チェンソーマンが読みたいの
多分人格形成の段階で何かしらがとち狂ったとしか言えないが、昔からのとても悪い癖で、「話題になってから知ったものに手を出せない」というのがある。
SNS等各所で話題になっているコンテンツには自然と拒否反応が起こり、そこから目を逸らすため、「君の名は。」「天気の子」未だに観れない「竜とそばかすの姫」観れない「YOASOBI」聴けない「タコピーの原罪」読めない「ルックバック」読めないし「チェンソーマン」も読めないし観れない。
アホか。
「ファイアパンチ」大好きで短編集「17-21」も読んで「ルックバック」「チェンソーマン」読まない。アホか。
めっちゃ読みたいのだ。「皆話題にしてるから自分も読もー」となる思考の人たちを、数年前は馬鹿にしていた節があるが、今はとにかく羨ましいと思う。なぜなら、人気になってるものって、良いものだから。
Twitterとかで人の本棚が写真に映り込む時があるでしょう。大体「チェンソーマン」並んでる。どの家の本棚にも「チェンソーマン」並んでる。
Youtubeのおすすめ欄、チェンソーマン関連の動画一回も再生した覚えないのに「KICK BACK」を8bitにしたり電卓で演奏したりしてる。
脱線するが、アニメの流行は移り変わりが早いなぁと思う。ついこの間無限列車編が話題になったと思ったら(あれは観た。話題すぎて。案の定クソおもしろかったし)、呪術廻戦、スパイファミリー、今度はチェンソーマンか。目が回るようだ。考えているうちに本当に胃がムカムカしてきた。
閑話休題。
そんなに皆が読んでて、どうやらクオリティの高いらしいアニメ化もされて、どこに行っても話題になってるような漫画。「チェンソーマン」。
ずっと前からめっっっっっっっちゃ読みたいと思っていたにも関わらず、拒否反応が酷すぎて一向に掴めなかった「チェンソーマン」。
この間、別の学校に通う友達と会う機会があり、そいつもチェンソーマン愛読者だった。「これこれこういうことで、どうしても読めないんだよぅ」と言うと、「全然理解できない」とアニメのPVを見せられた。
「とにかくおもしろいんよなぁ」
知ってら。
買った。
「チェンソーマン」2巻まで買った。ほぼ千円かよ。本高すぎる。
読んだ。
強烈なおもしろさと強烈な拒否反応とで動悸がして、変なトリップをしてしまった。
明日3巻買う。
以上。
そういえば「ゲット・アウト」観た。どこが「新感覚スリラー」で「映画の常識を覆した」のかはわからなかったが、おもしろかった。