数学Bの授業中、ノートに板書を取っていると、強烈な眠気が襲ってくる。意識がぼんやりとし、なんとなく甘い心地になる。焦点が曖昧になり、無意識のうちに瞼を閉じそうになっている。
屈してはいけない。
強い意志を持って全力で全身を律し、ノートにギシギシとΣの公式を写していく。
そうして、なんとか、ノートに全ての公式を書き終えた。
気がつくとノートは白紙だった。
は?
こっ、こっ・・・これは何だッ!
オ・・・オレはッ!!何を見ているんだッ!!?
「コレが………『レクイエム』……………ダ!!
オマエが見テイルモノハ確カニ『真実』ダ
確カニオマエノ能力ガ実際ニ起コス『動き』ヲ見テイル……
シカシ………実際ニ起コル『真実』ニ到達スルコトハ決シテナイ!
ワタシの前ニ立ツ者ハドンナ能力ヲ持トート絶対ニ!行クコトハナイ 」
はっ!
オッ・・・オレはっ!
初めから何も動いていないッ!!
みたいなことがよくある。板書を取るという真実へ向かおうとする強い意志が、果てに「板書を取った夢を見せる」というようなことが。
さて、話は変わるが最近もっぱら調子が良いと思う。人生が順調、というようにも感じる。実際は全然そんなことはなく、返却されるテストもまぁ大概が酷い結果。どこの誰が見ても「酷い」と言うくらいの酷さだ。だから調子が良いというのは、成績が上がってるとか人付き合いが上手くいってるとか、そういうところではなく、特に根拠なく精神が安定しているから万事オッケーに感じるということだ。
TSUTAYAでは、前に観た映画を積極的に借りている。「ベイビー・ドライバー」とか、「ダークナイト」シリーズとか、「インクレディブルファミリー」とか、「映画 けいおん!」とか。けいおん!は今日借りたので、まだ観ていない。しかし、すでに最高とわかっている映画を観るというのは、なんて心が落ち着くのだろう。しばらくずっとこれでいいや。
と言ったが、僕は土曜日「THE BATMAN-ザ・バットマン-」を観た。しっっっっかり楽しんだ。
あと「キルラキル」観終わった!!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!おもしろすぎる!!!!!!!!!!!!!!!
テンポいい、バトルかっこいい、展開アツい。総集編が約一分で終わった瞬間、「あ、このアニメ本当に最高のやつだ」と思った。皆も観た方が良い。