いももすのブログ

高校三年生が日記を書きながら書くブログ。

卒業のハンカチーフにふれたよ!

 卒業式があった。僕の学校は中高一貫で、4年生である僕の2つ上の6年生の先輩たちが卒業したということになる。

 部活でいえば、6年生の先輩とは入部当時からの付き合いがあり、長く慕ってきた「先輩の象徴」みたいな人だったので、そこそこ切ない気持ちになっている。多分もう会わないだろう。

 今放課後ティータイムの「天使にふれたよ!」聴いているけど、まぁ、卒業は大抵終わりだよな・・・。僕は「けいおん!」の最終回を観た時「『卒業は終わりじゃない』・・・その通りだよ・・・その通りなんだよあずにゃん・・・!」と心打たれ感動した経験を持つが、まー・・・「でも過ぎる季節に流されて 逢えないことも知っている」っていうことなんだよあずにゃん。これは予想だけど、僕が卒業するときにはユーミンでも尾崎豊でも放課後ティータイムでもなく斉藤由貴を聴く気分だと思う。

 

 来週は関東旅行。日程を確認したり準備したりしているうちに、旅行が学校行事としての現実味を帯びてきて、なんか楽しくなくなってきた。全然ときめかない。てかだる。「楽しみー」とか口に出して無理矢理楽しみ感を出そうと思う。

 

 今一番楽しみなのは、今夜放送される「進撃の巨人 The Final Season完結編(前編)」かな。原作の33巻(最終巻の一つ前)を1時間のアニメにして放送する感じらしい。33巻は読んだ時マジで鳥肌立ちっぱなしだったから、アニメも超超超楽しみにしている。漫画の方も全巻読み返したし、特別総集編も7話全部観た。読み返すたびに「あぁ・・・やっぱり進撃の巨人って素晴らしいな」って思う。すごい良い。筆舌に尽くし難いくらい良い。そのアニメ化なんだから、飛び上がるくらい良い。

 ワクワクしすぎて僕の文章もぎこちなくなっているだろ。それぐらい進撃の巨人は素晴らしいっていうこと。 

 

 あと、最近は「ピンポン」のアニメ→映画→漫画と、「セブン」を見た。ちょっとした感想。

・ピンポン

 卓球のスポーツ漫画。

 まずアニメのピンポンを見て、「アニメってすげぇ」と改めて実感した。アニメにできる演出の限界に挑んでる感じ。湯浅監督ってやっぱすげーや。ストーリーそのものも最高だったので映画を観て、大胆に削ってるなーと感じたものの、でも不思議と違和感がなくスッと入ってくるので、これも良いじゃんと思った。それで漫画を買って読んで、アニメが大胆に設定やストーリーを追加していたことを知った。映画の方が漫画には近い。

 今思ったけど、湯浅監督ってそういうの多い。デビルマンは置いといて、「映像研には手を出すな!」とか「四畳半神話大系」とか「夜は短し歩けよ乙女」とかのアニメで、原作をほとんど踏襲した上で一部大胆な改変を行うっていうのがよくある。アニメを見ていたときはそれに違和感は感じないけど、原作を読んだ後にもう一度見返すと、その改変箇所がちょっとチープに映っちゃうみたいな。個人的湯浅監督あるある。

 とにかく、ピンポンめちゃくちゃ良かった。

 

・セブン

 デヴィッド・フィンチャー監督のサイコサスペンス映画。

 最悪だった。本当に最悪だった。最悪。

 最悪であることはそれとして、僕はこの映画の映像の作り方がとても気に入った。暗くて渋い映像の色合いや、常に降りそぼる雨、絶妙にリアルで不愉快な程度の人混み。映画の舞台である街がめちゃくちゃ嫌なところだってことが、台詞じゃなく映像からなんとなく伝わってくる。クライマックスの手前で、荒野の一本道をのっぺり進んでいくパトカーを空中からヘリで見ているシーンとか、胸がとにかく不安で満たされて動悸が止まらないもんね。最悪のクライマックスシーンで急に映像が激しい赤に変わるのも衝撃的だった。

 最悪だけどもう一回観ると思う。

(追記)もう一回観たら、クライマックス全然激しい赤じゃなかったんだけど。すごいな。感情が記憶に与える影響って。

 

 そういうわけで。もうすぐ関東へ行くから。

 こ、い、びとっよ〜

 僕は〜たーびだーつ〜

 ひがーしへーと〜むかーう列車〜で〜・・・

 

天使にふれたよ!

天使にふれたよ!

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卒業

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木綿のハンカチーフ

木綿のハンカチーフ