どうも、こんばんは。いももすです。
先日、父と弟と僕で電気屋さんにいきました。
キッズコーナーに弟が行ったので、一緒についていきました。
弟が鬼滅の刃のグッズを眺めている間に僕はキッズコーナーをぶらぶらと歩いて、プラレールの街だとかアンパンマンのゲームだとかを見てたんですね。
プラモデルのコーナーに入った時、僕の視界に1人の美少女が入ってきました。彼女は工具らしきもの(詳しくは覚えていません)のパッケージに載っている、俗にいう「萌えキャラ」でした。青くでかいツインテール、白のリボンのカチューシャ、白いセーラー服。初音ミクと鏡音リンを足して二で割った感じの見た目で、なぜかケロロ軍曹と一緒に載っています。
僕は人目で彼女に惹かれ、パッケージを観察して名前を探しました。単なるパッケージ用のキャラクターにしては可愛すぎた、というかデザインが凝りすぎていたからです。
パッケージには大きな文字で「ニパ子」
なるほど、ニパ子ちゃんか。
と高速でちゃんづけに切り替えた僕は鞄からスマホを取り出し「ニパ子」と検索します。
ケロロ軍曹と一緒に写っているので、何らかのアニメキャラクターであるという可能性があります。できればこの子が活躍するアニメが見たい。あわよくば推したい。
てかニパ子ちゃんってなんだニパ子ちゃんって。まぁ最近はそういうギャグっぽい名前の美少女キャラクターもいるけども。
検索すると、wikiによるニパ子ちゃんのプロフィールが。
ニパ子は、新潟県燕市にある作業工具店、ゴッドハンド株式会社が製造、販売するプラモデルの「ゲート」処理専用ニッパー、アルティメットニッパーの萌え擬人化キャラクターである。
なるほど、ニッパーの擬人化だからニパ子ちゃんか〜
と、僕は超速理解。
ニパ子のパッケージを視認してからここまで約20秒。
スマホを下にスクロールし、見えたのはニパ子ちゃんオフィシャルWEBサイト。
ゴッドハンドというニッパーの会社が運営してるのは分かったものの、具体的にどのようなコンテンツ展開をしているのか気になった僕は、サイトのURLを踏んでしまいました。
ニパ子を愛してくださる皆様へ
諸般の事情により2020年8月31日をもちまして
『究極!ニパ子ちゃん』のコンテンツ展開を終了する運びとなりました。
それに伴いProject NIPAKOも解散となります。
2013年6月28日に誕生したニパ子は
これまで例のない「ニッパー擬人化」キャラクターとして
ホビー業界、工具業界をはじめ、さまざまなジャンルで
皆様に愛される存在になりました。
ニパ子は一度惑星コウグに帰りますが、
またどこかで、皆様にお会いできる日が来ることを信じて。
にぱにぱー。
2020年8月31日
惑星コウグ第一王女 セリーヌ・P・ニッパーヌ
急に大量の情報が脳内に入ってきて、僕はよく分からなくなりました。
コンテンツ展開終了・・・?
Project NIPAKOって何・・・?
7年間もやってたのか・・・?
わりとメジャーに愛されてたのか・・・?
惑星コウグ・・・?
第一王女・・・?
本名長・・・
「にぱにぱー」ってなんだよ・・・
推そうと思った存在のサービスが4ヶ月前にもう終了していたというショックに、よくわからないワードが脳に大量に流れ込んできたショックがかけ合わさり、僕の頭は数秒間機能を停止しました。
ニパ子ちゃんの前世のアルティメットニッパーは、青い持ち手に白く薄い刃。青いツインテールに白いリボンのカチューシャのニパ子ちゃんのデザインが、どれだけ本物に忠実だったかが分かります。
僕はこれから、青い持ち手のニッパーを見るたびにニパ子ちゃんを思い出すでしょう。
ありがとうニパ子。4ヶ月前に終わってるけど。
さようならニパ子。30秒前にあったばっかだけど。
7年間ニパ子ちゃんコンテンツを支え続けてくださったProject NIPAKOの皆様!
何か公式からの供給をクレェェェェェェェェ!
というわけで、2020年の締め括りの記事でした。2021年が良い年になりますように。
にぱにぱー。