「まぁでも…僕の太刀打ちだから…そんな、まぁまぁまぁって感じだろうけど」
「いや、でも何かしら自分の進歩を感じられるのはいいことだよ」
もっと褒められたい。見直されたい!その夜、3時半まで翌日の地理の勉強した。ガッチガチに固めまくって「地理最高だった!」って言おうって思って。そしたらその日その子僕の方なんか見向きもせずに友達と帰っちゃった。
なんかめちゃくちゃ打ちのめされた気分で、その日なんも手につかなかった。思い返してみたら、話すのも一緒に帰るのもほとんど全部僕の方から話しかけてそうなったんだ。もしかしたら、あの子にとっては楽しくもなんともなくて、ただ迷惑なだけなのかもしれない。なんなら、僕と話してるときより授業で英訳添削されてるときのほうがよっぽど表情豊かだったような気がする…。
僕と話してるとき<おっさん教員に英訳添削されてるとき<友達と話してるとき
15時半から19時半まで寝た。その子にきっぱり「うるさい」って、迷惑だって、言われる夢見た。その日の夜は、全然要領を得ないまま3、40分くらい授業プリント見返して、すぐ寝た。僕のやる気ってこんなにあの子に依存してたんだ。
で。今日。全然普通に話せた。考査後の学年集会で席が隣だったから、テストのことについて色々。私数学でチャイム鳴った瞬間ミス気づいちゃったとか、英語のテスト(45分間ぶっ通しで書いても物理的に解答用紙を埋められなさそうな量が出た鬼テスト)でどの問題捨てたかとか、このあとのボランティア清掃行くか行かないかとか。全然笑顔だなぁ。
総合的に見るに…「普通」です。休み時間とか放課後のちょっとした時間に仲良く話すのならいいけど、休みの日に会って遊ぶとかは別にしなくていい。好きでも嫌いでもない、同学年で同じ部活の男子の友達。それが彼女にとっての僕。
ここからもっと仲良くなれないかな。見直してもらえるようにもっと成長していって、それで毎日話してたら、流石に少しは僕のこと気にしてくれないかな。正直、バレーの練習とマーダーミステリーより、あの子がやってるような猛勉強を僕も休みの日にしたい。もちろんバレーもマーダーミステリーも楽しみだけどね。
久しぶりだったし、テスト終わったし、最近は感情が揺れ動くことが多かったしで、つい楽しくなって書きすぎてしまった。もっとコンパクトな記事を書きたかったんだけどな。こないだくらいのが僕は好き。
group_inouの「BOTTLING」やっぱりいいなー。歌詞は正確には聞き取れないし、ネットのどこを探しても掲載されてないので、まだ知らない。曲調の平坦さと、それでも終わりにかけてカタルシスがじわじわ押し寄せてくる感じが、なんとなく心地よくて、好き。