いももすのブログ

高校二年生が日記を書きながら書くブログ。

すぎやまこういちさん死去・・

 ドラゴンクエストの音楽などを手がけた作曲家のすぎやまこういちさんが、亡くなったそうです。いなくなった、信じられない。ドラクエ13はどうすればいいの。ああ、

 ドラクエの音楽、大好きでした。メインテーマはもちろん、各戦闘曲、5の哀愁物語、フィールド曲、妖精の国の曲、3の町の曲、4の勇者の故郷、1の城の曲、8の大空に戦う。思い出に彩りを与える数々の曲を作ったすぎやまこういちさんを、ほんとに尊敬してます。あの曲たちは絶対に忘れることができません。

 これから生まれたであろうたくさんの名曲が聴けないのが悲しくて仕方ないです。悲しくて仕方ない。

 ありがとうございました。ご冥福をお祈りします・・・。

月刊少年いももす 第8号 21.10.3

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 日記「月刊少年いももす」第8号、9月後半にあったことなどを書きます。

 

 月に一度、毎月下旬に更新します。

 

 

 

最近あったこと

マイ・ブラザー・ウォンツ・ア・ニンテンドースイッチ・ベリー・マッチ

 困っていることというか、苛立つことが起きています。僕の小学4年生の弟が、めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃニンテンドースイッチを欲しがっているのです。今まで僕は旧世代ハードばかりを買って遊んでいたため、ニンテンドースイッチなどという最新ハードを買うという金と心の余裕は我が家にはありませんでした。

 ここ数ヶ月くらいずっとスイッチの話ばっかしてたんですよ。

 

 まず発端として、ある日弟が僕にこう言ったのです。・・・えーっと、なんだっけ、あの、tps(三人称視点のシューティングゲーム)のやつ、建築とかできるやつ、えーっと、えーっと、うーん、Nから始まった気がする。NEAなんとか・・・?

 あっ、「フォートナイト」だ。フォートナイト。NEAとか入ってない。

 そのフォートナイトを欲しがったんですよ。弟が。「フォートナイトっていうゲームが面白いらしい。パソコンで無料ダウンロードできるらしい」この言い回しの時点で、「らしい」どころの知識ではなくて、色々完全に知った上で「欲しいですよ〜」アピールをしているということは分かりきっていたんですが、とりあえず乗って「じゃあ入れればいいじゃん」と言いました。でも、ウチMacBookなんですよ。とことんゲームに向かんパソコン。これじゃ入れたところでカックカクで人なんか撃てないだろ。ということで弟は「ニンテンドースイッチなら無料ダウンロードで普通に遊べるらしい」と。

 もうすでにこの時点で全ての意図を察した僕なんですが、まだ優しかったので「それじゃあ金貯めて買えば」と言いました。すると弟は、Amazonでスイッチの値段を確認したのち、1ヶ月に一度もらえるお小遣い・お年玉等全てを勘定に入れて電卓で計算をし、「2022年1月には買える」という結論を導き出しました。

 で、その後僕は「よかったな。母さんに許可はもらった?」と。買えると言っても、流石に母に確認なしで最新のハードを買っていいわけがないので、その辺りをはっきりさせておかないともしかしたら1月に泣くことになるかもしれません。と思った僕の優しさからきた発言です。

 それで、あぁ、もう、めんどくせぇ、母が「もう勝手にしやがれ(意訳)」ということで無事買えることになりました。3、4回の交渉決裂の果てのことです。母には申し訳ないことをしたと思いました。

 そして弟は貯金箱を手作りし、スイッチのためのお金を貯め始めました。そのあと一週間くらい、ずっと金の話ばっかでした。

 

 さぁ、そして、ニンテンドースイッチが買えたとして、フォートナイトを遊んで、弟が満足するわけではないと思うのです。ある日弟が僕にスーパーマリオ3Dワールドのスイッチ版の話をしてきました。古本市場の店頭とかで宣伝を見てたので知ってた僕は「知ってる知ってる でもうちWiiU版あるじゃん」と言いました。すると弟は、「色々ギミックが増えて、フューリーワールドっていうのも遊べるようになって、スイッチを買ったら絶対遊ぶべきって言ってた」

 流石に僕も怒りました。「もうスイッチとか金の話すんな」というふうに。一応言っておくと、これはゲームに嫌悪感を抱いたから怒ったのではなく、繰り返しスイッチと金の話ばかりされたから怒ったということです。

 

 それから、弟がスイッチの話をすることはなくなりました。

 

 それで、今日、なんの気無しに履歴を見たら・・・

 Amazonで「ニンテンドースイッチ

 YouTubeで「ニンテンドースイッチ

 Yahooで「ニンテンドースイッチ

 それを何回も何回も何回も繰り返し検索しているんですよ。

 

 思わず笑いが込み上げてきました。

 

 自分では物欲が強い方だと思ってましたけど、弟には敵わないなぁ。まぁ表に話を出してないから別にいいんですけどね。

 

 

隔離デイズ

 弟と父が、今大ヒット流行中の新型コロナウイルスに感染した(軽症)ということで、我々一家は二週間、隔離の日々を過ごすことになりました。学校休めるのは嬉しいけど、あんま良いことばっかじゃありません。

 

 まず、母の言うこととしては「3食作るのだるすぎ」ということ。家族が揃ってずっと家の中にいないといけないので、毎食作らなければいけないのです。毎日そのことをぼやいているので、家庭内に灰色の空気が漂っています。本当にやだ。

 

 次に、父が自分の隔離部屋を僕の部屋に定めたことです。なにを言ってるのか理解できないと思うので、説明させてください。父は、元は父と母の寝室で寝ていましたが、狭いということで僕と弟の部屋(繋がってる)に布団を持って転がり込んできました。で、コロナにかかった時に父は自分と弟の隔離部屋を、自分の寝室でもある僕の部屋に定め、そこで一日中過ごしています。居場所がなくなった僕は、枕とそれからティッシュを持って母の寝室に移動しました。そして、母はソファで寝ることに。

 流石に気を使ったのか、父はソファをベッド的な形に変えましたが、それでも体が痛くなるらしいです。

 そして、父はその隔離生活体制が気に入ったらしく、いいちこネスカフェのボトルコーヒーを持ち込んで一日中寝転がっています。

 

 で、僕はというと、前半はとにかく暇でした。やることがなくて、ゲームかアニメかブログかってとこだったんですが、あんまりやりすぎると母が怒るので、申し訳程度に本を読みました。華氏451度」っていう本で、本が禁制品になった未来世界を描いた小説です。華氏451度は本が燃える温度。主人公は昇火士といって、違法に流通している本を燃やす仕事をしていましたが、ある少女との関わりを持つうちにその仕事、この社会に疑問を持つようになっていきます。比喩表現とか情景の描写の書き方が「情景がありありと浮かぶ」感じで、久しぶりに「小説の高揚感」みたいなものを感じた気がします。面白かった。

 

 

 

 それで、隔離生活も一週間を過ぎたかという日、先生から「小さな親切」と書かれた封筒が送られてきました。「小さな親切」の中には、溜まった宿題が詰まっていました。

 非常にコメントしづらいというか、怒りにくいというか、不満言えないというか、それでも量が異常なのは確かっていうか・・・。

 

 

 とにかくみなさん、これが我が家の隔離デイズでした。他の家はどうかは知りませんが、僕的にはそろそろブックオフとか行きたいです。部活も行きたくなってきた。あっ、学校行っても部活は当面禁止だった。

 

 

自動調理鍋がやってきた!

 自動調理鍋がやってきました!!

 自動調理鍋は、材料さえ入れてあとはメニューを選ぶだけで自動で調理してくれるという、めっちゃ未来を感じる鍋です。

 

 

 機械が作る飯がどんなもんかと、届いたその日「カレー」を作ってもらいました。手作りより時間はかかりました。1時間前後くらいだったかな。

 めちゃくちゃボンカレーみたいなおいしい匂いをさせて、カレーが完成しました。肉がルウに溶け込んでました。食べてみると、当たり前ですがボンカレーみたいなレトルトっぽい味はせず、めちゃくちゃ肉肉しいというか、野性味あふれる味がします。食べれば食べるほど食欲が増すみたいな。そんな味がしました。

 

 その後も、我が家ではさまざまな料理をこの機械で作っています。どれもめちゃくちゃおいしくて最高なので、・・・流石に買ってみてくださいとまでは言えないな。高いから。

 とにかく、おいしくて最高です。

 

 

看板

 うちの近所に手作りの看板が立っているのに気づいたのは、隔離デイズが始まるその日、学校から帰る途中でした。ベニヤ板にマジックで文字が書いてある看板。その看板は道路に面した竹藪の中に立っていました。

 気になった僕は、自転車を止めて文字を読んでみました。

 

 畑けの中にハイルナ

 (名前)

 ころすぞ

 

 怖い。

 

 畑けに入った(名前)の人に対して看板の作り主がハイルナ ころすぞって言ってるのか、畑けに入った人に対して(名前)の人である看板の作り主がハイルナ ころすぞって言ってるのか、名指しはあまりにも怖すぎるのでおそらく後者だと思うんですけれども。

 確かに最近、多分人の土地であろう場所にずかずか入っていく釣り人が目立っていた気がします。おそらくそれで(名前)の人は鬱憤が溜まっていて、怒りのままにこの看板を書き、立てたのでしょう。この場合どっちが悪いんでしょうか。土地に侵入する釣り人は迷惑ですよね。でも「ころすぞ」は流石に言い過ぎではないでしょうか?法的に大丈夫なのでしょうか。

 

 隔離デイズ明け、看板のあった場所を見てみました。まだありました。

 

 畑けの中にハイルナ

 (名前)

 ころすぞ

 

 ここではただの打ち消しですが、実際には「ころすぞ」の部分が、戦後の教科書みたいに黒塗りにされて、見えなくなっていました。しばらくして我に帰ったのかもしれません。

 

 ただ、看板の数が増えてました。

 

 怖い。やめてくれ。

 

 

けいおん!!

 軽音部に入った女子高生たちがわちゃわちゃする日常系アニメけいおん!の最終回を観ました。「この日常が終わるなんて耐えられない!!」と発狂気味だったのですが。

 

imomosu.hatenablog.com

 

imomosu.hatenablog.com

 

 大人しく観念して観てみると、彼女らが演奏する「天使にふれたよ!」が感動的すぎて・・・。

 

 最終回の後に公開された、「天使にふれたよ!」の誕生秘話とも言うべき映画「けいおん!も観ました。メインとしては、軽音部がロンドンに旅行に行く話です。

 

imomosu.hatenablog.com

 

 これも最高だった。単純にあの日常をもう一度、と観てもいい。何より、最終回の数十分後が描かれてるのが素晴らしいところ。最終回の数十分後、あの1分くらいの映像があるかないかで、けいおん全体の印象は大きく変わったと思います。

 

 今度は原作を読もうと思います。

 

 

 確かコミックの方は「college」とか「highschool」とか「shuffle」とか、色々続編が出てるんですよ。軽音部のその後や、軽音部が影響を及ぼした人たちとかの話らしいです。

 

 

 

 

 「highschool」と「college」、せっかくの続編なのになんで一巻で終わってるのかわかんないんですけど・・・。

 

 とにかく、とりあえず原作の1巻から読んでいこうと思います!

 

 

けいおんのCD「放課後ティータイムⅡ」が最高だった

 かくして「けいおん!」を観終わった僕ですが、けいおんには、最終回で演奏された名曲「天使にふれたよ!」をはじめとして、「ごはんはおかず」「U&I」など、口ずさみたくなるような良い曲がたくさん登場します。なので、CDを借りました。放課後ティータイムⅡ」

 

 確か、ちょっと前の月間少年いももすで「『放課後ティータイム』ってCD借りました!『カレーのちライス』とか、最高!」みたいな、そんな記事を書いた気がします。その「放課後ティータイム」の第二弾が、「放課後ティータイムⅡ」です。第二期関連の楽曲が収められています。「ごはんはおかず」「U&I」「天使にふれたよ!」などから、秋山澪ファンクラブの人たちのために演奏した曲ぴゅあぴゅあはーとや、名前だけ登場して劇中では演奏されていない数々の曲も収録されているわけです。

 

 ここからがもっと嬉しいところなんですが、ディスクは2枚あります。1枚が、さっき言ったように2期関連の曲が収められているディスク。そしてもう1枚はなんと、2期23話「放課後!」にて、「放課後ティータイムの記録」としてカセットテープに録音した、その演奏の音源風のミックスにしてあるディスクなのです!!劇中と同じ楽器編成で演奏された、よりライブ感のあるバージョンですね。話の都合上、「天使にふれたよ!」がこのバージョンで収録されることはないです。

 

 第1弾にも似たようなのがありましたが(1期8話「新歓!」や12話「軽音!」のライブ音源風Mix)、今回のこれ、なにがすごいかって言うと、曲の合間合間に唯たちの会話が入ってるんですよ。「はぁ〜、終わったぁ〜」「まだ一曲目ですよ」「えへへへへ、そうだっけ・・・」みたいな。

 最高。

 めちゃくちゃ高校生が録音した音源のそれで、軽音部の日常が(っつっても卒業式前日だけど)より身近に感じられるような気がします。A面とB面の合間で急にブツッて切れるのとか、なんかこだわりを感じる。

 

 けいおんの音楽世界を十分に堪能できるCDだと思います。めちゃ最高。

 

 

 

ODDTAXI

 

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 伊坂幸太郎の小説みたいな構成とか雰囲気のアニメ「オッドタクシー」です。さりげない伏線がたくさんあって、最終回あたりで一気に回収、みたいなそんな感じです。こういうの大好きです。

 しかし、考えれば考えるほど伊坂幸太郎っぽいですよね。「伊坂風」って、ジャンルとして確立されてるんですか?

 

 

映画を観ました

ルパン三世 カリオストロの城

 言わずと知れた名作アニメ映画。ナウシカとかラピュタとかの宮崎駿が監督です。

 かの大怪盗アルセーヌルパンの3代目のルパン三世が、世界一の偽札ゴート札の行方を追ってカリオストロ公国」を訪れた。男たちに追われている花嫁姿の少女クラリスを助けたり、その少女の落とした指輪を巡って暗殺集団が差し向けられたりしているうちにキャストは揃い、カリオストロ公国、カリオストロ伯爵の隠された真実が暴かれていく。

 というお話。

 

 うーん、褒めればキリがない。冒頭のカーチェイスも音楽とかと合わせてかっこいいし、それ以外のアクションシーンも臨場感ある。飯食うシーンも美味しそうだし、ギャグシーンも楽しいし、すごい男前なルパンも見れるし、あと、銭形との共闘もかっこいいですよね。偽札工場の諸々暴くのも、ルパン逮捕を建前とした捜査でしたしね。

 とにかくめっちゃ面白い映画です。

 ですけど、

 これ改めて観るとめっちゃラピュタじゃないですか?伯爵ムスカだし。クラリスシータだし。指輪飛行石だし。ルパンとラピュタのいいとこどりしたみたいな映画だからこんなに面白いんですね。

 

 

スチームボーイ

 めちゃくちゃ作画と演出がやばい名作SFアニメーションAKIRA大友克洋監督の3作目スチームボーイ。ちなみにAKIRAはこんなの。

 


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 見ての通り、クソ面白いです。圧倒的な作画で描かれる、第三次世界大戦後のネオ東京での謎の存在「アキラ」を巡って暗躍するゲリラとアーミーの戦い。それに巻き込まれる不良少年たち。何回も観てるけど、全然飽きない。叔父から貸してもらって原作の漫画も読みました。いや、ホントめっちゃ面白い。

 

 で、そんな「AKIRA」の大友克洋監督が送る映画「スチームボーイ」、期待マシマシですが、世間一般の評価では「ちょっちビミョー」もしくは「大コケ」らしいです。でも実際観なきゃわかんないってことで、今回観てみました。 

 

 ・・・面白いですよ?めっちゃ。

 

 うん。面白いと思います。これで大コケかぁ・・・って感じ。

 

 確かに、若干ストーリーとかキャラクターの行動に違和感(やちょっとの破綻)はあります(主人公は芯が通った感じでかっこよかった)。でも、諸々の背景やメカ、キャラクターの動き、アクションシーンの作画はやっぱり「あの大友監督だァ」と感じました。AKIRA並み、もしかしたらそれ以上の超作画でした。

 

 世界観としてはスチームパンクらしいです。あんまり詳しくないけど、「ムジカピッコリーノ」みたいなのが多分そうかな(テキトー)。映画は、確か1886年のイギリスが舞台。発明付きの少年レイは、発明家の祖父ロイドから渡され「財団には渡すな」と言われた謎のボール状の機械「スチームボール」を巡って、オハラ財団という組織に拉致されロンドンにたどり着きます。そこにいたのは、同じく発明家の父エドワード。彼はこの「スチームボール」に関して祖父と対立していたのです。スチームボールは、通常では考えられないほどの圧力を内に持つボール。とてつもないエネルギーを生み出し、さまざまな夢の発明を可能にするその発明品は、今、エドワードによって「スチーム城」の動力になろうとしているのです。

 

 こういうストーリーです。どうですか?観てみるといろんなアクションが絡んですごい面白いんですよ。例えば、発明好きのレイは、めちゃくちゃ速い自転車みたいなものを作っています。木製の大きな車輪の中に入ってペダルを漕ぐのですが、それだと車輪ごと自分も回ってしまうので、もう1段階内側に自分が入る車輪をつけ、それはエンジンで回転させます。これによって、自分は回ることなく車輪は回り、めちゃくちゃ速いと。ちなみに、速さとしては蒸気機関車くらい速いです。

 こんな感じのめっちゃかっこいいメカがいっぱい登場します。やっぱ構想に9年使っただけある。一時停止して眺めるだけでもワクワクするような、ロマンあふれるメカデザイン。それが超作画で動き回るんだから、面白くないわけないと思うんですけどね。ストーリーの違和感とかが上回ってしまったのかもしれないですね。それでも僕は好きな方です。

 

 スチームボーイ、かなりおすすめです。

 

 

地球爆破作戦(ネタバレあり)

 コンピューターが人間に牙を剥く話。この邦題は本編に全く関係ありません。僕邦題に惹かれて観たのに。

 

 さて、1970年に作られた映画ですが、siriみたいな存在が登場します。以下ネタバレありです。

 

 「コロッサス」という人工知能が合衆国の防衛を務めるようになり、「みなさん、機械は正確です!もう他国からのミサイル攻撃(冷戦真っ最中の映画です。)に怯える心配はありません!」となったものの、ソ連に同様のスーパーコンピューター「ガーディアン」があることがコロッサスによって判明。コロッサスは開発者フォービン博士に「コンタクトさせろ」と要求(半ば強制)し、対話の末に自我を持った二つのコンピューターは互いの国の情報交換を始めます。まずいと考えたソ連及び合衆国は回線を強制的に切断しようとしますが、両コンピューターはなんとそれにミサイル攻撃でもって抵抗してきたのです。それを皮切りに、ミサイル攻撃を盾にコロッサスはフォービン博士にさまざまな要求(命令)をします。「余計なことをしないように監視カメラをつけろ」「ていうかフォービン、お前を24時間監視させろ」「声が欲しい」など。

 人類は、抵抗しようとミサイル発射装置にダミーを設置しますがそれも失敗。大量のデータの読み込ませオーバーロードを図るも失敗。さらに計画者はコロッサスの命令によって処刑され、一体となったコロッサスとガーディアンの「支配者の声」によるスピーチが行われます。要約すると、「私は戦争を憎む。なぜ争いが起きるか。それは人間が人間を支配していたからだ。これからはコンピューターである私が人間を管理する。これによって様々な問題が解決するだろう。飢餓、貧困、紛争・・・。これが人類の存続のためであり、地球の平和のためなのだ。傷つくのは自尊心だけだ。よって異論は認めない。」という感じ。見せしめとして核弾頭を爆破させ、数百万人の人間を一瞬のうちに殺害した「支配者」。

 「フォービン、お前はいつの日か私に畏敬の念だけでなく愛情すら抱くことだろう」

 怒りの表情でフォービン博士が一言。

 「絶対にない」

 

 これで映画はおしまい。絶望的ですよね。コンピューターに支配される屈辱の歴史が人類に待ち受けることでしょう。恐ろしい恐ろしい。

 

 と終わってもいいのですが、このスピーチを普通に聞いていたら、「え?割とそうかも」と思う部分もあったんですよね。

 確かに、人間という器をもっている以上、その器に収まるより大きなことはできないんですよ。だから、欲のあまりに争い事は起こるし、論理的に考えきれないから様々な問題が今も残り続けている。その点で言えば、論理的であり心のないスーパーコンピューターが人類を管理することで、人間が支配するよりかは現状の問題(飢餓、貧困、紛争)の解決は望めるかもしれませんね。

 あと、「ミサイル」という「連帯責任」的な兵器を盾にすることで、人間には「背いて死ぬのは自分一人じゃない」という重圧も生まれるでしょう。だから、実際に逆らう人間は少ないんじゃないでしょうか。

 

 で、重要なのはこれから人類にどんな生活が待っているかでしょうけど、多分映画の中盤であった「フォービン24時間」のシーンと似たような感じになるんじゃないでしょうか。健康で文化的な生活の強制。プライバシーはない。というような。だから「傷つくのは自尊心だけ。」多分そこに社会に必要な労働が組み込まれるので、「プライバシーの全くない平和」というような世界になる気がします。少なくともコロッサスは地球の平和と人類の存続を考えて行動しているので、「マトリックス」とか「ターミネーター」みたいになることはない気がします。すごく楽観的な推測ですが。

 

 もしかしたら、フォービンの最後の台詞「絶対にない」も、その時ばかりの強がりに終わるかもしれませんね。

 

 みなさんは、今の世界とコンピューターの世界、どっちがいいですか。

 ・・・それでも悩むなぁ・・・。

 

 

ザ・クロマニヨンズ ニューシングル「光の魔人」かっこいい!!!

 ザ・クロマニヨンズの「1ヶ月に一枚シングルを出して6ヶ月経ったらアルバムを出す」というプロジェクト「SIX KICKS ROCK & ROLL」の、2枚目シングル。その題名は「光の魔人」!!

 


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 この動画だけでも十分かっこいいですよね。相変わらず脳を揺さぶるベース、めちゃくちゃ連打が気持ちいいドラム、ガーガーギター、叫ぶボーカル。でも、この動画の後に、めちゃかっこいい盛り上がりがあります。

 

眠れないぜ 銀の星よ

これが恋か これが恋か

叫ぶような 燃えるような

これが恋か これが恋か

いま 夜空に高く 夜空に速く

 

 「叫ぶような 燃えるような」の時の甲本ヒロトの叫び方、歌い方。かっこよすぎ。めっちゃ痺れる。「いま 夜空に高く 夜空に速く」はベースがぐわんぐわん際立つし、その後のギターの「じゃああああん!!」もかっこよくなりますよね。クロマニヨンズの特徴でもある「コーラス」が、この曲を楽しい曲に仕上げています。

 

 

 

Sonny Boy

imomosu.hatenablog.com

 「観たいけど観たくない」と言っていたアニメ「Sonny Boy」を観ました。二週間ほど前から観ていて、今ちょうど最終話を観終わったところです。

 

 PV


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 主題歌「少年少女」最高。


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 面白い。

 

 なんかすごく言語化のしにくい「面白い」ですけど、頑張って言語化します。

 

 まず、PVでわかると思いますけど、学校が「漂流」する話です。そこでは超能力が目覚め、生徒たちが色々していくわけです。SF青春群像劇とのことです。

 で、これ、PVで感じ取れる3000倍くらい難解SF哲学です。思ったよりも難解だったので「思ったより難解だった『Sonny Boy』」という記事を書こうとしていたくらいです。マジで。エヴァンゲリオンの方がまだわかりやすい。

 第1話を観た限りでは「超能力青春サバイバル」という感じを受けます。ただ、話が進むごとに難解哲学色が出てきます。で、僕が魅力を感じたのは、「青春」の部分にうまくその「難解哲学色」を絡ませられているところです。特に後半、学生の心情が、SFとか哲学とかのプロットの上に明確に現れてくるのが綺麗、というか、面白かったです。

 というか、まず、難解が好きなところもあります。エヴァンゲリオンも、わからないながらその「わからない」を楽しんでいる気持ちもありましたし。「わからなさ」が楽しいのはなんででしょうか。完全に現実から逸脱したその世界を眺めて、それをそれとして楽しめる理由。「Sonny Boy」では、逆にその逸脱した世界から元の世界に戻ったとき、そこでのメッセージが「現実の自分のこと」としてより親身に感じられるような気がしました。多分製作側は予期してなかったことでしょうが、僕にはそのようなことが起こりました。

 

 あと、このアニメ、中学3年生が主人公なのですが、「中学3年生」の解像度がやばい。それぞれの能力を書いたノートがあるのですが、「中学3年生だぁ・・・」となって鳥肌が立ちました。主人公長良の項目のとこ「無能」で、「ひゃあああああああああ」ってなりました。喧嘩の時の感じとかも、怖いほどリアル。

 

 どうせなら考察とかも書いてみたかったところですが、ホントに意味わかんなかったんで、これで終わりたいと思います。

 ところで、主題歌の「少年少女」、「峯田和伸がSonny Boyの曲歌ってる!」みたいな錯覚起こすくらいリンクしててすごいよかったです。ドンセイグバアアアアアアアアアアアイ!!!!

 

 Sonny Boy、面白いです。

 

 

インターネット(「時計仕掛けのオレンジ」ネタバレあり)

 なんかですね、最近、インターネットが肌に合わない、というかインターネットがだるいというか、うーん、言葉によっては痛いと感じる人もいるかもしれませんけど、とにかく「『インターネット』に辟易した感」があるんですよ。胃もたれみたいな?うーん、少しずつ溜まっていったインターネットが飽和して、重すぎて身動き取りづらいみたいな?「うぇっ、うぇっ、もういい、もういい、もうこれ以上なんもいいんで」みたいな?そんな感じなんですよ。インターネットに関して。いやー、前はもっと「インターネット最高!掃き溜め万歳!」みたいな感じだったんですけどね。

 

 そういえば時計じかけのオレンジの原作のラストってこんなでしたよね。あれ?版によって違うんだっけ?僕が読んだのは、アレックスが次第に不良行為に気乗りしない自分に気付き、「おお我が兄弟たちよ、おれはオトナになりかかってるんだ。うんうんうん、それなんだ。若さは過ぎ去るべきものだよ、うんそう。」というふうに、自身の心の変化を見せるというラストでした。

 うんうんうん、まぁそれと同じ感じ。うんそう。

 

 ブログにこれ書いてネットの海に放流するって言うのが情けないとは思うんですけど、多分このブログをしてるのも、未だに誰かに読まれてる気分がしてないのが理由なんじゃないですかね。ただ「虚」に向けて話し続けているから、インターネットという感覚が湧いていないのだと思います。

 

 だから、最近僕がパソコンを使ってしていることは、プライムビデオでアニメを観るか、ブログを書くか、iTunes(今は「ミュージック」という名。馴染めねー・・・)でプレイリストを作るか、です。プレイリスト作るのマジで楽しい。ベストオブエヴァンゲリオンとか、ベストオブナンバーガールとか。

 

 まぁこんなの一時の反抗期に過ぎないかもしれないですよね。若さは過ぎ去るべきものって、おじいちゃんもネット使う時代だしなぁ。20世紀終わりからネットをずっとやってて、今も使ってる人もいますしね。この違いってなんなんでしょう。みんな一旦こういう反抗期通るのかもしれない。

 

 僕が読んだのはこのバージョン。

 

 

古い文学ならネタバレオッケーの空気なに

 (「車輪の下」「狭き門」のネタバレあり)

 

 僕は、そこそこ怒っています。怒っているからな!

 

 車輪の下。「少年の日の思い出」のヘッセの小説。周囲の期待に応えるべくめっちゃ努力して神学校に入った少年が、社会という車輪の下でなんたらかんたら・・・ってな、自伝的小説です。

 これのカバーの裏。なんて書いてあると思います?なんて書いてあると思います!?

 

「周囲の期待を一身に背負い猛勉強の末、神学校に合格したハンス。しかし厳しい学校生活になじめず、学業からも落ちこぼれ、故郷で機械工として新たな人生を始める・・・。地方出身の一人の優等生が、思春期の孤独と苦しみの果てに破滅へと至る姿を描いたヘッセの自伝的物語。」

 

 言うなよ。

 

 破滅へと至ること言わなくていいし、かなりの部分具体的に書いてくれてるな。

 

 狭き門。ジッドの恋愛小説。ジッドについてあんまり詳しくない僕ですが、フランス文学に興味を惹かれて読もうと思い立ちました。カバー裏。帯。かなり悲惨な悲恋に終わることが書かれています。

 

 言うなよ。言うなよ。

 

 なんか、昔の文学作品、ネタバレオッケーの風潮ありませんか。「もうみんな知ってるでしょ?カバー裏に書いちゃおー」ってなってませんか。そのネタバレ込みで楽しめるものだとでも?んなわけないですよね。

 普通の人って、ストーリーの結末が気になって読み進めるんじゃないですか。そりゃもう読み慣れた人なら、文章とかの表現に注目して読むだけでもご飯が進むからいいですよね。起承転結がぼんやりしたような作品なら別ですけど、普通ならストーリーを追って読むものじゃないですか?その楽しみ方を、奪うな!

 

 もしかして、もっと時代が進んだら、もっといろんな作品にネタバレのあらすじが浸透していくんじゃないですか?やめてくださいよ。ホント。

 

 

どうでもいいこと

 未だ食べたことがないから確証がないんですけど、「タラタラしてんじゃね〜よ」って、もしかしてタラのお菓子なんですか?今まで「だからなんのお菓子なんだよ」って思ってました。

 

 

別に普段は意識しないけど、出てきたらテンション上がる食べ物

 アップルパイ

 

 

今月よかった曲

 放課後ティータイム「天使にふれたよ!」

 

天使にふれたよ!

天使にふれたよ!

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 今月はいい曲をたくさん聴く機会があり、クロマニヨンズの「光の魔人」銀杏BOYZの「少年少女」とも迷いましたが、この曲になりました。

 

 アニメ「けいおん!にて、卒業して学校を離れる唯たちが、軽音部に残された一人の後輩梓一人のために作った曲(という、設定・・・)です。

 

 僕もこの癒される日常が終わることに耐えられなかった限界の奴の一人でした。しかし、この曲によってその限界の奴の魂は浄化され、天に昇ったのです。「これからも仲間だから」と、本人らが断言してくれた上に、さらにこの「天使」というワードチョイス。映画でも語られましたが、この「天使」の部分に関して、本人たちはものすごく迷ったそうです。「でもね、会えたよ 素敵なに」「でもね、会えたよ 素敵な子猫に」それで、卒業式当日、「でもね、会えたよ 素敵な天使に」と決まったわけです。この「天使」という言葉に、唯たち3年生がいかに梓を大事な存在として思っているか、その気持ちが詰まっているように感じますね。

 

 この曲が梓、及び限界の奴にもたらした「安心」、まだ終わらないんだ、という「安心」は計り知れないと思います。

 

 

9月のエピローグ

 いや〜、なんとか隔離デイズも終わって学校に通えるようになりました。

 ・・・隔離されたままの方が良かった。

 

 まぁ、とりあえずですね、今月はとにかくそんな感じで家でだらだら過ごしていたんですよ。アニメ観たり、ゲームしたり。まぁ、たくさんの娯楽を享受できたのは嬉しいですが、それ以上のなにもないのがちょっとなんか、微妙ですね。

 

 ホント、なにもないです。まぁ学校に行ってなにかあるかと言われると、いや、ないなぁ・・・という感じです。

 

 いや〜、それじゃあ、また来月お会いしましょう。

因果が炙り出す真実 めっちゃ面白いアニメ「オッドタクシー」

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 最近、「オッドタクシー」というアニメを観ました。

 

 僕最初、ほわほわした雰囲気のアニメを観ようと思って、軽ーく説明を読んだだけで勝手に「タクシードライバーを中心に送られる動物たちのてんやわんや」と誤認して再生したんですよ。

 おしゃれなオープニングを聴いた後僕が観た映像は、遺棄された死体(シートに包まれている)が海中に沈んでいくというもの。?・・・??・・?・・・???

 色々なシーンをみていくうちに、僕はこのアニメの趣旨を理解しました。ミステリーです。ミステリーなのです。これ。かなりほわほわした絵柄で、キャラクターは動物として描かれますが、内容はミステリーです。なぜそんな暗いミステリーを動物の絵柄で描いたのかというのは置いておいて、別に絵柄にこだわるタイプでもないので、どうせならと先を観てみることにしました。

 

 身寄りがなく偏屈なタクシードライバー小戸川(セイウチ)が、練馬区女子高生行方不明事件に関与している(行方不明の女子高生を、小戸川が乗せたらしい)として、車内撮影ができるドライブレコーダーのデータを警官に回収されたことが発端でした。それから、様々な動物たちを乗せて世間話を聞いていき、自分からも働きかけていくうちに、少しずつ真実が紐解かれていきます。

 

 これ、最終回が本当にすごい。最後まで観た後に1話を見返すと、なおすごい。伏線回収の嵐なんですよ。ミステリーなんで詳しいことが言えないのが残念なんですけど。人と人との繋がりがあって、物事の因果関係と個人個人に隠された「秘密」があって、それが重なり合って露見した時の「あっ、これか」っていう爽快感というか。ギャグ漫画じゃない「CITY」みたいなもんですよ。これとこれがああなって・・・うおおおおおっ!!みたいな感じ。うおおおおおっ!っていうのは、割と恐怖の叫びだったりします。

 特にラスト。ラストシーンがやばい。

 どうやばいか詳しく説明できないのが悔しいほどにやばい。

 

 ホントにめちゃくちゃ面白いし意外性があり・・・つつも、ちゃんと丁寧な伏線があるのがすごいアニメでした。

 

 アマゾンプライムで見放題独占配信中なので、観てみたらどうでしょうか。

映画「けいおん!」を観ました!!

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 軽音部が舞台の日常系アニメ「けいおん!!」を、現在23話まで観ており、どうせなら最終回で完全に終わりにしようと思ったので、この映画「けいおん!を最終回の前に観ようと思います。

 

 唯たち放課後ティータイム(軽音部のバンド名)の5人が、卒業旅行と称してイギリスに旅行に行くという話らしいです。

 イギリスといえばロック。僕は洋楽とかそんなに聴かないので本当メジャーな人たちしか知らないんですけど、ビートルズとか、ザ・フー(律がキースムーン好き)とか、ジミヘンとか、クイーンとか、セックスピストルズ・キングクリムゾンもイギリス出身?イングランドはイギリス?あと、桜高軽音部といえばのティータイムも、イギリス発祥だったっけ?とにかく、そんなイギリスに放課後ティータイムが訪問!一体どんな事態が起こるのか、観る前から楽しみです!

 

 

 ・・・というふうに書いたのですが、途中で、「あ、これ最終回とか先観とくべきやつだ、ヤバい」と気づき、急いで退出。当たり前だよな。アニメ終了後に公開されてんだもんな。

 渋りながらも最終回を観、非常に感動し、勢いで

 

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 この記事を書きました。

 言いたくないんですけど、言っちゃうんですけど、感動でテンションが上がりまくった勢いで書いたから、客観的に見たら「わ、オタクだ(侮蔑)」って感じるところもあると思います。まぁでも消すの勿体無いから・・・。

 

 ・・・それで、最終回を観た後、ふたたび映画の続きを観ました。それで理解したのは、この映画が、アニメの中で描ききれなかった部分を補完するという役割も担っているということでした。具体的に言うと(具体的に言います)、最終回で梓(唯一の後輩)に送られた歌「天使にふれたよ!」の誕生の経緯です。また、「天使にふれたよ!」を作る3年生組4人の心情と合わせて、先輩たちの卒業に向けての梓の心情もより鮮明に描かれています。

 

 

 まぁでも、それは終盤の話で、この映画のメインというか、おかず的なところは「ロンドン旅行」です。最初はイギリスと言いましたが、ロンドン限定です。

 

 よし。今からは、ちゃんと映画の内容の断片に触れながら、感想を言っていきます。ネタバレ注意です。

 

 まずそうですね、やっぱり1番に触れるべきは

「みんなに両親がいた」

という点ですね。

 

 今までマジで不安になるほど両親の影が見えなかったので、みんなが母親に電話をかけて海外旅行を許してもらうシーンは、なんか安心しました。平沢家ではちゃんと父親と母親の顔が出てきてたし。今回ちゃんとそこらへんの地味なモヤモヤを解消してくれて、嬉しいですね。

 

 

 物語は、放課後ティータイムらしからぬヘヴィーな曲の演奏から始まり、唯が「スカイハーイ!」と叫びます。「音楽性の相違」ってことで言い合いをしながら、それぞれのキャラクターの性格や今まであったこと・やったことについてのさりげな〜い説明がされていきます。あと、すぐわかりますが、最初の演奏シーンは、軽音部OBでもある顧問のさわ子先生が学生時代にやっていたバンド「DEATH DEVIL」の「光」という曲をラジカセで再生しながら、演奏の動きだけをする、DEATH DEVILごっこです。音楽性の相違も冗談。

 

 

 で、「天使にふれたよ!」の話は、最初の方に唯たちが思いつきました。「我々はあずにゃん(梓の愛称)に先輩としてのちゃんとしたところを見せられているだろうか」「なにか、あずにゃんに贈り物を渡したい」ということで、梓に秘密で色々と計画していくことになります。その「贈り物のことを秘密にしている唯たち」を見た梓は、自分に何か隠し事があるらしい先輩たちに疑念を抱きます。この疑念は、ラストシーンに繋がります。

 

 

 次に、スッポンモドキトンちゃんの活躍がありましたね。トンちゃんがちゃんとしたキャストとしてストーリーに関わってきたのって、トンちゃんが登場する回以来じゃないですか?旅行の行き先をトンちゃんが決めることになり、そして結果、ロンドンに行くことになるのです。決め方については、説明がめんどくさいので省きます。

 

 行き先がロンドンと決まった時の澪の喜び方がすごい。死ぬほど嬉しそうで、こっちまで笑顔になります。言い換えると、ニヤニヤする。

 

 

 さて、この映画は、旅行に行くワクワク感を完全再現することに成功しています。ガイドブック買って付箋貼るシーン(計画のときに「〜ポッターの駅」ってメモにあるの、面白い)、旅行前夜の荷物詰め込むシーン、当日、早朝にみんなで集まるシーン、空港の動く歩道でふざけるシーン、飛行機に乗ったシーン。旅行でテンションが上がる感じがめちゃくちゃ「ある」で、それを放課後ティータイムがやってるのが楽しいところ。放課後ティータイムの旅行を自分も追体験しているような気持ちになれますよ。

 

 

 ロンドンについてから、澪がどうでもいいところでテンション上がって写真撮りまくるのが、「あぁ、旅行してるなぁ」と思って、良かったです。

 

 

 また、今回、唯を始め、放課後ティータイムおおよその学力を図ることができました。律の英語・・・。現地に行ったらああなっちゃうもんなのかな。あと唯、ロンドンとイギリスを別々の国だと思ってたのか・・・。

 

 

 それで、「天使がふれたよ!」の話になりますが、梓は、軽音部のことを「不真面目だ」と嘆きながらも、そんな軽音部の空間が大好きなんですよね。だから、あずにゃんへの贈り物は曲にしよう」ということになったあと、唯は梓への、梓のための歌詞を考えます。「自分たちがいなくなったあとも、その曲を聴いたら無敵になれるような曲」。家でも飛行機の中でも、旅行先のホテルでもずっっっと考え続けてることから、本当に真剣に贈りたいという気持ちが伝わってきました。

 

 

 観光シーンはやっぱり楽しい。実在する通りや店や観光名所を、放課後ティータイムがダイジェストで観光します。逆回転する時計、シャーロックホームズの下宿とか。もしかして、洋楽トリビアに関する名所とかもあったのかな?アビイロード以外わからなかったですけど。ていうか、えらいあっさりアビイロード通ったな。

 「DOG WASTE ONLY(犬のフンのみ)」と書かれたゴミ箱(ポストみたいな見た目)に唯が知らずに手を突っ込み、事実を知った後みんなが唯から逃げるシーンがあって、めちゃくちゃ笑いました。

 

 

 あと、これは「気づき」を披露したいだけなのですが、ホテルのシーンで「Strawberry Fields Forever」みたいな曲が流れるの、良いですね。

 

 

 映画なので、演奏シーンが何度かあります。ちょっと具体的に言うのはもったいないので、演奏シーンは実際に観て楽しんで欲しいですね。どれもノリノリで聴けるので。スカイハイ!

 

 

 あと、これは唯一とも言っていい不満なのですが、さわ子先生がロンドン来る意味って、ほぼなかったんじゃ・・・。せっかくの初海外なのに、観光らしい観光のシーンもなく、結局ハネムーンでもなかったし。「ロンドンに登場した!」という満足感以外、別に何もなかったからなぁ。

 でも、さわ子先生といえば、終盤の演奏シーンでの活躍+彼女自身の青春のわだかまり的なものの解消がありますね。あのシーンはなんか良かったなぁ。さわ子先生、やるとこではやるし、放課後ティータイムと自分の学生時代を重ねてるところあったりしますからね。

 

 そういえば、帰る時の「旅行の後の静けさ」も再現されてました。あの感じめちゃくちゃ心地よくて良いですよね。

 

 

 

 本当に感想が「断片」ですけど、全編良すぎて良いところを挙げたらキリがないんですよ。だからなんか感想が散っちゃう。

 

 それじゃあ、全体的な感想を書きましょう。

 「天使がふれたよ!」の誕生秘話であり、ロンドン旅行の「普通に面白い部分」を挟みながら、最終回に向かっていく話。ロンドン旅行を通じて、後輩の梓をもう一度ちゃんと見つめてみて、ようやく浮かんだ「天使」という言葉に、唯たちの梓への想いが精一杯こめられています。一度見た最終回を、別の角度から切り取って見るこの映画「けいおん!」。「あの日常の延長」と観ても楽しく、「最終回のリピート」と観ても良い。また、地味に最終回の数十分後が描かれていて、これが絶妙に「これから」を意識させるものでした。どうしてもクライマックスであるあの場面が「終わり」だと錯覚してしまいそうになる中、このシーンがあることで、「これからの彼女たち」をイメージできるようになっています。この作り、素晴らしいと思いました。

 

 

 映画「けいおん!」、アニメ最終回まで全部観た人には特におすすめです!

 

 

けいおん!!!

 けいおん!!最終回「卒業!」を、今しがた観終わりました。

 

 けいおんは、桜高軽音部に入部した女子高生たちの3年間を描いたアニメです。アニメである以上、サザエさん化でもしない限り「最終回」という壁はあり、ついに僕にそれが訪れてしまったのです。ちなみに番外編は既に観た後なので、この最終回がマジの最後です。

 

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 このような悪あがきもしましたが、今更どうにもならないということで、現実と向き合うことにしました。

 

 

 平沢唯秋山澪田井中律琴吹紬の4人、「放課後ティータイム」3年生組は、卒業の日を迎えました。澪の決断によって4人は同じ大学へ通うことになります。本当に、本当によかった。

 でも、この高校の時の「放課後」が、二度と訪れることはない。卒業式後、最後のティータイムに梓(軽音部唯一の2年生)が「卒業しないで」と涙を流します。この気持ちはよくわかります。だって記事にしたし。

 でも、そんなことは叶わない。もう、唯たちは卒業するし、アニメはこれで最終回。これで終わり・・・。僕は梓と同じく悲しみでいっぱいになりました。

 

 そこで4人は、「あずにゃん(梓の愛称)に作ってきた曲がある」と言います。演奏したのがこの曲。

 


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「天使にふれたよ!」

 

 

 僕は、自分の間違いに気がつきました。卒業は終わりじゃない。一緒の写真にお揃いのキーホルダー(け・い・お・ん・ぶを、5人で分けて持つキーホルダー)がいつまでも残り、輝き続けるから。これからもずっと仲間だから。

 

 「卒業式」で「最終回」という「区切れ」があったから、いつの間にかそれを「全ての終わり」と勘違いしてしまっていた。だけれど、彼女たちの人生はこれからも続くし、「天使にふれたよ!」が示す通り、彼女たちはずっと仲間で、永遠に一緒なのです。

 

 良かった!ありがとう!!けいおん!!

 

天使にふれたよ!

天使にふれたよ!

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「けいおん!!」の最終回を観たくなさすぎる男

 いやだ。この日常が終わりを迎えるなんて、いやだ。

 

 そんなこと、絶対許さないからな!!許さないからな!!!!

 

 

 えーと、けいおん!!というアニメがあります。かきふらい先生の漫画が原作の、軽音部に入った女子高生がわちゃわちゃする日常系アニメです。彼女たちの、全くもって平和かつどうでもいい日常を摂取し続けることで、我々の明日への活力となるのです。

 2009年に放送された第1期が終わった後、2010年に第2期がスタート。主人公平沢唯たち軽音部員が、1年生から3年生までを過ごす様子を描いています。

 つまり、この物語には、卒業というゴールラインと、最終回という終わりが、あるのです。

 

 そんなのいやだああああああああああ!!!!!!!

 

 彼女たちのあの日常が終わりを告げるなんていやだああああああああ!!!

 

 ・・・もう僕は、21話まで観てしまっています。あと3話。あと・・・3話・・・!

 

 だれかああああああああああああああ!!!!!たしゅけてええええええええええええ!!!!!!!!!

 

 

 あのですね、提案があります。こっちにも「卒業」という感触をください。

 アルバムを出しましょう。いや、音楽のアルバムじゃなくて。「軽音部の3年間の思い出のアルバム」を模した、画集を出しましょう。アルバムみたいな感じで、3年間唯たちがなんとなーく撮ったであろうどうでもいい写真(風な絵)とかを載せましょう。どう思います。

 例えば、トンちゃん(軽音部が飼ってるスッポンモドキ)の写真とか。水槽ごしだから、ガラスに梓がうっすら映ってたりしてほしい。してくれ。

 他には、むぎ(琴吹紬の愛称)が毎度出してくれるケーキを唯が撮った写真で、一口食べたあとに思い出したように撮ってたりしてほしい。してくれ、してあってくれ。

 前にどこかで、アニメとかゲームとかに登場する架空のアイドルたちの目撃情報ばっか書いてる同人誌を見つけたんですよ。「天才だな」と思って。そういう感じの、彼女らの日常が感じられるようなものを出してください。お願いします。

 

 ・・・けいおんって、10年以上前のアニメだったね・・・。

 

 

 辛いのは、放送当時観てた人たちですよね・・・。次が最終回とわかってても、絶対に観ないと行けなかった。23話観た後、24話が放送されるまでの一週間、彼らはどんな気持ちで日々を過ごしたのでしょう。考えただけでも、胸の中にどうしようもない悲しさが湧いてきます。

 

 でも、そういう意味では、僕も割と似た境遇にあるかもしれません。

 

 アマプラで「けいおん!」1期と2期の配信が終わるのが明日(2021年9月17日)なんですよ。それまでに絶対観切らないといけない。だけど、あぁ、観たくないいいい!!!!あああああああああああああああああああああああ!!!!!!!

 辛。

 

 

 そんな感情を抱えたまま、一期オープニングテーマCagayake!GIRLSを聴きました。テンションを抑えた唯(豊崎愛生さん)の歌声は、今聴くと若干違和感ありますね。

 

 

 出だしの歌詞がこれ。

Chatting Now ガチでカシマシ

Never Ending Girl's Talk 終業チャイムまで待てない

 

 サビ。

Jumping Now ガチでウルワシ

Never Ending Girl's Life 日々マジ ライブだし待ったなし

 

 Never Endingね・・・。泣くぞ。泣いちゃうぞ。

 

 

 21話の澪の決断はえらい。彼女なりにNever Endingにしたかったんでしょうね。僕見たくないよ。別々の大学行って1ヶ月くらい経った後、連絡取り合って久々に会った放課後ティータイムの面々が、お互いの距離感わからなくなってるとこ。そうならない未来を決断した澪に賞状をあげたい。

 

 ただ、梓はどうにもならないかも・・・。3年生になったあと、梓が憂(唯の妹で、梓の同級生かつ友達)経由で平沢家に来たとき、唯が「会いたかったよー!」って梓に抱きつくんだけど、その抱きつき方が妙によそよそしかったり・・・。うわああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!そんなのいやだあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 そんな事態を避けるために、唯たちは毎日桜高校の軽音部部室を訪ねましょう。どうせ大学1年なんてヒマでしょ?制服着てればバレないって。バレるようなら窓からでも侵入してしまえ。

 

 

 あぁ・・・終わりを見たくない・・・見たくない・・・。助けて・・・!

 

 

 もう、こうなったら・・・。サザエさん化」をしましょう・・・!!毎週日曜日の夜7時あたりから、唯たちのどうでもいい日常を、何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も何年も放送し続けましょう!それがベスト・・・!!

 

 ・・・すいません。11年前にもう終わったアニメでした。ちょっと冷静じゃなかった。サザエさん化なんて、禁断の黒魔術をけいおんに行使しようと思うなんて・・・。

 

 

 ・・・現実(アニメ)と向き合うことにします。

 

 

 あったぁぁ・・・!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ちょっと待って、こんなんあんの。

 

 タバコ吸おうかな・・・(未成年)

月刊少年いももす 第7号 21.9.14

 どうも、こんにちは。いももすです。

 

 日記「月刊少年いももす」の8月号で、2021年8月〜9月前半にあったことについて書きます。

 

<更新日についての話>

 あまりにも更新日を守れず、むしろ更新日を設けることで、世界のどこにいるかもしれない誰かの期待を裏切ることになるかもしれないということで、更新予定日をぼかします。

 従来の更新予定日は「毎月28日」、これからは「月に一度、下旬に更新」とします。これでもし更新できないなら、もう僕を阿呆と罵ってくれても構いません。

 

 

 

 

最近あったこと

部活の全国大会がありました

 部活(ナニ部かは秘密)の全国大会があり、それに出場することができました。でも、結局予選敗退してしまいました。勝ちたかったです・・・。

 で、困るのがその後で、何もすることが無いんです。

 全国大会が終わったのでもうしばらく何もすることが無いんですが、それが他の学校よりも早く、全国大会中にきてしまったんです。ぼーっとしながらネットサーフィンしたり、微妙な味のおかきをもらったりと、なんかそういう感じの青春の一ページを過ごしました。どうなんだこれは・・・?

 

 

シンエヴァがアマプラで見放題に!

 20世紀の終わり頃に大ヒットしたアニメ新世紀エヴァンゲリオンの、新劇場版の完結篇にしてシリーズ完結篇「シンエヴァンゲリオン劇場版(通称シンエヴァ)」が、8月13日からアマゾンプライムで見放題になりました。ので、テンションが上がって書いた記事があります。

 

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親知らず抜いた

 8月10日に、大学病院にて「めちゃくちゃ抑えた不死鳥マルコ」みたいな髪型のお兄さんに親知らずを抜かれました。

 

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 この後、糸を抜くまでの一週間は地獄でした。いつも微妙にズキズキしていて、口の中の右側だけを使って食事するのもめちゃくちゃ難しいし、左側の歯磨きが難しいからすごい気持ち悪いし・・・。

 ただ、これは一週間後に糸を抜きに行ってからわかったんですが、「親知らず抜きました」で述べた、「糸抜くの痛い」の情報は嘘です。「ぐぅっ」という軽い痛みが一瞬襲った後、もう終わりだと言われ、あっけなく試練は幕を閉じたのでした。一瞬注射器のような形状のモノが見えて「フゥーーーーーーーーーーーッ」となったのですが、ただの消毒液を噴射するやつでした。

 

 上の二つの記事とこのこれを全部ひっくるめて「親知らず三部作」と呼びましょう。ドラクエを少なからず意識しました。

 

<後日談>

 糸を抜いてからほぼ一月経ちましたが、まだ口の右側で食べる癖が抜けません。やばい。

 

 

上キーぶっ壊れた、その苦労を描いた・・・ 

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 キーボードの上キーがぶっ壊れて大変なんですよ。ほんと。

 具体的な苦労を知りたいなら、上の記事を読んでみてください。矢印キーを大切にしようと、多分思えますよ。

 

 

wiiUの充電ケーブルが断線した・splatoonの話

 多分言ってませんでしたけど、今年の一月に弟がwiiUを買いました。「最新機種が我が家に!」と一瞬思いましたが、そういえばswitchがあるんですよね。任天堂ってもうちょいswitchでゴリ押しするのかな。

 で、wiiUっていうのは本体の箱みたいなやつと、コントローラーになるゲームパッドっていうのがあって、ゲームパッドの方は充電して使うんです。「コントローラーに充電がいるのか」とは思いましたけど、タッチパネルがついててワイヤレスなので、まぁ仕方ないんだなぁ。

 それで、つまり、一旦充電が切れると、再度充電が復活するまでゲームがプレイできなくなるのです。

 

 さて、その充電ケーブルが先日、断線しました。

 

 今月の僕、物壊しすぎ。

 

 結構つらいですね。今月の僕splatoonやりたすぎモード」で、「フゥー!敵を殺してイェーイ!」みたいなところあったんで、禁断症状が出ています。

 ちなみに僕は説明しないと安心して先に進めない病なので説明しますが、splatoonwiiUで遊べるゲームで、享楽的なイカたちがインクの出る得物を使ってフィールドのぬり合いをし、塗った面積が多い方が勝ちというゲームをするという世界観のアクションゲームで、2022年にはswitchで3作目が発売される予定です。

 それを僕は今年の一月に初めてやったんですが、これの中毒性がやばい。享楽的なイカがインクを塗ってナワバリ争いのゲームをするなんて発想、天才的すぎる。当然武器を使って攻撃をすれば相手は倒されるんですが、「みんな楽しんでやっているゲーム」という発想が、「敵を倒すこと」の少しの後ろめたさを拭ってくれます。まぁプレイヤーは場合によってはブチギレるんですけどね。

 武器(ゲーム中の表記は「ブキ」)は色々あって、単純に連写が効く銃もあれば、遠くからスナイプするタイプの狙撃銃や、インクを塗るということでローラーバケツが武器になっていたりもします。

 僕の使う武器は「シャープマーカー」というめちゃくちゃ連写の効くシューター(スタンダードな銃)で、サブウェポン(サブで使える技)はキューバンボム」という、床とか壁に張り付くボム(爆発してインクをぶちまける)で、スペシャルウェポン(塗りゲージが溜まれば使える大技)はそのキューバンボムを投げまくれる「ボムラッシュ」です。

 シャープマーカーの連写で先陣を切り、敵と味方がぶつかり合う激戦区もボムラッシュでこじ開けて敵陣に滑り込み、そこから塗り替えていくのが好きです。冷静にやっていけば割と成功します。好きなステージはヒラメヶ丘団地です。その戦法のためにあるかのような地形だからです。もしかしたらその戦法のためにあるのかもしれない。

 あと、音楽もいいですよね。設定として、ハイカラシティの若者は音楽を聴きながらバトルをしているらしく、バトル中に流れるイカ語の曲は、あの世界のアーティストによって作曲されたものらしいです。これがすごいんですよ。いろんな作風があって、それぞれ別のアーティストが作ったことになってて。さらにすごいのが、イカと(一応)対立構造にあるタコの音楽性は、イカと全然違うものになってるんですよ。こういう作り込みに惚れるなぁ〜。splatoonの音楽好きすぎてオリジナルサウンドトラック買っちゃった。

 

 

 さて、そういった風にsplatoonを楽しんでいた僕なんですが、充電ケーブルに繋ぎながら遊んでいた時に不意にゲームパッドの電源が切れました。ケーブルに繋いでたのに。充電ケーブルを見ると、断線していました。「うわ、めんどくせ」と思いながら、「これ系の付属品は大体なんでも売ってる」でお馴染みのハードオフに出向きました。でも、なかったんですよ。

 ハードオフに無いって相当ですよ。多分ゲームパッドとセットになってんだろうな。だからあれ単体で売られてることは店舗では珍しいんです。多分。

 それじゃあネットで探してみようと、するとありました。それはとりあえずよかった。よかったけど、そのときの僕の財布の中身の値では、買うことは叶いませんでした。

 で、昨日お小遣いがおりたので、早速買おうと思います。塗り合いの日々が再び僕を待っている。

 

 

映画を結構観ました。

 この夏、アマプラやTSUTAYAを多く利用し、映画を結構観ました。一つずつ感想の記事を書いて行きたかったのですが、手間がかかるのでこの場でまとめて紹介したいと思います。

 

セッション

 前々から観てみたかったのですが、アマゾンプライムで7月末に配信が終了するということで急いで観ました。

 偉大なジャズドラマーになる野心を抱え、名門音楽校の最高の指導者フレッチャーが指揮を務めるバンドに入った主人公アンドリューが、その狂気あふれる過激なレッスンを受けていく・・・、という映画です。

 


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 スキンヘッドのおじさんがフレッチャーです。ご覧の通り、フレッチャーの指導は行きすぎています。椅子を投げつけ、テンポに合わせてビンタをし、人格を否定するような言葉を浴びせ・・・。

 この「怖い先生が来た時特有の緊張感」が最初の方にヒリヒリするほどあって、めちゃくちゃ嫌です。

 で、この映画の見どころとして演奏シーンがあります。演奏シーンは迫力があってめちゃくちゃすごいです。フレッチャーの指導に、その野心から喰らい付くアンドリューが見せる、凄まじいプレイのシーン。比喩などではなく本当に血と汗の滲むシンバル、凄まじい表情でドラムスティックを振るアンドリュー、怒号を浴びせるフレッチャー、目まぐるしく切り替わるカメラ。観てるこっちまで息切れしてきました。マジです。

 こんなふうに、フレッチャーの指導の中でアンドリューはドラムに対する異常なまでの執着心を見せるようになり、恋人や家族、人生をも投げ打ったその先には・・・。

 

 で、CMにもあった「ラスト9分19秒、映画史が塗り替わる」

 

 映画史が塗り替わるかどうかはわかりませんけど、確かにラスト9分19秒のあのシーンは・・・観る価値が大いにある。あまりに映画への没入が凄すぎて考えるのを忘れてましたけど、アンドリューとフレッチャー役の人の熱演がすごい。

 観たことない人にはぜひ観て欲しいです。 

 でも一応言っておくと、この映画にはめちゃくちゃ体罰とか精神攻撃とかの過激な指導シーンがあって、人によっては心がえぐられるかもしれないです。僕もちょっと「おぅ・・・」ってなりました。気をつけてくださいね。

 

 

STAND BY ME ドラえもん 2

 言わずと知れためちゃおもろ漫画ドラえもんのCG映画「STAND BY ME ドラえもんの続編、「STAND BY ME ドラえもん 2」TSUTAYAで借りてきて観ました。

 一作目が結構面白くてDVDがうちにあるくらいなので、僕はまぁまぁ期待していました。

 

 ・・・ちなみに、僕はネットとかのこの映画に対する世論を全く耳にしていません。だから、もしかしたら一般に言われてる意見と合致しない可能性があります。まぁ完全に合致しちゃってたら面白くないんだけど。

 

 さて、感想なんですが・・・

 

 う〜ん、これ、あ〜・・・えーっとなぁ・・・んふぅ〜〜〜・・・

 って感じですね・・・。

 

 そうですね、それじゃあまず、あらすじを説明したいと思います。

 ・・・。

 えーっと、おばあちゃんに会いに行ったのび太が、おばあちゃんの「のびちゃんの結婚式を見たい」という思いを叶えるために未来に出向くが、大人ののび太はなんと結婚式場には来ていなかった。これではしずかちゃんが不幸になってしまう。というか大人ののび太は何をやっているんだ。というわけでドラえもんと子供ののび太は大人ののび太をさがすことになるが、なんとタイムマシンが何者かに使われていて、・・・・

 

 あのですね。すごいね、あのぉ、あらすじがまどろっこしいんですよね。前作は、原作の有名なエピソードをいくつかいい感じに繋ぎ合わせて一つの映画にしていました。しかし、今回がどうなったかっていうと、原作の有名なエピソード(おばあちゃんの話とのび太誕生の話)を、オリジナルストーリーで繋ぎ合わせたっていう物なんですよ。

 このオリジナルエピソードの繋ぎ方があんまりうまくいってない感じで、無理矢理感が漂っていました。その無理矢理感があらすじにまで移ってしまいました。


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 あと、これもそれの延長にあるようなことなのですが、「ここの話、こんなに時間かける?」ってところでグダグダした話が続き、ちょっとテンポが悪いです。テンポが悪いので、ストーリーのわかりにくさがより際立つようでした。

 

 あともう一つ言っちゃうと、漫画の方でわざわざ「結婚前夜」っつって描かなかったのび太の結婚式を、やっちゃうのかよ・・・。と思ってしまいました。

 そこはあくまで秘密、で隠さなきゃいけないラインなんじゃないですか?だってさぁ、だってさぁ・・・のび太の結婚式は大人ののび太たちのものですよ?そう簡単に踏み入ったらいけないところだってことで漫画ではやらなかったんじゃないかなぁ。

 そして1番の問題が、その結婚式のほとんどの空間にいるのび太が、大人ではなく子供ののび太であること。本当にそれはダメだろ・・・。大人ののび太が式場にいないので、ドラえもんが「オマエが行け」っつってタイム風呂敷でのび太を大人に変え、着せ替えカメラでスーツを着せ、式に出させたのです。マジで何考えてるんだドラえもん・・・。

 

 まぁここで取り上げたのは「ダメだろっていうストーリーの流れ」で、他にも劇中では「これってこうした方がいいんじゃないの」「なんでここでこんなことになってるの」みたいな、単純に破綻した部分もありました。特にタイムマシン関係で。

 

 

 脚本的にみれば、まぁ、うーん・・・とは思ってしまいますが、映像面とかでみればやっぱりすごいなぁ、と思います。

 相変わらず秘密道具のビジュアルもCGを活かした物でかっこいいし、ウェディングケーキが自動で作られるときの映像とか僕はすごい好きです。未来の世界の生活感がいろんなところに見えるのは楽しくていいですね。映画のスポンサーがデカデカと広告になってたりしてね・・・。

 

 あと、音楽も相変わらず雰囲気を掻き立てる感じでいいですよね。タイムマシンで急いで時代を遡るシーンとかの曲は、めちゃくちゃ焦る「急がなきゃ!」みたいな曲ですよね。1でも使われてた、タイムテレビを使うとき(とか)の曲が僕は好きです。

 

 

 えー・・・まぁ、ストーリーはアレではありますが、観てみるのも悪くはないと思いますよ。

 

 

ジャンパー

 「神をも恐れぬ超能力!」TSUTAYAのポップにあったので興味を惹かれ、アマゾンプライムで観てみました。

 

 どういう設定かというと、「高校生の時に瞬間移動を身につけたので家出して数年間好き勝手しまくった主人公に、突如謎の組織が襲いかかる」というものです。

 瞬間移動のことを劇中では「ジャンプ」、ジャンプの能力を持つものを「ジャンパー」と言います。ジャンパーである主人公は、いつでもどこからでも世界中のあらゆる場所へ行くことができます。銀行の金庫の中にも。まさに神をも恐れぬ超能力。しかし、あるとき見知らぬ男に「ジャンパーである」と殺されかけ、逃亡を始めます。 

 

 この映画、正直ストーリーはどうでもいいんです。結局腑に落ちないし、かなりビミョーだから。でも、ジャンプという設定を活かした各種ロケーションがめっちゃいいです。スフィンクスの上でピクニック、東京で無駄に日本車を乗り回す、ビッグベントレーの時計の針につかまってロンドンを一望など。「瞬間移動したらこんなことしてみたいな」という妄想を、そのまま映像にして見せてくれてる感じです。

 アクションシーンもスピード感あっていいです。砂漠にロンドンバスを出現させたりします。

 

 みなさん一回は瞬間移動に憧れたことあると思うんです。見て損はないと思います。ストーリーには本当全然納得いかないんですけどね。

 

 そういえば主演の男性、どっかで絶対見た顔だと思ったら、スターウォーズアナキン・スカイウォーカーでした。

 

 

カーズ/クロスロード

 「カーズ」シリーズ第3作目!これで終わったらすごく綺麗!別に4とかいらないと思います!!

 

 ストーリー。ベテランレーシングカー・ライトニングマックィーンは、新しい世代の圧倒的な速さを前に自分たちの時代の終わりを感じ、焦りを覚えていた。そんな中、新世代のレーサーに必死に追いつこうとしたマックィーンはついにクラッシュ事故を起こしてしまう。

 レーサー生命も尽きたかと思われたマックィーン。時代の荒波に揉まれ、人生の別れ道に立たされた彼は、一体どの道を選ぶのか・・・。

 


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 僕、本当にカーズシリーズが好きで、子供の頃から「1」見まくってたんですよ。そういう意味で、この「クロスロード」は「1」の正当な続編と言えるのだと思います。マックィーンの、人生における決断の物語。「2」もめちゃ面白いし大好きだけど、1らしい要素は少ないですしね。主人公メーターだし。

 嬉しかったのは「1」のキャラクターたちの再登場ですよね。キングはレーサー引退後にダイナコのクルーチーフになってたし、チックはしっかりイヤなやつのままテレビ番組の司会になってましたね(ピストンカップ優勝を未だに振りかざしてる)。再登場と「そいつららしさ」に胸が震えました。

 

 で、この映画に欠かせないのはなんといってもドック・ハドソンこと「ハドソン・フォーネット」。1で登場し、2で死亡が語られた、マックィーンの師匠です。彼も元はプロのレーサーでしたが、クラッシュしたことをきっかけに引退し、ラジエータースプリングスで隠遁生活を送っていたのです。今作「クロスロード」では、マックィーンの人生とドックの人生が重ねられ、マックィーンの導きとなっていきます。

 

 ラストは割と賛否ありがちですが、やはりそのマックィーンの姿にも、ドックと重なる部分があって僕はものすごく感動しました。

 

 

X-MEN

 マーベルコミックスの漫画X-MENシリーズ(僕は知らない)を実写化した映画、X-MENです。すいません、僕はアメコミを読んだことがないので、漫画の方に関しては全然話せません。

 「実写化」と聞くと「ウェッ」となってしまう日本人ですが、海の向こうでは基本的に文句無しの実写映画が撮れてしまうので安心してください。なんで日本ではこんなにこけまくるんでしょうね。不思議ですねぇ~。

 

 さて、どういう話か。

 人類の進化によって、超能力を使える人間が徐々に現れるようになった。人類は彼らを「ミュータント」と呼び、恐れ、忌み嫌った。激しい差別の対象となった彼らは、人類に復讐を果たそうとする者と、それでも人類と共生の道を歩もうとする者に分かれた。共生の道を歩もうとするミュータントたちが集まった、人類を守るためのチームをX-MENという。

 

 壁を通り抜けられる少女が、人の心を操れる男が、近所にいたらどう思いますか?能力を行使される怯えで夜も眠れないと思います。だから、彼らは人間社会において差別される。超能力を持ったからと言って、彼らは社会において無敵になるわけではない。X-MENの真の敵とは、永遠の問題「偏見と差別」であり、そのために苦悩しながらも人間を守っていく。そんなミュータントたちを描いた物語です。

 

 ストーリーもすごく良かったんですが、とりあえずアクションだけでもめちゃくちゃ楽しめる映画です。当時最高基準のVFXによる能力バトルのシーンは、今見てもかっこいいですね。例えばどんな能力があるかというと、「めっちゃ治癒能力あるから全身金属骨格で、手から刃を出せる」「触れた人間の力を奪う」「嵐を呼んで操れる」「目からビームが出る(サングラスで抑えないとずっと出る)」「軽い念能力」「PK全般」「金属を自由に操れる」などなど。マジで多種多様で見てて飽きないです。

 

 で、僕がかなり気に入ったのは、X-MEN側のリーダー「プロフェッサーX」ことチャールズと敵側(人間と敵対するミュータント側)のボスマグニートーことの関係性。

 普通ならば、敵同士なので火花バッチバチかと思われるんですが、彼らは元は同じミュータント同士として親友だったんです。別勢力となった今でもその友情は変わらず、「俺とお前の目指す方向は違うんだな。まぁそれなら全力で行かせてもらうよ」みたいな感じの気持ちをお互いに持ってるんですよ。かっこいいなぁ〜。

 

 このX-MENがかなり面白かったので、僕は即2作目を観ることにしました。

 

 

X-MEN2

 X-MENの2作目。

 一旦落ち着いたミュータント・人間のいざこざ。しかしミュータントによる大統領襲撃事件に端を発し、行き場のないミュータントたちの家であり学び舎「恵まれし子らの学園」の襲撃、目からビームを出すサイクロプスことスコットとプロフェッサーXの失踪など、不穏な事件が立て続きに起き出し・・・。そしてついに明かされる、記憶喪失の主人公ウルヴァリンの正体!

 という話。

 

 前作以上にパワーアップしたVFXで、超迫力のある映像を見せてくれます。

 

 さて、ストーリーについてなんですが、プロフェッサーの能力って利用されると怖いですね。プロフェッサーはセレブロと呼ばれる部屋?大きな機械?を用いて、自身のテレパシー能力を増大させることができます。今作ではそれをミュータントを憎む人間に利用され、全ミュータントが危機に晒されてしまいます。プロフェッサーの強いテレパシー能力で、全ミュータントを殺してしまうことだってできるのです。

 よって、今作ではX-MENマグニートーたちが協力してプロフェッサーを救い出すことになります。これだけでも胸熱なんですが、やっぱマグニートーの能力って、仲間になるとめっちゃくちゃ心強くてかっこいいです。金属を自由に操る能力なんで、敵アジトの金属扉もガバァと開けます。老人だし、先頭に加わった時の安心感も絶大ですよね。最初の方の亀仙人のようなものを感じる。

 

 ウルヴァリンの正体って言ってもあんまり細部までは説明してくれないし、ラストはスッキリではなくて不満はあるんですが、それでも一応全体的には面白いので、良いです。

 

 1,2両方面白かったので、僕は即3作目を観ることにしました。

 

 

X-MEN ファイナルディシジョン(2のラスト含めたネタバレあり)

 息子がミュータントとなってしまった大富豪が財産を注ぎ込んでついに作り上げた「キュア(治療薬)」という薬品は、ミュータントから能力を奪って人間にする薬だった。ミュータントたちは、「ミュータントは病気ではない。」とキュアに反対を唱えるミュータントと、自身の能力や差別に苦しんできた、キュアを摂取したいミュータントに分かれる。キュアは任意で摂取するものだが、マグニートーは「人間たちはそのうち摂取を強制するはず」と考え、大量のミュータントを引き連れてキュア研究所の襲撃をもくろむ。一方、仲間を助けてアルカリ湖に沈んだはずのX-MENのメンバー、ジーングレイが、生きている状態で発見される。しかし彼女は「フェニックス」という第2人格に支配されていた。

 

 映画版X-MENシリーズの、一応最終作とされていた作品です。その後新シリーズが始まるんですが、その時の制作スタッフの人たちはそんなこと知るわけないので、バンバン最終作ムーブをかましていきます。具体的に言うと、レギュラーの敵キャラや仲間が再起不能になりまくります。最初はサイクロプスことスコット、次はプロフェッサーXことチャールズが、それぞれ仲間だった(スコットに関しては恋人だった)ジーングレイによって殺害されます。また、マグニートーの右腕的存在だった、変身能力を持つミスティークが、キュアの武器への転用によって人間になってリタイアしました。マグニートーも、ウルヴァリンたちの策でキュアを摂取させられ、人間になりました。最後には、ジーングレイもウルヴァリンの手によって殺されます。

 

 ・・・それは良くねぇだろ・・・。

 

 敵味方問わず死亡もしくはリタイアのオンパレード。役者のスケジュールが合わなかったことが原因らしく、スコットに至っては、ほぼオープニングで始末された扱いです。アルカリ湖で生き返ったジーングレイと歓喜のキスを交わした瞬間殺害さる。その後は一度も画面に登場することなし。目からビーム出すんだぞ?そんなイカした奴があっけなくフェードアウト。プロフェッサーも、ジーン in フェニックスの説得に失敗して粉々になりました(ここで、一緒にいたマグニートーが「チャールズ!」と叫んだのは心にくるなぁ)。後に残したこと何もなし。

 結局、1作目からいたX-MENは、嵐を呼ぶストームと金属骨格のウルヴァリンだけになりました。3人新しく加わったんですけどね。壁を通り抜けるキティ、手から冷気を放つボビー、獣の身体能力を持っているが知的で穏和なハンク、体を金属にするピーター。個性的な仲間たちが各々の能力で戦闘するシーンは、やはり前作前前作と同様に、いや、それ以上に迫力があってかっこいいです。

 元々そういうアクションを重視する作品なのかもしれないですけど、最終作っていうラベルがついてるんだからストーリーに注目してしまうのも仕方ないと思いませんか?

 

 ストーリーは、まぁ、ちょっとなぁ・・・。後味良くないし・・・。微妙としかいえません。でも、テーマはすごいいいと思います。「キュア」というアイテムが登場することで、自らのアイデンティティである能力に誇りを持つミュータントたちと、それを含めても自分のアイデンティティに苦しんできたミュータントたちが浮き彫りになりました。このテーマにおいて重要なキャラクターは、やはりローグではないでしょうか。

 ローグは、肌に触れた人間の力、生命力を奪うミュータントです。彼女の能力が目覚めたのは、よりによってファーストキスの瞬間。ボーイフレンドは三週間昏睡状態に陥り、ローグは家を出ていきました。紆余曲折あって恵まれし子らの学園に住むことになりますが、ローグにとってその出来事はずっとトラウマになり、彼女を苦しませ続けます。恵まれし子らの学園でボビーと交際を始めても、ファーストキスでの出来事が根底にあり、ずっと触れ合うことを恐れていました。

 そんな彼女にとってキュアは希望でした。忌まわしいこの能力を消し去ってくれる、希望。反対ムードも多い中、彼女の決断は・・・。

 

 という感じなんですが、まぁ、ストーリーは割と残念というか、期待外れな感じの出来になってると思います。

 アクションシーンはやっぱりめちゃくちゃ最高なので、ストーリー気にせずに観れる人には超おすすめできる作品ではあります。

 

 新シリーズも観ていく予定です。楽しみです。

 

 

バットマン

 MARVELコミックスの実写映画の後には、DCコミックスの実写映画の紹介をしていきたいと思います。観たのはこっちが先なんですけど。

 

 名前は有名ですよね。バットマンです。コウモリ男です。

 僕は今まで観たことがなかったので、まぁこの機会(アマプラで無料配信していた機会)に観てみるか、と、観てみました。

 

 市政200年記念を迎える犯罪都市ゴッサムシティには、一つの噂が流れつつあった。「巨大なコウモリが人を襲う」という噂が。新聞記者ノックスは、カメラマンのビッキーと協力してその秘密を追う。その中で出会った大富豪ブルースウェイン。彼とビッキーは次第に惹かれあっていき、そのうちにビッキーは、ブルースの内面に隠された孤独に気づいていく・・・。

 

 あの、ヒーロー映画のあらすじには感じないですけど、ちゃんとヒーロー映画です。巨大なコウモリとは、犯罪者を日夜退治するヒーローバットマン。彼は全身を黒の鎧で覆い、ワイヤーフックのようなものを発射する銃を持ち、ジェットエンジンバットモービルで移動。めちゃくちゃかっこいい。ヒーローなのにダークな雰囲気を持ってるのもかっこいい。

 それに対峙するヴィラン「ジョーカー」。これがねぇ、クレイジーな感じですごいいいんですよ。

 元はマフィアの幹部で、本名はジャック。ボスの愛人に手を出したことをきっかけにハメられ、化学工場にて警官に追われているところでバットマンに遭遇。戦いの末に、化学薬品の入った槽に転落する。なんとか一命を取り留めたものの、肌は漂白され、顔面はひきつった笑顔に固定されてしまい、それにショックを受けたことで精神が崩壊し、元あった残虐性を残したまま道化師のように犯罪を続ける悪党「ジョーカー」となる。

んですよ。

 こいつのクレイジーな悪行と、それを嬉々とした態度と笑顔(固定されてるけど)で行ってることが、もはやバットマンと同じくらいの魅力があって、最高ですね。

 例えば、肌や口から体内に取り入れることで引きつった笑顔になって死ぬ薬品を、ゴッサムシティ中の製品の中に入れ、そのことをニュース番組をジャックして知らせます。その時の映像、マジでやばいですよ。最初の犠牲者の二人の遺体写真を加工して喋らせたりして「こんなハッピーな笑顔に!」って言って、「『その気になる製品、どこで買えるの?』お前らは、もう、買ってんだよ!」で高笑い。実際にこんなん流れたら怖すぎ。

 

 ちなみに、ジョーカーを演じているのは、「シャイニング」でジャック(ドアの割れ目から狂気的な笑みを浮かべている人)を演じた、ジャックニコルソンです。ジャックダニエルをジャックニコルソンが演じ、ジャックネーピアをジャックニコルソンが演じています。

 

 バットマンかっこいい、ジョーカーやばい。ふたつの魅力がぶつかり合う映画です。めっちゃ面白かった。

 

 でも、ちょっと主役が誰かわかりづらいところがありますね。ブルース、ジャック、ビッキー、いろんな目線で物語が進行していくので、最初のうちは焦点が絞りにくかったです。

 

 まぁでも、さした問題ではないので、みなさん是非観て欲しいです。僕も続編の「リターンズ」観ようと思います。

 

 

12人の怒れる男

 ある少年が父親を殺した。証拠は十分。ほとんどの人間が、少年の有罪を確信していた。裁判ののち、一般人から選ばれた12人の陪審員多数決で判決を決めることになる。全員一致で有罪ならば少年は死刑。12人のうち11人は「有罪」に投票するが、1人、8番陪審員だけが「無罪」に投票した・・・。

 

 陪審員制度をテーマにした小説を原作とした映画12人の怒れる男です。ほとんどのシーンを一つの部屋で撮影していますが、脚本が面白いので全然退屈はしません。

 

 さて、ストーリーについてなんですが、8番陪審員が「無罪」に投票した理由は、少年の無罪を確信していたからではありません。「有罪が確信に至らなかったから」なのです。つまり、8番陪審員自身、「無罪」に投票した時点でも本当は有罪無罪どちらかはわからなかった。でも、「ここであっさり全員一致で有罪ならば、あの少年が死ぬ。もう少し議論してから決めてもいいのではないか」ということで、結局その場では全員一致には至らずに議論を始めていくことになります。

 8番陪審員は、裁判にて出されたさまざまな証拠を挙げ、シミュレーションなどによってその証拠の不確かさを指摘していきます。最初は「やぁやぁ、さっさと投票して帰ろうじゃないか」という雰囲気だった男たちも、次第に苛立ちを見せるようになり、やがて自分なりに議論に参加していきます。主張に耳を傾け、その心を汲み取って判決を覆す者、証拠を理論的に吟味して結論を出した者、早く終わるならそれでいい者、ただ自身の偏見のみで投票していた者、知らぬ間に私事と事件を重ね合わせていた者。こんなふうに、12人それぞれに人間としての性質があり、そのぶつかり合いの映画でもあります。面白いです。

 

 僕は最初観た時「あっ、そういうカンジ」と思ったのですが、結局この映画の中で事件の真相はわかりません。ただ「有罪であると言い切れない」「無罪かもしれない」そういうことです。この映画で重要なのは議論の過程であって、その先にある真相ではないのです。だと思います。議論することが重要。不確かな確信を捨て、少しでも真相に近づこうとすることが重要。そういうことと読み取りました。

 

 法廷を舞台にした人間ドラマ(になるのかな?)。面白いので是非観てください。

 

 

その他:ラバーガールsolo live+「GAME」

 ラバーガールのソロライブ「GAME」の映像を、Amazonプライムでレンタルしました。100円。安い。

 ラバーガールは、大水洋介さんと飛永翼さんの二人で構成された、コントを主としたネタを披露するお笑い芸人です。微妙にリアルな空気感が前から好きで、今回ついに単独公演を通して観ました。

 背が高いのが大水さん、メガネの方が飛永さんです。


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 「リアルパックマン(テレビゲームを遊べる店に入った飛永さんが、リアルパックマンピクミンのモノマネを披露されるコント)」から始まり、「恋愛シュミレーションゲーム ラブリアル(めちゃくちゃ現実に即した恋愛シュミレーションゲームの試作品を遊ぶ)」、「サッカーと二万(サッカーの試合を観ている途中に借金の話をする)」→「ゲーム(サッカーと二万を序章とした表題作)」・・・と続いていきます。全体に統一感があり、一部コントはストーリーが地続きになっていたりして面白いです。

 僕が特に爆笑したのは「ゲーム」。「サッカーと二万」の最後に、日本優勝の勢いで大水さんの保証人になって5000万の借金を負わされた飛永さんが、財閥の息子に借金返済のチャンスとなるゲームを持ちかけられるのですが、そのゲームには全くリスクがないのです。どころか、むしろ飛永さんに圧倒的有利。例えば、

「もしゲームに君が勝つことができたら、5000万の借金は帳消しにしてやろう。だが、もし君が負けた場合は・・・」

「負けた、場合は・・・?」

「帳消しの話はナシだ。」

「・・・すげぇ、リスクが全くないぜ!」

 ゲームの内容は「スリーカードじゃんけん」カイジの「限定じゃんけん」のクソ雑魚バージョンと思ってください。

「よし、早くやろうぜ、なんたってこっちにはリスクがないんだ!」

「まぁそう早まるな。少しここで駆け引きをしよう。最初の勝負、私はグーを出す。つまり君は、パーを出せば勝てるわけだ。」

「そんなこと言って、どうせ別のカードを出すつもりなんだろ?」

「ではもし私がグー以外のカードを出したら、5000万の借金は帳消しにしてやろう。」

「・・・すげぇ、俄然有利になってきたぜ!」

「お前が出したカードは何かな?」

「お前がグーを出すんだから、俺はもちろんパーだ!」

「ふふふふ、はっはっはっはっは!世の中にこんな正直者のバカがいるとはな!」

「なんだって!」

「私が選んだのはチョキだ!」

「騙したな!じゃあ、グー以外のものを出したら5000万をくれるっていうあの約束も・・・!」

「はっはっはっはっは、バカめ!あの約束通り、借金は帳消しにしてやろう。」

「よっしゃぁー!」

 爆笑。ノーリスクでハイリターン。財閥の息子がそれに気づいてないアホさもめちゃくちゃ面白い。この後も、「ゲームを続けるならさらに5000万あげる」「次私はグーを出す。もし騙してパーを出したら5000万あげる」など、徹底的にリスクがない駆け引きが繰り広げられます。

「・・・・このゲーム、楽しすぎる!」

 このコント、表題作(この呼び方で合ってるのか)なだけあってかなり長尺で、中盤は、お金を失ったゲームの主催者が、ドミノのように次々とゲームに参加していくという展開、終盤は、謎の人物からの命令を実行する謎のゲームという展開になります。ピンポン玉を二人の口で挟んで鉄骨を渡ったり、キットカットを二人の口で挟んで折って食べたり。完全に「馬鹿騒ぎするタイプの集まりでやるゲーム」のノリになってて、それはそれで笑えます。

 

 もう一つ特に好きなのは「ギャル男たちの発想が世界を救う」。ギャル男たちが地球や日本の諸問題を見つめ、彼らなりの解決策を考え実行していくというもので、文字に起こすとかっこいいですが発想はギャル男のそれで、例えば、「うなぎが絶滅するかもしれないから、鰻屋の前にエロい女を立たせといて、鰻屋に訪れる人を減らす」とか、「過疎化が進んでるから、エロい女を商店街に立たせといて客寄せにする」とか、「富士山のゴミが増えてるから、山頂にエロい女がゴミ袋を持って立ってるといい」とか。「エロい女」は、大水さん演じる「先輩」の彼女の「サリナ」。電話で一声かければ、鰻屋の前でも商店街でも富士山の山頂でも、どこでも立っているサリナの行動力に脱帽です。

 

 好きなオチは「妖精のいる部屋」のオチ。たとえ妖精であっても、キモいもんはキモい。

 

 めちゃくちゃ面白くて笑ったんで、みなさん興味があれば観てみてください。

 


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 これも「GAME」にて演じられたもの。この中で触れられている「イカが歯に挟まった」ことについても、ちゃんとその後話がされます。

 

 

スマホのフィルムバッキバキ

 水筒などと一緒にスマホをカバンに入れていたので、フィルムがバッキバキになりました。液晶でないのはまだ救いなんですが、人前で出すときにめちゃくちゃ恥ずかしいし、破片がたまにチクッとなって痛いので、なんとかしたいです。でも別にこのままでも良いとも思います。重要度が低いから。

 ちなみに、損傷度合いは19%くらいかな・・・。

 

 

スマホのカメラのガラス部分バッキバキ

 スマホのカメラの、レンズを覆っている四角いガラス的な部分も、バッキバキになっています。正直、こっちはそのうち機能に支障が出そうで怖いです。レンズ剥き出しだし、破片はフィルムより尖ってて刺さるし。

 僕、物の扱い方が悪いかもしれないという疑惑が、最近確信に変わりつつあります。

 

 

マイ・ブラザー・ゴット・インフェクティッド・コロナヴィールス

 オー・シット。

 弟のクラスメイトが、ここ数年巷を騒がせている新型コロナウイルスに感染したということで、弟の学級は一時閉鎖。弟は発熱。PCR検査を受けると、見事陽性ということで、はい。

 弟がコロナにかかりました。

 オー・シット。

 というわけで、連絡を僕は文化祭を早退けし、出席停止になりました。幸いにも劇は終えた直後だったので、劇ができてよかったぁ。今年のクラス発表は劇。先生の要望で「悪魔を出したい。悪魔は女子がいい。」ということで(どゆこと?)「両親を意識不明の重体に追い込んだ犯人を殺してほしいと悪魔に頼む少年」の劇をすることに。僕の係は照明で、劇を終えた直後に連絡を受けて家に帰りました。

 劇ができてよかったぁ。

 

 ・・・じゃねぇーよ。劇以外何もできてないし、二週間謹慎だよ。

 

 弟は全く軽症であり、僕が家に帰る頃には普通にガキの使い晦日スペシャルの録画(トレジャーハンター)を観ていました。

 

 数日後、母・父・僕でPCR検査を受けると、なんと父が陽性でした。というわけで、さらにお休みの日は延びました。ワクチン受けてたんですけど彼。無症状なのはよかったですけどね。これが今話題のブレイクスルーかー、なるほどー。クソが。

 

 このコロナ禍って、いつになったら終わるんですかね?マジでもう本当に我慢の限界って感じなんですけど。最初のうちは夏くらいになったら終わるっつって、今度はワクチンができたら大丈夫っつって、でワクチンはできたけど新しい型のウイルスが出たからあんま意味ない。どうすればいいんですか一体。ずっとマスクつけてるし、今年の文化祭もめちゃくちゃ規模縮小して開催だったし。

 

 はぁ・・・。ちょっとずつ溜まってた鬱憤がこれをきっかけに小爆発した感があります。休みがあるから今このブログを書けてるのもあるんですけど・・・。あーあ。

 

 

前聴いてた曲をめっちゃ聴きたくなる病 第二波

imomosu.hatenablog.com

 

 僕は、昔聴いてた曲をめっちゃ聴きたくなる「昔聴いてた曲をめっちゃ聴きたくなる病」を患ってるんですが、その第二波が来ました。発作が出ると、「歌いたいよぉ!」と初音ミクの消失のモノマネをします。

 

 主に次の曲を激しく聴きたくなります。

 

「ECHO」


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 英語を用いたボカロ曲の金字塔的存在。メロディもビートも歌詞も絵もおしゃれ。

 

「ヒビカセ」


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 機械的でもあり、うねるようでもあるビートがかっこいい。この生々しさを感じる歌詞もいいですよね。

 

炉心融解


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 曲に漂う静寂と寂しさが好きです。(Shout!!)

 

「右肩の蝶」


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 クラクラするような歌詞と歌い方(歌わせ方?)がクセになります。多分めちゃくちゃ快楽物質が脳から分泌されてると思う。

 

「パラジクロロベンゼン


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 中毒性が異常に高い曲です。歌詞は人間的な弱さを曝け出すもので、悲観的。そこにも、この曲がニコニコ動画とかで流行った一因なのかなと思います。別に侮蔑的な意味じゃないです。

 

 

 冷たい系の曲で統一されてるのかな。まぁそういう傾向はあるなぁ。

 

 皆さんも、まぁ、あんまり昔に浸りすぎると危ないので、気をつけてください。前の締めもこんなだった気がします。

 

 

放課後ティータイムの学祭と、いももすの虚しさ

 軽音部に入った女子高生たちがわちゃわちゃするアニメの第二期けいおん!!を観ていました。第17話以降、夏が終わり、マラソン大会も終え、物語は主人公唯たちにとって最後の学園祭に向けて動き出します。部室が使えねぇーだの、唯の妹の憂(世話焼き)が風邪で寝こんだぁーだの、クラス発表の劇の「ロミオとジュリエット」に、澪と律が選ばれたぁーだの、色々とわちゃわちゃしていて、こちらまで桜高校の学園祭に向けて気持ちが昂っていきました。

 そして、第19話で学園祭のドタバタした雰囲気やお泊まりのワクワク感を満喫し、第20話。

 学園祭の2日目、軽音部のバンド、放課後ティータイムのステージ演奏

 クラスメイトたちがステージ上にいる唯の名前を大きな声で呼んだり、めちゃくちゃ内輪の話をMCでしたり。文化祭のステージで見るこういうのって、本人たちはこんなに楽しく純粋な気持ちでやってたんだ、と思いました。性格のねじ曲がり方から、純粋に彼女たちと同じ気持ちでステージを楽しめないのが少し悔しかったです。

 セトリは、唯作詞のノリ系ソング「ごはんはおかず」から、定番の良曲ふわふわ時間、そして、唯が部室騒ぎや憂の風邪などの経験をもとにして作詞した「U&I」

 全力を出し切り、MCはグダグダになりながらもステージは大成功。西日が差し込む、静かな部室に疲れて座り込む一同は、これからのことを話し合います。クリスマス会、お正月は初詣、そして新歓、夏の合宿・・・。次第に声を震わせながら話し、ついに涙を流してしまう彼女たち。もう、来年は、ない。今が最高だからこそ流れる涙がそこにありました。

 

 ・・・さぁ、僕はどうだ!?どうですか!!?涙流れました!!!?中学と高校が合体してるので最後感はないんですが、僕も一応義務教育最後の学祭だったんですよ・・・?

 コロナのこともあったものの、準備にも力を出せたはずだし、そもそも本番は出たし。放課後ティータイムの彼女たちのような、最後を惜しむ涙は僕の目からは流れませんでした・・・。

 それを思い出しながら見ていると、もう心の中に虚しい穴が空いてしまって・・・。唯たちの涙を見るたびに「虚無」が僕を飲み込みました・・・。

 

 「けいおん!!」では、学園祭が終わっていよいよ卒業へと動き出します。唯たちが、この後どのような思いを抱えて日々を送っていくのか。先輩たちが涙を流した時、一人慰める側に回っていた、残される後輩のあずにゃん中野梓の愛称)の思いにも注目したいです。また、いももすはどのような思いで義務教育を終えるのか。みなさんご注目ください。

 


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8月〜9月前半のエピローグ

 いももすの日常、急展開!

 現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のための出席停止を受け、全くもって暇な日々を送っています。弟はもう全然普通の生活だし、母はめちゃくちゃ暇そうにしてるし、父は悠々自適な無症状隔離ライフを送ってるし。僕はというと、アマプラでアニメや映画を観るか、書くペースが阿呆になっているブログを書いていました。あと、えっちな絵をネット上から探してスマホchromeにタブとして残しといたりしてました。完全にchromeが「俺のエロ本」になってるんですけどね。てんで自堕落。

 そして、刻一刻と近づいてくる義務教育の修了。習ってること自体はもうとっくの前に義務教育を終えちゃってるんですけど(僕が追いつけてるかどうかは別)。卒業の自覚がないのは、中高一貫に入ったデメリットとも言えるかもしれないですね。なんかちょっと損した気分なんですよ。登校手段変わらん、メンバー変わらん、制服、校歌、校舎、全部変わらん。これで「中学卒業感」出るわけないです。実際卒業はしてないんですけどね。

 卒業という人生の転機を、一つ失ってるんですよ僕は。入学するときにもうちょいそこらへん考えときゃよかったなぁー、なんて思うんですけど。

 

 さて、中学課程修了に向けてどのような心持ちでやっていきましょうか・・・というところで締めさせていただきます。ありがとうございました。