いももすのブログ

こんにちは。いももすです。好きなことを書きます。DC-3になりました。

ダークなRPG「真・女神転生」の面白さを説明する記事

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 みなさん、悪魔に興味ありませんか?

 

 僕くらいの年齢の厨二病男子なら、一度は「悪魔をこの身に宿し、自由に操って戦いたい」と思うのではないでしょうか。別に悪いことじゃありません。悪魔かっこいいし。

 そんな願望をいとも簡単に叶えてくれるゲームがあります。

 

 真・女神転生です。

 

 アトラスから発売された、「女神転生」シリーズの一つで、スーパーファミコンで遊べます。バーチャルコンソールでもできたっけ?小説(ラノベ?)が原作なのですが、それは「女神転生」まで。また、今作「真・女神転生」からは開発・販売の両方の権利をコナミからアトラスがもらってうんたらかんたら・・・と。確か、原作者の西谷史先生は占星術に興味を持っていて、自分で占星術のソフトをつくって販売したこともあるそうです。そんな、「コンピューターと魔術的なものの融合」は、原作のみならず、ゲームにも大きな要素として生かされることになります。

 

 ところで、女神転生と言えば、数年前にヒットした「ペルソナ5」の始祖にあたるゲームです。女神転生にはマジでいろんな派生作があります。その中のひとつ女神異聞録ペルソナを出発点とした「ペルソナシリーズ」の5作目(厳密には6作目?)がペルソナ5となっています。遠い親戚みたいなもんです。僕はペルソナシリーズだと「ペルソナ3」をやったことがあります。女神転生をするそもそものきっかけがこれです。

 

 

 さて、そんな真・女神転生を絶賛遊び中の僕です。数ヶ月前に始めたのですが、あまりにもダンジョン攻略がダルくて挫折したんですよ。でも最近再開したら、いろんな楽しさに病みつきになっちゃって、ガンガン遊んでます。今からその楽しさを紹介していきます。

 

 

 

ネタバレなしの範囲の解説

 まず、どんなストーリーか。199X年の東京、吉祥寺に住む少年は夢を見ていました。十字架にかけられた少年、悪魔に虐げられた少年、謎の女と怪しい儀式・・・。不思議な夢から覚めると、ハンドヘルドコンピューター(携帯できるパソコンみたいな?)には「悪魔召喚プログラム」なるものがインストールされており、そして井の頭公園では殺人事件が発生したようでした。

 

 ゲームが始まってまずやるべきことは、アリアハンの王様に会いにいくことではなく、コーヒー豆を買ってくることです。母からのお使い、何気ない日常。それが、少しずつ侵食されていくのがこの真・女神転生の特徴です。始まりは井の頭公園での殺人事件、そして商店街での悪魔との遭遇。それから、街には悪魔が出現し、人々を襲い始めるのです。戒厳令が発動され、鉄道は全面的に運休。侵される日常。少年は生き残るために「悪魔召喚プログラム」を用いて悪魔と交渉し、仲間ならぬ「仲魔」にしていきます。仲魔、変換がめんどくさいです。

 

 この、当時のRPGには珍しい(のかな?)ダークなシナリオも、特徴の一つかもしれません、ただ、このゲームにはさっき言ったように、「悪魔を仲間にできる」という最大の特徴があります。悪魔とエンカウントしたとき、選択肢は「ESCAPE」「FIGHT」そしてTALK。もし交渉に成功すれば、金をもらったりマグネタイト(悪魔のエネルギー源。悪魔を召喚して移動していると消耗する。なくなると仲魔の体力が減っていく)をもらったり、そして、仲魔として悪魔召喚プログラムに組み込むことができます。この「悪魔を仲間にする」背徳感。

 仲魔は、邪教の館という施設で合体させ、さらに強い悪魔(か、弱っちい悪魔)にすることができます。この合体がねぇ・・・めっちゃくちゃ楽しいんですよ。いい魔法が使えるやつを作るもよし、物理攻撃が強いやつを作るもよし。パーティーの作り方は無限大で、回復とドーピングと物理をバランスよく配置するか、状態異常魔法ばっかの奴らを配置するか、物理でゴリ押しするか。

 ちなみに僕は物理でゴリ押しタイプです。AUTO(勝手に戦闘を進めてくれるコマンド)で瞬殺できるから。回復魔法なんか魔石使っときゃいいし。魔石は、敵からゴロゴロ落ちてくる回復アイテム。タダ同然だしアイテム欄圧迫するからさっさと使いまくった方がいいです。回復アイテムがタダでゴロゴロ手に入るのは、優しさですかね。

 

 さて、今僕のゲームの進行状況は、ラストダンジョンの序盤です。ここまで来たから言えることですが、このゲーム、ダンジョンがスーパー広いです。どこがというか、どこもです。3Dダンジョン(主人公目線で見た感じのダンジョン攻略をするタイプ)なんですが、広いわ広い、そのクセ敵はどんどんエンカウントする。でも、エンカウントに関しては割と文句なかったりします。お金と経験値がすぐ貯まるし、交渉の機会も多くなるから。AUTO選んどけば3秒くらいで戦闘終わるし。そこら辺も考えてたりしたなら、優しいですね。

 

 これで「女神異聞録ペルソナ」と同じ戦闘スタイルだったら発狂してました。実際異聞録は発狂してやめました。一回の戦闘に二分近くかかる上にエンカウント率は真・女神転生と同レベルなんですよ。

 

 魔法「トラポート」を身につけてからはダンジョン探索が気楽になりましたね。セーブした場所に一瞬で戻れる魔法です。ルーラみたいな。セーブポイントである「ターミナル」は、他の町にワープできる機能も持っているので、一旦ターミナルに戻りさえすれば回復はどうにかなるようになっています(ちなみに、悪魔が東京に現れたのはターミナルが魔界に通じたから)。これでラストダンジョンも気楽にいけるね!は大間違いですが。ラストダンジョンほんとに地獄なんだけど。ほんとに地獄なんだけど。なにここ。

 

 3Dダンジョンって主人公目線で、俯瞰できないようになってるから、行っても行っても同じ景色ばっかでほぼ確実に迷うし意味わからんくなるんですが、一応救済措置として「オートマッピングシステム」があります。これは、自分の歩いたところが自動的に地図として記録されていく機能で、歩けば歩くほどダンジョンの地図が出来上がっていくようになっています。これを見ながら進んでいけば、行ってない場所に行くことができ、出口に戻ることができるので、一応迷わなくはなります。最低限心が折れないような配慮をしてくれているとは思います。

 

 システムの話はここまでにしておいて、今度はストーリーの話をしましょう。

 

 このゲームには、エンディングが3つあります。主人公の行動や選択によってルートが分岐して、戦うべき相手が変わります。この3つのエンディングを、序盤現れる3勢力を元にして解説していきます。

 

 序盤、新宿にて大モニターで演説をしているのは、戒厳令司令官の五島(ゴトウ)です。モデルは、1970年に市ヶ谷駐屯地で自衛隊の決起を促す演説をしたあと切腹をした小説家の三島由紀夫。彼は、今の「大地ガイアからの搾取の上に成り立っている」文明社会を非難しており、悪魔たちの力を借りて今の文明を打破し、大地と共に生きる自由と混沌の世界を作ろうと考えています。この考え方のルートは、「カオス」ルートです。悪魔との共生、自由と混沌がカオス勢力の目指す世界です。自由の代償として、強いものが弱いものを虐げる世界でもあります。

 

 その後、アメリカ大使館で出会う合衆国大統領トールマン第二次世界大戦終結時の大統領トルーマンがモデルだと思われるが、アトラスは否定している)は、悪魔が蔓延る東京に米軍をよこし、最悪の手段すら用いて悪魔を一掃しようと考えています。トルーマンは世界大戦終結時の大統領ですよね。世界大戦終結ってことはポツダム宣言を日本が受諾したってことで、ようするに、広島長崎に原爆が落ちた時の大統領でもあるわけですが。本当に意図せず作ったんでしょうか、アトラスは。

 これだけだとまだ思想として浅いですが、これがより極端に傾倒したものが「ロウ」です。ロウ勢力は、神の支配による秩序と平和を目指しています。秩序がどこまでも支配する世界。それによって平和は得られるが、自由はない。そういった世界です。

 

 そして、それらの中間に立つのがレジスタンス」と呼ばれる集団です。レジスタンスは、悪魔が蔓延っている現状をなんとかして平和を取り戻したいが、そのために大きな力(トールマンが用いようとしている「最悪の手段」)を振るうことをよしとしない集団です。このような考えはニュートラル」です。言葉を変えるなら、どっちつかずの節操のないやつ、です。どっちだよお前、ってなって一番ムカつくやつかもしれません。新宿では彼らレジスタンスに協力し、レジスタンスのリーダーである「ヒロイン」を仲間にすることになります。また、これは後半になってから気がついたのですが、超序盤で井の頭公園にて遭遇する謎の老人も、ニュートラルの考えを持った人間です。

 さて、とりあえずレジスタンスに協力するのですが、その後ゴトウにつくかトールマンにつくかで属性は変わります。この時点では後からどうにでもなる分岐ではありますけど、「どういう世界にしたいか」と考えるタイミングになります。

 

 以上3つのルート、思想。あなたはどれを選びますか。

 

 似たようなゲームでスマホアプリのALTER EGOというのがありました。エゴの世界を歩きながら、そこに住む女性エスに性格診断をしてもらい、自分を探していくというゲームです。自分がエスの質問にどのような選択をするかでエンディングが変わります。エンディングは最初は2つかと思われます。秩序に重きを置く「エゴ王」につき、秩序に身を置くか。衝動のままに生きたいエスを肯定し、本能に身を任せるか。

 秩序に身を任せた時、それはプレイヤーがエスを否定することにもなり、プレイヤーを想うエスは自分で自分を否定してしまいます。衝動に身を任せた時、エスは歪んだ自分を肯定するあまり世界そのものを否定してしまいます。端的に言って、気が狂います。前者も後者もバッドエンド的な描かれ方をされます。

 では「ALTER EGO」にハッピーエンドはないのか。あります。ハッピーエンドはニュートラル。極端な考え方をする必要はない、結論を急ぐ必要はない、これからも自分探しの旅をこの世界で続けていきたい。あなたと二人で。というエンディング。これがハッピーエンド。このエンディングを見た後は、エスといちゃいちゃ読書ライフを送ることができます。

 エゴ王とエゴの世界の見た目といい、エンディングのシステムといい、真・女神転生と似た部分も多いゲームです。面白いですよ。

 

 RPGで言えば、UNDER TALEもそうですよね。敵と会話が可能、エンディングは3つあり、NルートGルートPルート。普通はNで、Gは虐殺、Pは真のエンディングで完全なハッピーエンド。ちなみにPルートクリアは周回プレイが前提です。開発者のトビーフォックス氏は、影響を受けたゲームの一つにこの真・女神転生を挙げていました。

 

 

 で、真・女神転生でもハッピーエンドはニュートラルかっていうと、そういうわけではありません(「ハッピーエンドはニュートラル」ってネット音楽、ありそうですよね)。どのルートでも正解と言えば正解、間違いと言えば間違い、という感じで、正解のルート(すなわち「真のエンディング」みたいなもの、UNDER TALEのPルートみたいなもの)は存在しません。ただ、あなたの生き方に従って行動せよ、ということですね。

 あと、多分、このゲームのニュートラルは「どっちとも仲良くしよう」じゃなくて「どっちも否定しよう」のニュートラルだと思います。

 

 

ネタバレありの解説

 ここからは、ネタバレありの人だけ読んで欲しいと思います。

 

 さぁ、ルートを選ぶ上で、いずれかと対立することになるであろう二人がいます。

 「ロウヒーロー」「カオスヒーロー」です。二人は、ヒロインと同じく数少ない人間の仲間です。十字架にかけられた少年、悪魔に虐げられた少年とは彼らであることがすぐにわかるでしょう。名前はプレイヤーが自由につけることができます。僕は漫画「AKIRA」をもとに、ロウに「アキラ」、カオスに「テツオ」、ヒロインには「カオリ」と名付けました。ちょっと違う感。

 最初に会った時は「ちょっと性格の違う二人だな〜」って印象だけですけど、物語が進むにつれて二人は違う方向、すなわち対立する「ロウ」と「カオス」に分かれていきます。あなたはどちらにつくのか。

 

 

 ちなみに、ラストダンジョンを突き進む僕はすでにルートが確定しています。僕のルートは、ニュートラル」です。

 

 ロウ勢力である宗教「メシア教」は、トールマンによるICBM投下で東京が崩壊してから30年、法の神の元に平和と秩序の支配する千年王国を作ろうとしています。そこでは、「選ばれた人間」すなわち「メシア教の人間、神を信じる人間」のみが生き、それ以外の人間は死に絶えます。ロウ勢力はいつの間にか「選ばれた人間のみの救済」を目的とするようになっていました。その要として機能する塔「カテドラル」の建設を急ぐメシア。主人公を庇って死んだアキラは、神の力で蘇り、メシア教の救世主として崇められています。

 カテドラルは、地上8階地下8階の高すぎ深すぎしんどすぎのラストダンジョンなのですが、それほどの建物を建造するのにどれほどの労働力が必要なのか。東京のどっかで聞いた話ですが、メシア教の人間が「死ぬほど働け」「死ぬほど働いて、それで死んだらあの世で神に救われる」みたいな教えを信じて働きまくってるみたいです。やば。

 

 一方、カオス勢力である「ガイア教」は、カテドラル完成による神の支配、すなわち「選ばれた人間のみが生きる世界」の実現を阻止すべく、カテドラルの乗っ取りを計画しています。力を手にするために悪魔と合体したテツオも、その一人です。テツオ、デビルマンじゃん。ちなみに、この書き方だとカオスがいい方に感じますが、カオスはガイア教以外の人間、特にメシア教徒を容赦なく断罪(問答無用で死刑とか)していたり、割とえげつないです。どっちもどっちです。

 

 ニュートラルである僕とカオリは、世界がどちらに傾こうが人間は神か悪魔の道具になるだけだ、と井の頭公園の謎の老人(銀座で再会。うれぴー)に促されて、神の降臨を止めるべくカテドラルに向かいます。つまり、神の支配も悪魔の世界もいらない、人間の手で復興しよう、がニュートラルなのかな、と勝手に思っています。割と僕もそれがいいな、と思いながらプレイしていました。だからニュートラルを選んだんですが、エンディングを見ないことにはわかりません。多分アキラとテツオの両方と戦うことになると思います。

 

 ICBM投下によって東京が滅びたのは、「リセット」と言えます。一旦世界を白紙にすることで、ロウ的な世界を作るか、カオス的な世界を作るかというような勢力争いが激化したのです。そもそも、崩壊した絶望ばかりのそんな世界では、何かそういう宗教みたいなものに縋らないと生きていけないのでしょう。そういう意味では、それらの「縋るもの」を人々から奪うニュートラルって酷だなぁ・・・。

 

 カテドラルについた時点で、ほんと信じられないんですが、神の怒りとかなんやらで、大洪水が起きます。東京はおろか、世界は海の底。かろうじて東京都庁と東京タワーと皇居だけが頭を出しています。人類は、浮島に建っているここカテドラルの中にいるメシア教徒と、乗っ取りを決行した十数人ほどのガイア教徒と、僕とカオリだけになりました。それ以外は恐らく絶滅。アキラは最初から知っていた様子で、「神の怒りが地上に届いたのだ」とかなんとか言っています。本当に「選ばれた人間のみの救済」なんだな、と、心底メシア教とアキラに愛想が尽きました。なんなんだこいつら。テツオもさすがにドン引きしてました。

 

 さて、その後、都庁にて戦っているカオス悪魔(カテドラルに神が降臨するのを阻止するためになんかしてる)とロウ悪魔(神を降臨させるためにそいつを倒す)の両方を殺しました。ニュートラルなので。テツオとアキラの両方に「なにしてくれてんだお前、殺すぞ(意訳)」と言われ、完全に絶交しました。予感してたとは言え、ちょっと悲しい。

 

 さて、今カテドラルは二分されています。地下1〜8階はガイアが占拠し、地上1〜8階はメシアのものです。ニュートラルは両方の勢力を制圧したいので、両勢力のボスを攻略していくことになります。ラスボスが二人いるわけです。一番好戦的なルートな気がする。

 さぁ、がんばるぞ!!

 

 というところです。

 

 僕は「カテドラル」のイメージに、デビルマン「悪魔特捜隊本部」を重ねてました。なんか似た雰囲気だから勝手に重ねてましたけど、微妙にちょっと違いますよね・・・。あえて重ねるなら、悪魔をよしとしない悪魔特捜隊はメシア教、悪魔と合体した者の集まりデビルマン軍団は、悪魔と共生するガイア教か。デビルマンでは完全に悪魔特捜隊が悪ですけどね。でも、悪魔特捜隊側の名前が「アキラ」になってます。

 ニュートラルの僕ら、邪魔だろうなぁ・・・「お前どっちだよ」だもんなぁ。

 

 

 大洪水とか神の降臨とか信じる者の救済とか、色々神話とか聖書みたいな話が出てきますよね。実際、聖書の登場人物本人が出てきます。序盤から主人公に付き纏う謎の女、「ゆりこ」です。彼女は、なんて言うんだろうなぁ、具体的なセリフは何一つ思い出せないけど「なんかいや」の雰囲気を纏っています。行きなり現れて主人公を「運命の人」と言ったり、カオリを公開処刑しようとしたりしたことが、序盤における彼女のハイライトです。

 

 崩壊後の上野にて判明する彼女の正体。「私の運命の人はあなたなのに、あなたは私を選ばずその女(=カオリ)を選んだ。私のものじゃないあなたなんていらない!」というようなことを言い、正体を現したゆりこ。

 リリスがあらわれた!」

 ・・・リリスってあの・・・旧劇では綾波レイがどぷんって入っていったやつ?シンエヴァではエヴァンゲリオンイマジナリーとして黒くなってシンジくんの目の前に現れ、仮面外したら綾波レイみたいになったやつ?

 そのリリスじゃなくて(一応そのリリスなのか?)、まぁ、モチーフである、聖書に登場するリリスです。聖書にはハッキリとは登場しないそうで、妖怪の一種らしいです。中世あたりから囁かれた話では、リリスアダムの最初の妻となっています。アダムとリリスの性交から悪霊たちが生まれたとか。恐ろし。その中世あたりから囁かれた話によると(聖書にはこんなこと載ってないので、注意)、リリスはアダムと同時に作られました。同時に作られたので、アダムと対等に扱われることを願ったリリスはアダムと口論になり、出ていきました。だから、現在は「最初に自立した女」として、女性の解放運動の象徴になっているらしいです。ただ、出ていったあとのリリスは多くの悪魔を生み出したらしいですけどね。

 上野で遭遇した「ゆりこ」こと「リリス」は、ルイ・サイファとかいう男と行動を共にしています。ルイ・サイファーねぇ・・・?

 堕天使じゃん。悪魔の長のルシファーじゃん。隠す気あんのかお前。

 

 じゃあ、リリスの「運命の人」だった主人公は、アダムという風に置き換えられるのでしょうか。じゃあヒロインはイブ?

 

 イブは、アダムの肋骨から(!!?)作られたらしいです。で、イブは蛇にそそのかされて、自分たちを作った神ヤハウェに食べることを禁じられた「善悪の知識の木」の実を食べ、アダムにも食べさせ、自分たちが一糸纏わぬ姿であることを知り、恥じ、イチジクの葉でそれを隠し、自分と同じになることを恐れたヤハウェにエデンの楽園を追い出されたと。

 

 あんまり関係があるようには感じないなぁ・・・。上野周辺は「黄金のリンゴを取りに行こう!」という話で、アダムとイブに関する神話は存在しないと思います。

 でも、この「黄金のリンゴ」の話は神話で色々あって、調べてみると上野でのこれはギリシア神話がもとっぽいです。英雄ヘラクレスの12の功業の11番目。100の頭を持つラドンという竜を倒し、黄金のリンゴを手に入れたというやつ。ちょうど上野のボスはラドンというキモい化け物で、そいつを倒すと黄金のリンゴが手に入ります。ちなみにこの周辺では「アトラス」という悪魔とエンカウントすることがあり、こいつも黄金のリンゴの神話に関係しています。偶然かどうかはわかりませんけど。

 

 黄金のリンゴを手に入れた後向かう「東京デスティニーランド」では(なんだこの名前)ケルベロスが番犬をしているのですが、12の功業12番目にはケルベロスが登場します。ヘラクレスケルベロスを生捕にしますが、太陽の元に出されたケルベロスは狂乱し、よだれをたらしまくったらしいです。そのよだれはトリカブトになりました。ちゃんちゃん。

 ?????

 

 ゆりこの話に戻ると、ゆりこは正体を表した後、「やっぱり一度は愛したあなたとは戦えない・・・」と、彼女らしからぬしおらしい態度で去っていきます。

 その後、東京デスティニーランドでテツオと再会したとき、テツオはパートナー「りえ」を連れています。彼らが去っていったあと、カオリは「あのりえって子、なんかいやな感じ」と言います。女性の第6感かな。なんとなくりえの正体に察しがつきますね。アダムのもとから出ていったリリスは、悪魔を作り続けた。ならば、悪魔と合体したテツオとくっつくのも、まぁ納得はいきますね。

 

 

 このように、神話をモチーフにしたストーリーは調べがいがあって、いくらでも時間を使えます。すごい楽しい。

 

 

 

エピローグ

 ダークな世界観・神話をモチーフにしたストーリー・悪魔を仲間にして戦い、合体させるシステム。どれをとってもかっこよくて魅力的。ダンジョン攻略の難易度が高い場合もありますが、慣れたら楽しく攻略できますよ。ラストダンジョン以外はな。

 ある程度の時間をとって、ラジオでも聴きながら進めていくのがおすすめです。

 

 ただ、舞台が東京ばっかでつまんないので、真・女神転生Ⅵでは、僕の地元岡山県を舞台に作って欲しいです。ラストダンジョンはさんすて辺りでお願いします。

 

真・女神転生

 

真・女神転生

 

 バーチャルコンソールでもできるらしいので、興味を持ったらみなさん是非やってみてください。

 

 言い忘れてましたけど、音楽もめっちゃかっこいいです。サイバーな雰囲気の曲から、戦闘曲はメタル調の激しい曲で、邪教の館は邪教みたいだし銀座の曲は最高。